横浜の司法書士安西雅史のブログ

2011-01-23湘南国際マラソンで初のフルマラソンに挑戦しました。

一年戦争

2007-01-25 | 業務日誌

週の後半木曜日

あー、なんだかバタバタしてきたぞと。。

午前

明日の決済の件で、いろいろ準備、
と、それと同時にメールで、来月早々に会社を設立したい
という依頼があったので、まずは、会社の概要を確認させてもらった。

会社法施行により、従前の最低資本金制度が撤廃されたため、
株式会社の設立が容易になり、これを機に起業したいという依頼をよく受ける
(主にメールやインターネットで)

会社を設立する際には、まずその会社の主な概要を決め
(商号・目的・本店所在地・役員や発起人等)
それを基に会社の原始定款を作成し、公証人から認証を受ける。

認証に関して、最近では、電子認証が盛んで(なぜなら印紙代4万円が不要)、
これはまず、ワード等で定款の電子文書を作り、それをPDFファイル(Adobe の
Acrobatシリーズに限るとのこと)に転換する。

で、それを電子証明書を用いてプラグインソフトウェアで電子署名する。
(なんのこっちゃ)

最後に、その電子署名をしたPDFファイルをフロッピーディスクに保存して
公証役場の窓口に提出し、公証人から認証を受けるって流れ。

電子認証と言いながらも、わざわざ窓口に持参しなければならないのが現状。

ところで、いったん電子署名をした電子文書はその字句の訂正・変更はできないため
認証を受ける前に必ず公証役場に定款の原案をファックスするなどして
予め内容や文言を確認してもらう。

定款の認証が無事終われば、設立作業の大半は終わったって感じかな。


最短で、依頼から1週間くらいで簡単に会社が出来ちゃうんだから、
従来よりかなり費用も時間も短縮出来る。


午後

来客→抵当権の抹消登記の依頼

だが、その前にやるべき相続登記が発生していた。
どちらも期限はないため、また後日連絡してもらう事にした。



近くに24時間郵便業務を受付けている郵便局があり、
いくつか郵送申請する案件があったので、帰りがけに出してきた。

ちょうど深夜23時を回っていたが、窓口の担当者がもの凄いハイテンションで
接客してきてくれて、なんだかそれを見ていたら今日一日の疲れがふっとんだって感じ









アタックチャ~ンス

2007-01-21 | 雑談



本日、2007年一発目の映画を鑑賞してきた。


今年の映画はどれも見ごたえがありそうで

ディパーテッド
マリー・アントワネット
それでもボクはやってない
ラッキーナンバー7
犬神家の一族
武士の一分
硫黄島からの手紙


うん、どれもまだ見ていないし、是非全部見てみたい


ただ、どれか一作品ということなら、消去法で考えると下3つは完全に出遅れたって感じ。

何かのブログに書いてあったけど、見たい映画は公開2.3日以内に見に行くのが良いかと。当然そこにはこの映画をホントに見たい!という人たちが集まっており、映画館の雰囲気や緊張感もいい感じになっているはず


で、ちょうど昨日から公開したのが上3つ。

昨今の邦画ブームを期待して、これを見てきた。。



周防正行監督最新作『それでもボクはやってない』

監督 周防正行(他、Shall We ダンス?・シコふんじゃった。等)
出演 加瀬亮 、瀬戸朝香 、山本耕史、鈴木蘭々 役所広司・・・



これは痴漢冤罪事件を題材にした本格的な社会派映画。

といっても、そんなに重たくはなく、刑事裁判に詳しくない人でも十分楽しめ、また現在の日本の刑事裁判制度について考えさせられる作品だ作品を見ていると、のっけから最後まで主人公に感情移入でき、また上映時間が143分という大作にもかかわらず、テンポが良いため最後まで飽きがこない。

今後日本で裁判員制度が導入されていく中で、冤罪事件は意外と身近な所でも起きてしまうという現在の日本の刑事裁判の問題点を少しでも浮き彫りにしてくれている作品ではないだろうか。


「それでもボクはやってない」

見る価値はあると思います。。






源泉

2007-01-17 | 業務日誌

週の真ん中水曜日

きょうのできごと~

午前

出張。

って、今日に限ってなんで雨なん?


