おはようございます
2週間と少しぶりに、自宅で寝ることができましたw 久々に快適な睡眠でした。はい。
この出張の間にも何名か患者が発生し、一人の方は近くの二次救急病院に搬送したのですが・・・話を聞く限りでは「こんな病院あるのか」というほど、対応が悪かったようです。一応臨床研修を引き受けているようなんですけど・・・(汗
処置に関しては僕は何も言えませんが…
病院にもいろいろありますね。当たり前ですが・・・・。
さて、この2週間ほど情報から隔絶された空間にいたため、最近2週間の記事をYahooなどで見ていたのですが、いくつか気になる記事がありました。
とりあえずこちらを紹介します・。
医師1000人不足 都市部偏在、浮き彫り 北海道調査
http://www.asahi.com/health/news/HOK201202180001.html
医師不足の現状を把握するため、北海道は昨年6月現在に医療現場で新たに必要な医師数を調べ、結果を公表した。道内全域で必要とされる医師の数は計1075人で、都市部に医師が偏在している現状が改めて浮き彫りになった。
道内の全583病院と、出産を取り扱う44診療所を対象にアンケートし、約8割の505施設が回答した。各医療施設が「必要な数」と応えた医師数を積み上げたほか、現在働いている医師の数に対し、本来必要だとされる数を比較したデータを示した。数値が高いほど医師不足が深刻となる。
道内に21ある中規模の医療提供単位「2次医療圏」別にみると、道内平均の1.14倍を下回ったのは、札幌圏(1.07倍)と旭川市を含む上川中部、北空知(いずれも1.13倍)の3圏域だけ。最も倍率が高かったのは道南の北渡島・檜山で1.65倍。留萌1.49倍、中空知1.38倍、日高1.35倍と続き、都市部との格差が大きかった。
必要な医師の数を診療科別にみると、最も多かったのは内科で219人。消化器内科(78人)や循環器内科(69人)、整形外科(87人)、精神科(64人)も多かった。
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先日、
大前研一の「内科医は聴診器を当てて、薬を出すだけだから人気が高い」発言
という記事を書きましたが、北海道に関しての調査を見る限りでは・・・内科系医師の不足はあるようです。
いや、そもそも医師が充足しているとは言えないのですけどね
総合的に見る力が必要ということかもしれません。
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。
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それでは、次の記事に行きます。
こんばんは、コメントありがとうございます
確かにおっしゃられている通りで、少なくとも医師に責任を押し付けないで、必要なことをするべきだと思います。
そういったバックアップ体制がなければ、自治体を避けるようになるだろうと思います
よくわかりました。ありがとうございます。
また、コメントいただければと存じます
こんばんは、コメントありがとうございます
2チャンネルを見ていないので良くわからなのですが、他の医療系ブログなどでも話題になっている件でしょうか?
いろいろと問題はあったようですけど、札幌医大の麻酔科は他の2病院からも常勤医を引き上げるようですし、本当に余裕がないのかもしれませんね。
1つわからないところがあるのですが、自治体側の医療のバックアップ体制とはどういったものをおっしゃっているのでしょうか。
バックアップできるものであれば、何であってもあったほうが良いと思いますが、実行可能かどうかがちょっとイメージができませんでした。
また、コメントいただければと存じます
こんばんは、コメントありがとうございます
研修医に人気のある病院というのはやはり優秀な教育プログラムを持った病院です。それは当たり前のことですが、地元九州から遠く離れた江別市民病院(東京の有名病院でもなく)に人が集まるのは面白い話です。
研修医の先生が病院を選択するときには「将来のビジョン」が見えていなくてはなりません。
僕は血液内科医として「総合的に診療できる能力」「抗癌剤治療に関するもの」「血液内科医としての能力」「緩和ケア」「感染症学」などに集中して学びました。
関係ないかもしれない分野の研修ですら、j分が将来どのようにかかわるかを考え研修したものです。
江別市民病院のメリットを生かした将来のビジョンを研修医の先生方が見つけ出して集まるというのは、本当に面白いと思います。
まぁ、研修医としての選択でその後の道はまだまだ変更はできるのですけど。
また、コメントいただければと存じます
こんばんは、コメントありがとうございます
江別市民病院の副院長さんの話は初めて聞きました。確かに一つのモデルケースとして参考にしているのだろうと思います。
地域や自治体で「教育」にまで目を向ける余裕があるかどうか、そこがポイントかもしれませんね。
また、コメントいただければと存じます