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新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

隠してきたものが現出したときはすでに時遅し:それが日本

2008-12-24 22:06:17 | 複合記事

あぁ、だんだんさっきの記事書いていたら本当に辞めたくなってきたぞ、この病院・・・・。

 

そんなことを思いながら、辞めると(この近郊の患者さんたちが)大変そうだなとも思うわけですが、別に僕がいなくてもどうこうなるわけでもなく(たぶんね)・・・。

 

さて、かなり愚痴っぽくなっております…

 

患者さんは大勢いるのに受け入れることもできず・・。

 

病床が十分なく、看護師もいないからギリギリ外来で行けるかな…と思う患者さんを無理やり外来で診ないといけなくなる

 

なんか、アメリカみたいになりつつあるよね。

日本の医療って何なんだろうか?

 

そんなことを書いてみたりします・・・・。 さて今日のニュースで気になるものはまず、こちら・・・。

 

特別会計歳出は355兆円=情報開示は道半ば-09年度予算

12月24日16時35分配信 時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081224-00000105-jij-pol  

24日閣議決定された2009年度予算案で、21ある特別会計の歳出総額は前年度比3.6%減の355兆円となった。一般会計(88.5兆円)の4倍超に達し、特会間の重複計上を除いた純計ベースでは5.0%減の169兆円。特会に対しては「霞が関埋蔵金」といった批判も根強い中、一般会計ほどきめ細かい情報開示は行われておらず、改革に向けた課題は依然として多いのが実情だ。 

歳入総額は5.9%減の371兆円。積立金などに充てるため、あらかじめ剰余金の発生を見込む特会もある。このため、歳出を16兆円上回るが、積立金(07年度末で198兆円)への繰入額や来年度末の残高見通しなどは明らかにしていない。 

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開示を要求しない国民が悪いと考えるべきか。開示しようとしない政治家、官僚が悪いと考えるべきか・・・。

 

マスコミとしては国民に対して、もっと大々的に「特別会計」を含めた情報開示をやってもらい、おかしいかおかしくないか国民の啓蒙をしてほしいと思ったりします。

 

医療の問題も含めて・・・・次のようなことが日本には言えそうです。

 

今まで隠してきた様々なことが、隠しきれずに表れてきて・・・わかったときにはすでに時遅しというのがこの国なんだろう・・・・。

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なかのひと 

そう感じています。

 

それでは、また。

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北朝鮮「日本を相手にせず」:交渉方法としてはうまいですね

2008-12-06 21:35:53 | 複合記事

さて、医療じゃなくて…というのはこの記事です。

 

北朝鮮のスポークスマンが「日本を相手にせず」と言っていると。うまいですね。 日本が下手という説もありますが・・・

時事通信です。

 

6カ国で日本を「相手にせず」=北朝鮮

12月6日16時7分配信 時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081206-00000089-jij-int  

【ソウル6日時事】朝鮮中央放送などによると、北朝鮮外務省スポークスマンは6日、北京で8日から開催される北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議首席代表会合と関連して、日本が義務の履行を拒否していると非難、「われわれは日本を参加国として認めず、相手にもしないだろう」と表明した。ラヂオプレス(RP)が伝えた。 

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これって拉致被害者家族が聞いたら怒ると思いますが、いい手ですよね。

 

今、世界が「北朝鮮の核問題」に対して行動しようとしているときに、足並みをそろえず「拉致」を前面に出せば、国際社会の協調性を欠きます

 

世界的視野に立てば間違いなく「核問題」を優先しなくてはならず、にも拘らず日本だけが「拉致」をどうにかしようとすれば国際社会から日本が孤立する。

 

孤立した国は・・特に日本のように多くのものを外国に依存している場合、大きなダメージを受けます。

 

国内へのイメージづくりも重要ですが、その意味を国民や拉致家族に理解していただき、国際社会と協調する方が日本にとってのよい結果にはつながるのでしょう

 

因みにこれは「医療」の問題にも言えるのかもしれません。

 

先日「割りばし事件」の件でコメントをいただきました。

 

確かに「遺族」の気持ちを理解するのは重要なことだと思います。 しかし、遺族だけではなく・・・実際に医療を行使している「医師」や「医療行為」の対象である他の国民にとってどういう影響を与えるかを考えると・・・どちらが良いのか…と思うわけです。

