横浜の司法書士安西雅史のブログ

2011-01-23湘南国際マラソンで初のフルマラソンに挑戦しました。

子供の成長

2007-06-28 | 業務日誌


成年後見の申し立て急増 06年度は3万件超

この記事によれば、06年度に選ばれた成年後見人は、親族が82%、第三者が18%。詐欺や訪問販売などの被害に遭うケースが出る中、弁護士(5.1%)、司法書士(6.2%)、社会福祉士(2.8%)といった専門家の数が増えつつあるとのこと。

最近、成年後見の申立てに関する問い合わせをよく受ける。
申立ての実情は、不動産を売却する必要がある、遺産分割協議をしたい等、特定の目的がある場合が多いが、それ以外にも、例えば、本人が寝たきりになってしまい、これから財産を管理・保護していく必要がある、ほっておくと知らない間に無用な契約を締結してしまう恐れがあるため、本人が回復するまで、頼れる身内を後見人にして本人の資産を守りたいという事情もある。

週の後半木曜日


本局の後見課で、登記事項証明書を取得。
昨日行ったら、システムがダウンしていつ交付出来るか未定~と言われたので、今日出直してきた。
これは、1通につき400円。最近では300円とか400円などの登記印紙もよく使うので、100円の登記印紙も事務所にストックさせている。
ところで、この登記事項証明書(または、登記されていないことの証明書)は、不動産の登記事項証明書と違い、取引の安全の保護と本人のプライバシー保護の調和を図る観点から、これを取得できる者が、本人,その配偶者・四親等内の親族,成年後見人など一定の者に限定されている。それ以外の者が請求する場合は、その者からの委任状が必要になる。

そのまま決済へ。
決済でたまに可愛い赤ちゃんに出会す。たぶん、買主さんは、子供が産まれ今の家が手狭になって、引っ越しを決意したのだと思う。何か見ているだけで幸せな気分になれる
また、契約から決済まで半年くらいかかる場合など、仲介業者の人は、その赤ちゃんの成長に何度か立ち会ってきているわけで、最初に会ったときは、大分違って見えるのではないのかな。赤ちゃんは、六ヶ月あればかなり成長しますからね。
今日の子は、八ヶ月って言っていた。ウチはまだ2週間です~、なんて話で少し盛り上がった。。赤ちゃんが新しいおウチに早く慣れると良いですね












復代理

2007-06-21 | 業務日誌
<梅雨入り>気象庁「予報外れた」…修正は必至 苦情相次ぐ

沖縄はもう梅雨明けしたらしいですね。



週の後半木曜日

午前
決済
所有権移転登記を申請する場合、申請書には登記権利者(売買なら買主)の住所証明書を添付する。通常は住民票を添付するが、印鑑証明書も住所証明書として使用できる。
この趣旨は、架空名義人の登記を防止することとされている。

では、登記権利者が本邦に在留する外国人の場合は何を添付するのだろうか・・・
まず、日本に居住する外国人は、その居住する住所地の役所へ外国人の登録申請をする必要があり(外登法3)、当該外国人に係る登録原票の写し又は登録原票に登録した事項に関する証明書(登録原票記載事項証明書)の交付を請求できる(同4の3)。
これには、当該外国人の本邦での居住地が記載されており、実務上、この「登録原票記載事項証明書」を住所証明書として添付する。
因みに登記する氏名は、登録原票記載事項証明書に記載されている「通称名」でも可能である。


午後
つーか、暑っ
代理申請の相続登記が戻ってきた。
委任状に「復代理」と打つと、いつも「福田入り」と変換される・・
うん、別に意味はない。
同封されていた請求書の金額をネットで振り込んだ。後は、クライアントに電話して、登記が完了しましたーと報告。
その後、別の相続登記のチェック、またこれも遠方の物件。というわけで、私の委任状を付けて代理申請の準備~
登記済証(識別情報)が交付されるケースでは郵送での受領が出来ないため、まだまだ代理申請の出番はあるかと。。















