もう一つ続けます
現在、週末以外はテレビも見れない環境にいるため「世界陸上」の話題についていけません。今年は久しぶりに見る時間があると思っていたのですが、週末以外はアウト。ちなみに昨日の韓国戦はぎりぎり見れました(自宅に帰ってきたので)。
世界陸上に関してですが、福島千里もがんばりました(同じ北海道ということもあり、応援してます)し、ボルトのフライングなどもありましたね。
福島、準決勝敗退「このレベルで戦える人間じゃない」=世界陸上・女子200メートル
スポーツナビ 9月1日(木)21時26分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110901-00000050-spnavi-spo
第1組の1レーンに登場した福島、前半は互角の走りをみせる。しかし後半はカーメリタ・ジーターらトップ選手に引き離され、23秒52で同組8位に終わった。
以下、福島のコメント。
「今はこれが精いっぱいだったのかなという気持ちもあるので、(決勝進出は)もっともっと先に言う目標だったのかなと思います。
(反省点は)トータルで力がなかったということです。100メートルの準決勝でもしかしたらって思った自分がバカだった、甘いなって思ってます。その後は開き直れました。自分は何を言ってたんだと。1本でも多くと臨んで2本走れたのでよかった。
まだこのレベルで戦えるような人間じゃないし、どういう目標を立てればいいかとか正直分からないので、これからかなと思います。何回も何回も落ちて、経験させてもらって、いつか(決勝に)結びつくように底力を上げていきたいです。
(ロンドン五輪に向けて)自分の位置がはっきり分かったので、それはすごくプラスになりました。世界に初めて出て北京五輪に出場したときから、(世界との差は)半分くらいになったかな。一歩一歩というより、一足でもいいから、ゆっくりゆっくり上がっていけたらいいです。準決勝で1つ1つ順位を上げていけるように、この大会がいいきっかけになればと思います」
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悔しい思いはあると思いますが、この前向きさがいいですよね。万一、何かがうまくいかなかったとしても「自分の位置、力がよくわかった」と言えるのはいいことだと思います。僕もそういう風になりたいものです。
また、室伏広治の金メダルもよかったです。
世界陸上ハンマー投げ「金」 室伏広治 被災地の思い 力にかえて
【Athletes】ハンマー投げ金メダルの室伏広治は、被災地の中学校で手渡された日の丸とともに場内を回った=8月29日、韓国・大邱(ロイター)
1983年に始まった世界陸上で、36歳325日での金メダルは男子選手史上最年長での獲得となる。6回中4度もハンマーを80メートル以上を投げて他を圧した室伏広治は、「ただただうれしい」と満面の笑顔をみせた。
ビクトリーランでは、被災地石巻市の門脇中学校で手渡された寄せ書きの日の丸とともに場内を回った。6月、日本選手権で17連覇を果たした室伏はその足で石巻に向かい、門脇中学校で「1日体育教師」を務め生徒たちとリレーを走った。
「ハンマーにすべてを込めてとばしてくれ」「心はひとつ」「こっちは被災していろいろがんばってます。なので優勝目指してがんばってください」。彼らの期待に応えた金でもあった。
■体と技術が共鳴
2009年ベルリンの前回大会を欠場したころは、頭の中に「現役引退」の文字もあった。これを振り切ったのは、肉体改造の成功だった。
20代の室伏は「本当に練習が大好きだった」と、1日7時間を練習に割き、160回も投げる日もあった。今は、ほとんど投げない。「ただ重さをあげることに酔いしれていた」という200キロ以上を平気で上げていたベンチプレスも、「今は一切やらない。ハンマー投げに結びつくとは思えないから」。
逆に増やしたのは、「筋肉に使い方を覚えさせるトレーニング」。「赤ちゃんの寝返り」をヒントにしたトレーニングも話題になった。2年前からコンビを組む理学療法士、ロバード大橋氏との二人三脚で新たな練習方法を次々と編み出し、「ファンダメンタル(基礎運動)」を高めることで、故障と無縁になり、体と技術が共鳴した。
室伏には、アスリートの顔とともに、中京大大学院でスポーツ科学を専攻する科学者としての顔もある。今年1月、都内で練習を公開したときには「割れて格好がいい腹筋は実に見た目がいいけど、体幹の役目はしていません」と話し、集まった記者たちのダブついた腹部を見て「みなさん安心してください。メタボでもいいんです。ただ、内科的データが悪ければNGですからね」と、自ら記者たちにコーヒーを配って回った。
「スポーツ科学の進歩を上手に(競技に)取り入れたい」と静かに話す姿は、「室伏博士」と呼ぶにふさわしかった。
■「五輪が楽しみ」
父親は前ハンマー投げ日本記録保持者の重信氏(65)。「投擲(とうてき)競技は技術の裏付けがなければ精神的な余裕が生まれない。その技術を支えるコンディションづくりがうまくいった」と息子の偉業を評し、「来年が楽しみになった」と続けた。「アジアの鉄人」と呼ばれた父は38歳まで記録を伸ばし続けた。
来年、ロンドン五輪。アテネで獲得した金は上位選手のドーピング違反による繰り上げで、郵送されてきた。今度こそ表彰台でもらいたい。
世界陸上では01年エドモントンの銀、03年パリの銅に続き、今回の金ですべての色のメダルを手にした。ロンドンで五輪2個目の金メダルを獲得すれば、当然、国民栄誉賞の声も上がるだろう。それよりもおそらく、室伏が求め続けるのは「理想の投擲」であり続けるはずだ。
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この二人の活躍を見たかったなぁ~と思ってます。
http://blog.with2.net/link.php?602868
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それでは、また。
(今から内科専門医用の問題集2冊目を一気に終わらせます)