 

だからこそ、補償は必要だと思っているわけですが・・・。

 

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なかのひと 

「どうしても無理だったもの」まで含めて「遺族感情」だけにこだわり、厳罰を求められるのであればおそらく誰も医師にはならないでしょう。

 

僕のように「医療」が好きで「医師」でいることにプライベートを捨ててでもやっていける人間ですら、そんな状況ならやってられないな~と思います。

 

この問題を見ていて、「大局をみず、小事にこだわる」ようなことがあれば北朝鮮問題は「国際社会の孤立」を、医療の問題に関しては「医療壊滅」への序曲になると思っています。

 

もちろん、御家族にはある程度の補償は必要だと思うのですけど。

 

また、批判されるような気がしますが・・・。本当にそう思うのです。

 

さて、それでは・・・また。

 

P.S 最近は毎日1000アクセス超えるようになってきましたw

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個人の責任追及よりも再発防止のシステム作りを・・・

2008-11-30 21:46:02 | 複合記事

さて、続けます。

 

この記事を読んで「補償はすべきだが・・・・」と思うのは僕だけでしょうか?

 

僕はこのような自動車事故(明らかに悪意があったり、違反をしているというのではない場合)は家族に対する補償を中心にするべきだと思いますが・・・。

 

ここでもちろん、容疑者が逃げた場合は別ですけど・・・・。

 

<事故>駐車場で1歳児はねられ死亡 宇都宮動物園

11月30日19時23分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081130-00000037-mai-soci  

 

30日午前10時45分ごろ、宇都宮市上金井町の宇都宮動物園駐車場で、埼玉県羽生市北3、会社員、荒川利夫さん(29)の次男将人ちゃん(1)が、栃木県大田原市美原2、会社員、福田一利容疑者(37)の乗用車にはねられた。将人ちゃんは頭を打って病院に運ばれたが約1時間半後に死亡した。宇都宮中央署は、福田容疑者を自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕し、同致死に切り替えて調べている。  

調べでは、福田容疑者は車を前進させた際、右前にいた将人ちゃんに気付かず接触転倒させ、さらに後退してひいたとみられる。将人ちゃんは家族5人で動物園に来ており、事故時、荒川さんらは福田容疑者の左隣に止めていた車の中で、長女(5カ月)のおむつを交換していたという。【吉村周平】

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まず・・亡くなったお子さんに哀悼の意をささげます。

 

ただ、申し訳ありませんが・・・僕はこの場合、自分自身が絶対に引かないという自信がありません。見えない子供が歩いているとは予想できないかもしれません

注意義務はあったかもしれませんが・・・・

親もこの場合は車の中に入れたほうがよかったかもしれません。

 

 

基本的に何が正しいとか間違っているとか、そんなことを言うつもりはないのです

 

ただ、いつぞやの地震の時の…地震に驚いて家の外に駆け出して来た男性を跳ねて死亡させたとか、自転車が明らかに信号無視をしてはねられて死亡したとか・・・ 死んだという結果のために「殺した」人間が悪いとするのはどうだろうか・・と思うのです。

 

もちろん、悪意があったり、違反があった場合は別です。

 

ただ、この会社員の方も小さな子を殺したいと思うわけもなく、この会社員の方の家族などが不憫だと思ってしまうわけです。

それと同時に将来のあった「亡くなった子供」に対しても不憫だとは思うのです。

 

 

何故、この話になるかというと…航空機事故や船舶の事故など、そして医療事故などに関しても同じことが言えると思うからです。

 

医療事故ではなくとも、予想できなかった上に結果が悪かった場合…そして違反がなかった場合・・・・。

 

 

1歳の子供が右前にいることが見えなかった…とします。おそらく運転席から見える範囲ではなく、車体の前方の右側なんでしょうけど・・・。

 

見えないものを見ることはできません。

 

同様に…例えば医療というのは確率論であり「確率100%」にすることは不可能です。

 

見えないものを見なかったから注意義務違反だと言われて逮捕されている方がいて・・・それを「どうすればよかったのか」と聞かれたら僕は答えられません

 

捕まえた方々は答えられるのでしょうか?