帰りに銀行で源泉徴収分のお金を納付。

これと消費税って、もともと自分のお金じゃないのは分かっているんだけど
なーんか、身銭切って払っているような気になってしまう・・・

自営に転向して以来、2.3ヶ月に1回位は、何らかの税金を払っているのでは
なかろうか



午後

来客→相続の依頼

相続登記手続きに必要な相続書類は、その案件によって異なってくる。

通常は、相続書類の一部として、亡くなった人の12.3歳くらいから
死亡に至るまでの戸籍、除籍及び改正原戸籍等が必要。
これは、相続人全員を特定させるため。。

その際、戸籍の一部が震災や戦時中の空襲によって焼失している場合は、
管轄の役所からその旨の証明書をもらう。
戸籍の保存期間が経過したため交付できないって場合も同様。

実務では、その証明書と合わせて、相続人全員から「他に相続人がいない」旨の
上申書なんてものを添付する。

ただ、もし遺言書(よくあるのが相続させる旨の遺言)があれば、
登記に際して受贈者以外の相続人を特定する必要はなく
従って、必要書類としては、死亡した時点での最後の戸籍のみで足りる。

同じ相続登記だが、登記手続きとしては、こっちの方がラクチン









一部移転

2007-01-15 | 業務日誌

週の始まり月曜日


事務所着くと、まずは、メールのチェック。

月曜日って、結構溜まっているもの。。
問い合わせが来ていれば、出来るだけ早く返信をするようにはしている。

その後
品川で決済。

高校時代は、横浜から品川まで、毎日東海道線使って通っていたが・・
その当時は高輪方面。
で、最近は港南方面に行くことが多い


さて、決済に際して、抹消すべき抵当権等が付いている場合、
通常、これらの抵当権者にも同席してもらうことが好ましい。

この際に例えば、抵当権が一部移転している場合は、
元の抵当権者の権利がまだ残っているので、
移転元、移転先、双方の抵当権者の関与が必要になる。

今回のは抵当権の一部移転だけでも3回くらい繰り返していたもんで、
債権者だけでも4.5人は来ていた。

まずはその者全員から抹消の書類を預かり、他の書類と共に精査し、
最後に問題がなければ、資金実行をかけるって流れ。。

送金が完了して決済が終わるときもあれば、抵当権者への着金確認まで
一緒に待つときもある。


午後

事務所に戻って書類の作成。帰ってくるのに結構時間がかかってしまった。。
他管轄の物件だと、少々気が焦る

こーいう時、オンライン申請で申請書だけでも送信出来れば、
かなり助かるのだが・・




東京の同期の人が戸塚に来ていたので、待ち合わせて一緒にメシ。
お勧めの飲み屋を紹介しようと思い、行ってみたら
きれーに無くなっていた

ありゃ、潰れちゃったのか・・・






合筆

2007-01-12 | 業務日誌
週の終わり金曜日


午前

土地の決済やったら、その流れで、ついでに建物の滅失登記もお願いしますよって。

あら、何かいい感じ。


他管の法務局から電話。。

この仕事していて、これほど歓迎できない電話もないね

まずいい話なわけがないし。。

ちょうど別件で評価証明書の打ち合わせがあったので、
直接行って話しをしてきた。

そしたら、その人は前に戸塚にいた人。
どーりで、電話の感じがフランクだったわけだ。


午後

来週の決済の件で、分筆後の謄本がファックスで送られてきた。

で、良く見たら、分合筆だった


合筆登記をすると、新たに合筆の登記済権利証が発行される。
それがオンライン指定庁なら、登記識別情報が通知される。

つまり、何の変哲もなかったはずの決済が、事前に合筆したことにより
登記識別情報を扱う登記に替わってしまった。

あー、でも確か、この場合は合筆前の登記済権利証でも良かったんだっけ?

