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新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

世界陸上が気になります

2011-09-03 17:05:26 | Weblog

もう一つ続けます

 

現在、週末以外はテレビも見れない環境にいるため「世界陸上」の話題についていけません。今年は久しぶりに見る時間があると思っていたのですが、週末以外はアウト。ちなみに昨日の韓国戦はぎりぎり見れました(自宅に帰ってきたので)。

 

世界陸上に関してですが、福島千里もがんばりました(同じ北海道ということもあり、応援してます)し、ボルトのフライングなどもありましたね。

福島、準決勝敗退「このレベルで戦える人間じゃない」=世界陸上・女子200メートル

スポーツナビ 9月1日(木)21時26分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110901-00000050-spnavi-spo

 陸上の世界選手権第6日が1日、韓国・テグで行われ、女子200メートル準決勝には福島千里(北海道ハイテクAC)が出場したが、決勝進出はならなかった。

 第1組の1レーンに登場した福島、前半は互角の走りをみせる。しかし後半はカーメリタ・ジーターらトップ選手に引き離され、23秒52で同組8位に終わった。

以下、福島のコメント。

「今はこれが精いっぱいだったのかなという気持ちもあるので、(決勝進出は)もっともっと先に言う目標だったのかなと思います。

 (反省点は)トータルで力がなかったということです。100メートルの準決勝でもしかしたらって思った自分がバカだった、甘いなって思ってます。その後は開き直れました。自分は何を言ってたんだと。1本でも多くと臨んで2本走れたのでよかった。

 まだこのレベルで戦えるような人間じゃないし、どういう目標を立てればいいかとか正直分からないので、これからかなと思います。何回も何回も落ちて、経験させてもらって、いつか(決勝に)結びつくように底力を上げていきたいです。

 (ロンドン五輪に向けて)自分の位置がはっきり分かったので、それはすごくプラスになりました。世界に初めて出て北京五輪に出場したときから、(世界との差は)半分くらいになったかな。一歩一歩というより、一足でもいいから、ゆっくりゆっくり上がっていけたらいいです。準決勝で1つ1つ順位を上げていけるように、この大会がいいきっかけになればと思います」

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悔しい思いはあると思いますが、この前向きさがいいですよね。万一、何かがうまくいかなかったとしても「自分の位置、力がよくわかった」と言えるのはいいことだと思います。僕もそういう風になりたいものです。

また、室伏広治の金メダルもよかったです。

世界陸上ハンマー投げ「金」 室伏広治 被災地の思い 力にかえて

2011.9.2 13:31 (1/3ページ)

【Athletes】ハンマー投げ金メダルの室伏広治は、被災地の中学校で手渡された日の丸とともに場内を回った=8月29日、韓国・大邱(ロイター)

 1983年に始まった世界陸上で、36歳325日での金メダルは男子選手史上最年長での獲得となる。6回中4度もハンマーを80メートル以上を投げて他を圧した室伏広治は、「ただただうれしい」と満面の笑顔をみせた。

 ビクトリーランでは、被災地石巻市の門脇中学校で手渡された寄せ書きの日の丸とともに場内を回った。6月、日本選手権で17連覇を果たした室伏はその足で石巻に向かい、門脇中学校で「1日体育教師」を務め生徒たちとリレーを走った。

 「ハンマーにすべてを込めてとばしてくれ」「心はひとつ」「こっちは被災していろいろがんばってます。なので優勝目指してがんばってください」。彼らの期待に応えた金でもあった。

 ■体と技術が共鳴

 2009年ベルリンの前回大会を欠場したころは、頭の中に「現役引退」の文字もあった。これを振り切ったのは、肉体改造の成功だった。

 20代の室伏は「本当に練習が大好きだった」と、1日7時間を練習に割き、160回も投げる日もあった。今は、ほとんど投げない。「ただ重さをあげることに酔いしれていた」という200キロ以上を平気で上げていたベンチプレスも、「今は一切やらない。ハンマー投げに結びつくとは思えないから」。

逆に増やしたのは、「筋肉に使い方を覚えさせるトレーニング」。「赤ちゃんの寝返り」をヒントにしたトレーニングも話題になった。2年前からコンビを組む理学療法士、ロバード大橋氏との二人三脚で新たな練習方法を次々と編み出し、「ファンダメンタル(基礎運動)」を高めることで、故障と無縁になり、体と技術が共鳴した。