原本還付

2007-06-18 | 業務日誌



週のスタート月曜日


午前
横須賀で決済~
一昨日の土曜日、急に依頼が入った。
至急必要な資料をファックスしてもらって、あ、住所変更があるやん、でも住民票で繋がっているから、大丈夫そうだな・・
委任状や登記原因証明情報、ついでに申請書も作成し、まとめてプリントアウト。横須賀は、オンライン指定庁なので、申請書類の準備が比較的ラク。。
通常こーいう依頼は、現金決済がほとんどで、申請件数も1.2件くらい。
で、資金実行後、そのまま横須賀の法務局へ申請~
到着後、まず原本還付する書類のコピーを撮ろうと思ったら、コピー機が長蛇の列列列・・・ひたすら並んで、500円玉入れたら、あら、500円不可って書いてあるよ・・他に小銭持ってないし・・・結局印紙売り場で両替してまた並び直し
あとはこれを申請書へ綴って、最後に「受領印影届」を付けてそのまま申請~
今日出して、明明後日が完了日だと。。

午後
以前働いていた事務所へ挨拶~
子供が産まれましたって報告
司法書士の試験合格後、補助者経験を何年経てから独立するかは、その人の環境や事情によって異なるだろう。私の場合は、ほぼ未経験からスタートして、3年くらいここでお世話になった。3年も勤めれば、かなりの仕事を覚えられたし、その時得た経験や知識が今の仕事で最大限に生かせていることは大変感謝している。

夕方
そのままクライアントの自宅へ。
来週末の決済で、事前の書類確認。まぁ当日確認しても問題ないが、間違いがあるといけないし、少なくとも、事前に必要な書類を見に来てほしいと頼まれれば、私は出来るだけ行くようにしている。
















無事産まれました(^^)

2007-06-15 | 業務日誌
ようやく昨日2600gの元気な女の子が産まれました。
多くの人からお祝いや激励のメールを頂き、ただただ感謝ですm(_)m
2時間ちょっとのスピード出産でした。
私が越谷の病院に着いた時には、もう産まれていました(^^;)
あらま、、、


週のおしまい金曜日

午前
決済
大安で日が良いからか、銀行の全てのブースが埋まっていた。
雑談中、ある仲介業者が言っていたが、決済ってのは、1に確認・2に確認と、とにかく事前の確認作業が大事だと。
うん、確かにその通りなんだよな。
事前に資料等を精査していて、あれ、なんか変だ??、でもいちいち電話して確認するほどの事じゃないか・・・・うーん、でもやっぱ念のため聞いてみよう・・
と思って、電話確認したら、お互いに何か勘違いしていたって事がたまにある。
ミスを防ぐには、とにかく確認と・・

その後
支払い
司法書士登録して自分で仕事をやると、やりがいというか、ちょっとした達成感みたいなものは補助者時代より多々感じられる。が、当然、何かあった時の責任も大きく問われる。
さらに、出費の面も、毎月いろんな名目の登録費がかかって、調査士会、司法書士会への年会費以外にも、個々の支部会費(う、、これが結構なお値段で・・)とか組合費とか、あと当然保険関係も・・・
ま、いろいろな請求書が容赦なく送られて来るわけ(笑

夕方
来客
株式会社の設立
事業目的が建設業の許可を要するような内容だったので、行政書士さんも同席してもらって今後の流れの説明。
こーいうケースは初めてだったが、側で聞いていて非常に勉強になった。
建設事業の場合、軽微な建設工事を除き、事業を営む者は、あらかじめ国土交通大臣または都道府県知事の許可を受けなければならない。この許可要件が結構複雑で、また都道府県ごとに扱いが異なっているため、会社を設立する前に、この辺をクリアにしておく必要がある。なぜなら、会社を設立したのに許可が下りなければ、せっかく費用をかけて起業しても意味がなくなってしまうので、そーいう事態は絶対に避けなければならない。