 

逆に医療に関してもどれほど進んでも「確率100%」にするのは不可能だといってもよいと思います。

 特に「○○が存在する」とは言えても、「存在しない」とは言いにくい

~をすれば100%大丈夫ですというのもあり得ません。

 

人を傷つける行為をして「利益>不利益(危険)」というだけで、何かが原因でこれがひっくり返ることはあると思います。

 

だからこそ、「このような事故」に関しては、被害者の救済をかねた「補償」と再発防止のための「システム作り」が必要なわけで、それを考えずに個人の責任にするのが…。

 

 

この悲しい事故、事件。以前にも似たような話はありました。子供が飛び出して来たのを跳ねてしまったという事件は多々あると思います。

 

そういうものを起こさないようにすることが重要であって、個人の責任としてつるしあげることが再発防止になるとは思えないのです。

 

個人の責任として吊るしあげを行う人は「自分はそんなことは起こさない」と思っている人で、言ってしまえば「飲酒運転」をしても自分は大丈夫だと思うタイプの人に似ているような気がします

 

これは表現が悪いですけど・・・。 つまり過信しているということです。

 

自信は持っていなくてはならないと思いますが、過信はしてはいけない

何事にも100%大丈夫だというものはないと思っています

 

 

このような話に関して、いがみ合う二つ・・・いや複数のグループがあります。

 

答えは一つでなくてはならないわけではないのです

 

あるものを片方から見れば女性に見え、別の方向から見たら別のものに見えるということもあります。

 

もしかすると唯一絶対の真理があるのかもしれませんが、僕はそれを考えることはできません

 

僕の考え方、誰かの考え方、多くの人の考え方があり、それぞれに良い点や悪い点、考慮すべき点などがあり、それを総合して最良のアイデアを出していくしかないだろうと思っています

 

ただ、一つだけ僕が言えると思うのは「個人のつるしあげを行っても何も解決はしない」ということです。

 

言えるとすれば原子力発電所が10枚もの安全弁を持っているように、医療や航空機、自動車事故なども安全弁があるようにしなくてはならないということだけです

 

複数の安全弁を持ち、それぞれが10分の1の確率(そんな高い確率で起こるはずもないですけど)で何か不具合があっても5個の安全弁があれば10万分の1の確率になります。

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なかのひと 

それを追求していくことが「社会の役割」だと思っています。

 

医療に関しては安全弁を作るほどの人材や資金がない

 

それが最大の原因で、安全弁が1枚~3枚くらいだから問題なんでしょう。

 

それでは、明日もいろいろあります。自分を高める時間が必要なので、そろそろ失礼いたします。

 

結局、12月も休むことはできなさそうですw

たぶん、1月も何も変わらないのではないかと思います。

 

僕はそれでもそのことに感謝しながら生きていますけど。休みがあれば休みがあるで感謝。今の状況すべてに感謝して生きていきたいと思います

(というか、感謝しています。不満はほとんどないですからw)

 

それでは、また。

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私たちはできる:米大統領はオバマ氏

2008-11-06 00:13:33 | 複合記事

こんばんは

今日も早めに帰ってきました。さすがに先日のお疲れモードがとれません。

 

がっくりくることが多いと精神力でつないでいる部分が多いせいか、体に効いてきますね。

 

まぁ、基本的に患者さんのために、誰かの幸福のために動くというスタンスは変えていないのですけど・・・

疲労の度合いが大きいせいか、本調子には上がっていきませんね。

 

そろそろ回復させないと・・・・。

 

今日の話題としてやはりアメリカ大統領選挙のオバマ大統領誕生が一番ふさわしいのかな…と思ったりしました。彼の演説の「私たちはできる」という言葉、日本人も必要なのだろうと思います。

 

われわれ日本人もより良い方向に変わっていくことができる!