 室伏には、アスリートの顔とともに、中京大大学院でスポーツ科学を専攻する科学者としての顔もある。今年1月、都内で練習を公開したときには「割れて格好がいい腹筋は実に見た目がいいけど、体幹の役目はしていません」と話し、集まった記者たちのダブついた腹部を見て「みなさん安心してください。メタボでもいいんです。ただ、内科的データが悪ければNGですからね」と、自ら記者たちにコーヒーを配って回った。

 「スポーツ科学の進歩を上手に(競技に)取り入れたい」と静かに話す姿は、「室伏博士」と呼ぶにふさわしかった。

■「五輪が楽しみ」

 父親は前ハンマー投げ日本記録保持者の重信氏(65)。「投擲(とうてき)競技は技術の裏付けがなければ精神的な余裕が生まれない。その技術を支えるコンディションづくりがうまくいった」と息子の偉業を評し、「来年が楽しみになった」と続けた。「アジアの鉄人」と呼ばれた父は38歳まで記録を伸ばし続けた。

 来年、ロンドン五輪。アテネで獲得した金は上位選手のドーピング違反による繰り上げで、郵送されてきた。今度こそ表彰台でもらいたい。

 世界陸上では01年エドモントンの銀、03年パリの銅に続き、今回の金ですべての色のメダルを手にした。ロンドンで五輪2個目の金メダルを獲得すれば、当然、国民栄誉賞の声も上がるだろう。それよりもおそらく、室伏が求め続けるのは「理想の投擲」であり続けるはずだ。

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この二人の活躍を見たかったなぁ~と思ってます。

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なかのひと 

それでは、また。

(今から内科専門医用の問題集2冊目を一気に終わらせます)

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内科専門医試験準備中

2011-09-03 16:28:12 | Weblog

こんにちは

相変わらず走ったり、トレーニングしたりの毎日です。急に走りすぎたのか、右足首に違和感が出てきましたが、走るのをやめるのではなく、ゆっくり長く走ることで足の調子を回復させております。

 

ほかにも内科専門医試験(総合内科専門医)の準備をやっておりますが、残り2週間で一通りの勉強をするつもりです。しかし、いろいろ勉強していると楽しいものです。忘れていた知識を思い出したり、いろいろとw

 

総合内科専門医試験は今年は480人くらいの受験者がいるみたいですが、みなさん・・・ぎりぎりに出したんですよね。忙しいから・・・・。

 

理由は簡単。

僕もかなりぎりぎりに提出した(願書の提出期限3日前)にも関わらず受験番号が1××番。300人以上がそれ以降に出願したわけです。

おそらくサマリー(内科専門医試験のサマリーは…結構しっかり判定される)などで問題が起きた方もいるかと思いますので、もっと大勢の人が出願したと思うのですが・・・・。僕は最後のほうだと思っていましたよ(汗

ちなみにこの内科専門医(総合内科専門医)に関しては現在14000人くらい。学会が推奨(必要だと言っている人数)しているのは30000人http://www.naika.or.jp/nintei/seido/ishizo_01.html)としている。

 

今回の受験者が500名弱であることを考えると…その数に到達するのは30年後(全員受かったとして)

実際は合格率は70%前後(サマリーを含む・・・はずw)。この合格率だと50年近くかかるわけで・・・

 

50年の間に…現場から離れる内科専門医は多いでしょうから(昔より難しいとされる)、いつになったら適正とされる内科専門医数を達成するのやら(?)

 

現場にいるだけでかなり忙しい。それ故にみんな出願するのはぎりぎりになるわけですね。そしてぎりぎりの環境下で勉強をするわけです。内科の9分野すべてで最低限の知識を要求されるわけですが、受験した医師の話を聞く限りではかなり難しいという噂。

 

まぁ、試験では…落ちる気がしないけど、サマリーではどうなることやら。試験は…医療に関しては力試し+知識整理としか思っていないので・・・。落ちたら力不足というだけ…だし(まぁ、落ちないでしょう。こうやって自分を追い込んでみるw)

専門医数に関してはこちらから

http://www.japan-senmon-i.jp/data/index.html

僕が認定されている血液専門医(そういえば、引っ越しに伴い移りましたね…名簿に載っている県が)も2700名(結構、もう退官された先生がのっているから実際はもっと少ないし、臨床現場にいる医師はさらに少ない・・・って僕もか!)。取ろうかな~とおもっている感染症専門医、がん薬物療法専門医は1000名、500名とそれぞれさらに少ない。

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なかのひと 

がん薬物療法専門医数が少ないことが…日本のがん薬物療法の治験成績に影響を与えているという話も出るくらいです(内輪でですけどね)

医者の数はかように少ない・・・

 

とりあえず僕は…内科専門医を合格してから来年はどうしようかな~と思っています。

 

では、また。

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