早口言葉

2007-06-13 | 業務日誌



あるラジオのニュースで、「商標訴訟で勝訴」を
しょうしょうしょしょうでしょうしょ・・・って言っていた。

思わず笑ってしまった・・


週の真ん中水曜日


ウチの事務所のパソコンは3台をランで繋げているのだが、なんだか昨日から調子が悪い
で、ネットワーク接続とかいろいろいじっていたが、どうやら原因は、最近導入したウィルス対策ソフトのファイアーウォールが強すぎて、お互いのPCを制御しあっていたらしい。でも、ファイアーウォールを解除するわけにもいかんし、うーん、どうしたもんか・・・
今ではセキュリティソフトは必須だが、その強度を上げすぎると、PCがガッチガチになりメールの送受信が出来なかったり、逆に下げればいつ知らないうちにウィルスに感染するかもわからない。

とりあえず、ポートの設定を変えたら一応解決したので、ようやく仕事開始~。

鎌倉簡裁へ。
戸塚から車で行くと、北鎌倉~八幡宮のルートで行くのだが、ホント、ここいつも大渋滞だな
で、到着して、書類を確認したら、あら、甲号証の写しが一枚抜けてた・・
なわけで、向かいのコンビニでコピーをして、審査してもらった後、期日の打ち合わせ。
とりあえず月末は避けた。

夕方
事務所戻ってひたすら引き直し計算。
にしても最近過払いが多い気がする。。
というより、最近のニュース等でクライアントは、自分が過払いになっているのがわかっていて、その回収の手続きを私に依頼しているという感じ。








噺家

2007-06-11 | 業務日誌

昨日、国分太一くんらが出演している映画「しゃべれども しゃべれども」を見てきた。
個人的には「プレステージ」を見たかったんだけど、家内の予定日が超過していたこともあって、2時間以上の映画は体力的にも却下っつーことで。。

これは落語を題材にした映画であり、とてもわかりやすくコミカルに仕上がっている。国分くんの噺家ぶりも、とても上手いと思った。。

どうやら落語の世界には、私には知らない有名な噺ネタがいくつかあるらしく(「火焔太鼓」とか「まんじゅうこわい」etc)、そのネタを知っていると、また違う面白さが発見できると思う。今やっている邦画の中では結構お勧め


はい、週の始まり月曜日

午前

後見の申立をした件で、裁判所から、後見開始の審判書と後見人への事務連絡という書類が送られてきた。
後見人等がこの審判書を受領してから2週間以内に、誰も不服を申立なければ、審判は確定する。確定後は、裁判所が東京法務局に成年後見登記を行う。で、登記が完了すれば、後見人は、必要に応じて法務局(と言っても、取得できる法務局は限られている。)で登記事項証明書を取得し、金融機関や各種機関と必要な手続きを行う。
また、審判開始後、後見人は、指定された期日までに裁判所に財産目録と後見事務計画書を提出しなければならない。


午後

来客→抹消
抹消登記にせよ抵当権設定登記にせよ、現在の所有者の住所が、登記記録と相違している場合は、前提として所有権登記名義人住所変更登記(じゅうへん)が必要になる。
なもんで、電話で抹消登記の費用の問い合わせを受けた時や、銀行から担保設定の見積もりの依頼を受けた際には、じゅうへんが必要なケースか否かを確認しないと、総額での登記記費用を誤って案内してしまうことになるわけよ。
また、申請する司法書士も、このじゅうへんをすっ飛ばすと、登記は却下されてしまうので、絶対に見落とすわけにはいかない
氏名に関しては、誤字・俗字と正字との関係とか、まぁこの登記はナメテかかると痛恨の一撃を食らうことになる。

たかがじゅうへん、されどじゅうへんである・・




桂文珍師匠、慶應大学で講演~
かなり笑えまっせ。。

落語的笑いのすすめ

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建物認定要件

2007-06-08 | 業務日誌
ありゃりゃ、ここへ来て完全に停滞気味だな

話のネタは毎日の事だからそれなりにあるんだけど、いざ夜、自宅のPCをつけてブログでもアップしよーと思うと、、、

あれ?・・自分今日何したっけ??