識別情報の場合、合筆前のは使えない(?)って話が、頭ん中で
ごっちゃになっている・・・

いずれにしても、識別情報使って登記するなら、やっぱ有効性の検証しないと
マズイもんな。。

たく、こんなところにも識別情報の弊害が・・・
ホント厄介。。


さて、明日は、大学時代の友人の結婚パーティー

こーゆうキッカケがないと、なかなか旧友とは会えなくなってきている。





新人

2007-01-09 | 業務日誌


週の前半火曜日

今日から1人新人が来た。

採否を決める際、年齢は特に気にしていなかったが、今日何となく聞いてみたら
26歳って言われ、改めて、若!と思った。

考えてみたら私から見て年下のスタッフは、初めて。

午前

相手に仕事をいろいろ教えつつ自分の仕事もこなしてたら、
知らないうちに午前が終った。

自分も最初この仕事したときは、試験勉強と実務のギャップに結構
戸惑ったかも。
減税証明書や評価証明書の取得方法、戸籍の見方や取り寄せ方・・・
ま、やりながら覚えるって感じでしょうかね。

で、昼飯

午後

書類作成

あ、申請書の日付けが平成18年のままになっていた・・
ま、申請書は訂正印で直しちゃえと。

その後、銀行へお出かけ。書類の受け取りやらいろいろ。

新人も連れて行った。

1日中私と一緒で結構疲れただろうな。




七里ガ浜東

2007-01-05 | 業務日誌


仕事開始2日目

午前

建物を新築した時は、建物表題登記を法務局に申請する必要がある。
それにより、当該建物の登記記録(昔でいう登記簿謄本)が出来上がる。
この登記を建物表題登記と言い、建物新築後1ヵ月以内にするよう定められている。


で、今日は、昨年末雨が降って延期になってしまった建物の測量をすべく、いざ鎌倉へ

物件は、鎌倉の七里ガ浜なんだけど、あの辺の高台って今日みたいに
天気が良いと海も富士山も絶景の眺めなんですね

また、近くを走っている江ノ電がいい感じで風情を醸し出していて、

うん、このままドライブし続けようって気になった。(オイッ)


きっとこの付近は毎年の鎌倉花火大会にも事欠かないものかと。

こんなところで毎日生活出来るなんてステキです


午後

昨日の郵送物の中に、以前から続いていた贈与登記の必要書類が署名押印されて
送られてきていた。

神奈川法務局管轄内の物件だったから、先月末くらいから気になっていたんだけど、
ギリギリで間に合ったといった感じ。

なもんで、とりあえず作って申請に行ってきた。

今日と9日以降に申請するのとではえらい違いだし・・



正月気分

2007-01-03 | 雑談


忠臣蔵1/47 完全版





1年で唯一の長期休暇があっという間に終わってしまった。

年末は連日忘年会、年始は両家の実家で昼間から飲んだくれって感じで、
どちらかというと休みの間、シラフでいた時間のほうが少なかったりして・・

そんな中、自分の中での正月の楽しみは箱根駅伝と時代劇だったりする。

昨日の箱根駅伝での今井選手の走りには思わず感動~
TVでは、彼のことを「山の神様」なんて呼んでいたが、
登り坂をそれと感じさせない彼の走りはさすが
前に人がいればきっともっと抜いたんでしょうね。

その後、新春の時代劇
とにかく時代劇には目がなくて


去年も見たけど、今年もまた10時間見てしまった。
上に掲げてあるのはたしか3.4年くらい前にテレビでやっていた忠臣蔵
これも面白かった

まぁ、この話ってホントネタが尽きない感じで、とにかく見ていて飽きない。

あと、戦国時代の話もまた然り

今日も先程まで見ていた。

主役が明智光秀で、しかもそれをたったの2時間半でまとめるとなると、
あの時代の割に登場人物がかなり限られてしまうのは仕方ないかと。

しかし、いくら光秀が主役だからと言って、あれでは一豊・・じゃなかった、
信長がただの鬼畜物でしかないですよ。

それと、昨年功名が辻をずっと見ていただけに、あのキャスティングには
どうしても違和感があった
いかにもフジテレビって感じでしたね


うん、まぁ、でも、内容はそれなりにまとまっていたんじゃないですか。


さて、明日からまたお仕事。