と、キーボードを打つ指が完全に止まってしまう。。で、今日もパスみたいな・・・
これって、ブログを途中で辞めてしまう典型だろう。。
せっかくなんでもう少し続けてみたい。


週のおしまい金曜日


いくつか登記の見積もりの依頼があったので、ダダッ~とファックス。
最近、クライアントとのやり取りはメールが大半だが、謄本や見積書等は、いちいちスキャナで読み込んでメール送信するよりは、直接ファックス使って送信した方が手っ取り早い。
でも一部の金融機関は、かなり前から個人情報の関係からファックスでの送信をしてくれず、例えば抹消書類等を確認するときは、直接店頭窓口へ行くか、文章を機密ファイルにしてメールで送ってもらう。
この場合、復元するためのパスワードを聞いておかないとファイルの実行が出来ない。。

その後
今週かなり悩まされていた訴訟の案件で、とりあえず訴状の作成が完了~
あとは、クライアントから陳述書をもらって来週早々にでも提訴の予定。しっかし、裁判関係の仕事を引き受けると完全に他の仕事が止まるな。。

午後
建物の調査。
不動産登記法上、建物を新築したら1ヶ月以内に登記せよとなっている。
ここで言う建物とは、以下の5つ要件を満たしている必要がある。

1) 土地に定着し、容易に移動することができないこと(定着性)
2) 材料を使用して人為的に建てられたものであること(構築性)
3) 屋根及び周壁等によって外気を遮断できる構造であること(外気分断性)
4) 使用目的にかなうだけの可能な生活空間(人貨滞留性)が形成されていること(用途性)
5) 取引の対象になりうるものであること(取引性)

例えば、ガソリンスタンド等の給油所は、通常、外気と分断されていないから建物とは認められず、また、周壁の耐久性が乏しいビニールハウスや、住宅展示場のモデルハウスなどは、土地への定着性(永続性)がないため、建物とは認められない。

と言っても、私が受けている案件は、自宅を建て替えたから登記して~ってのがほとんどで、もし建物の認定で悩むとしたら、例えば、まだ内装工事が途中で、これは建物と呼べるのか微妙だなって、そんなところだと思ふ。









却下

2007-06-04 | 業務日誌

レストランで何分待てる?=東京、大阪で比較調査

書士の受験時代、横浜のイタメシ屋でバイトをしていたが、その時先輩が私に次のようなことをよく言っていた。

お客様を席に案内してから待たせるわけにはいかない。ただ、外で並んで待って頂いている間は、ある程度我慢もしてくれる。
だから、店の席が空いていても、お待たせしそうなら席には案内しないで、外で並んで待っていてもらうんだよって。。

昨日、ララポートへ行った時も、ランチ時、席は空いているがいつまでも中へ案内されない状態だった。
これもこのことなのだろうか・・・ってちょっと思ったわけ。。



週の始まり月曜日

ゴゼン

、オンラインで申請した登記事項証明書が却下されてる・・・
どうやら納付期限が切れたらしい。
先月末に申請だけして気がついたら放置していた。。ありゃ、、
納付期限が過ぎると歳入金電子納付システムは利用できないので、申請は問答無用で却下される。
因みに商業のオンライン申請の場合は、納付期限が過ぎても後から印紙で納めれば、補正期間なら却下はされない。

ゴゴ

有限会社から株式会社への商号変更~。
登記手続きとしては、特例有限会社については解散登記、商号変更後の株式会社については設立の登記を同時に申請する。
これは新会社法の施行によってできた新しい登記手続きだが、施行当時は、実際に受託してみると移行に併せて本店移転もある場合、これらと同時に申請できるのか、とか、取締役会設置会社の場合、代表取締役はどこで選定するのか等、なかなか悩ましい登記だった

ただ、1年経ってみると、この登記手続きの論点ももう出尽くしたって感があるな・・・

と思いきや、意外なところでまた壁にブチ当たった

その後

溜まっていた届けもの&評価証明書の取得~

すべて終わって休憩でもしようと思ったら、来客の予定が早まったので、
急いで事務所へ

来客
建物滅失。書類作成。