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なかのひと 

毎日新聞です

 

<米大統領選>オバマ氏演説「私たちはできる」

11月5日21時4分配信 毎日新聞  

◇米大統領選で当選した民主党候補、オバマ氏の演説要旨。  

アメリカでは、すべてが可能であることを疑い、民主主義の力に疑問を呈する人がまだいるなら、今夜がその答えだ。今度の選挙は違うと信じて、投票所に並んだ人々の列が答えだ。老いも若きも、共和党支持者も民主党支持者も、黒人も白人も、同性愛者もそうでない人も、健常者も障害者も、すべてが出した答えだ。我々はアメリカ合衆国(の一員)なのだ。  

長い道のりだった。だが今夜、今日の決戦を経てアメリカに変革が訪れた。  

この勝利は皆さんのものだ。私は最初から大統領に最も当選しそうな候補者だったわけではない。金もなかったが、労働者たちが5ドル、10ドル、20ドルと献金してくれた。極寒の日もうだるような暑さの日も見知らぬ人の家のドアをたたいて回った人々のおかげで選挙運動は力を得た。人民の、人民による、人民のための政治が滅んでいなかったと。  

 

我々の前には大きな仕事が待っている。(イラク、アフガンの)二つの戦争、危機に直面した地球、世紀の金融危機だ。新エネルギーを開発し、仕事を創出し、学校を建て、脅威に対処し、各国との同盟関係を修復しなければならない。  

道は長く険しい。坂は急だ。だが、私は今夜ほど希望に満ちたことはない。私は約束する。我々は一つの国民として目標に到達するのだ。  

挫折やつまずきもあろう。だが、私は皆さんに、常に正直であるつもりだ。この勝利は、変革のためのきっかけでしかない。後戻りはできない。  

今夜我々は、この国の真の力は武力ではなく、民主主義、自由、機会と不屈の希望に由来することを証明した。この選挙戦では語り継ぐべき多くの物語があった。(ジョージア州)アトランタで投票した女性もその一つだ。106歳の彼女は、かつて(女性という)性別と(黒い)肌の色の二つの理由から選挙に参加できなかった。彼女は全米が大不況の絶望に包まれ、ニューディール政策によって恐怖を克服する国を見た。彼女はアメリカがどれだけ変化できるか知っている。我々はできる。  

我々の子どもたちが来世紀を生き、私の娘がクーパーさんのように長生きすればどんな変革を目にするのだろうか。どんな進歩を成し遂げられるのだろうか。今がその使命に答えるチャンスだ。今が我々の時代だ子供たちに機会の扉を開き、豊かさを取り戻し、アメリカンドリームを唱え、基本となる真実を確かなものにする時だ。皮肉や疑いに直面した時、「できない」と私たちに語る人がいる時、時間を超えた道理で答えるのだ。私たちはできる、と。

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僕も基本的に前向きな人間です。この言葉には非常に感銘を受けました。

私たちはできる

 

いい言葉だと思います。

 

日本人として・・・今の世の中でこのような言葉を言って、国を引っ張っていくことができる人間はどこにいるのだろうか?

「私たちはできる」

 

この国の改革、特に医療面や教育面の改革をどんどん推し進めてもらいたいように思う。それが回りまわって必ず国の役に、日本の利益に(経済面も含め)なると思います。

 

「私たちはできる」

さてこれからアメリカがどのような国になっていくのか、少し楽しみに見ていたいと思います

 

その前にこの国の改革をどうするのかとも思うのですけどね

 

では、また。

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政治的空白を作らないために:空白できるじゃんw

2008-09-02 06:36:42 | 複合記事

おはようございます

流石に疲れていたようです。11時過ぎにはパタン、キュ~しておりました(11時半ころかな)。

 

さて、今日の朝の話題です。

昨日、福田総理が辞任されましたが・・・まぁ、こんなものかなと思いました。僕は期待していなかったので、裏切られたとは思わないのですが・・・

 

政治的駆け引きですね。それ以上はあまり思いません。唯一思えるのは、総理大臣と重責を1年間務めあげたことにお疲れ様でした…というとともに、新総裁になったとしても期待はできないだろうということです。

 

空白を作らないために・・・とはおっしゃいますが、政治的空白はできるんですよね・・。

 

読売新聞です

「なぜ、いま」…首相退陣に驚き、怒り、戸惑い

9月1日21時57分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080901-00000052-yom-pol  

「次から次へと、積年の問題が顕在化してきた。体制を整えた上で国会に臨むべき」。  就任から1年足らず。福田首相は1日夜、首相官邸で緊急記者会見を開き、突然の辞任に至った理由を淡々と語った。支持率の低迷にあえぎ、挽回(ばんかい)を狙って1か月前に改造内閣を発足させたばかり。「今なぜ辞めなければならないのか」「衆院解散・総選挙対策なのか」--。会見では謝罪の言葉もなく、国民の間に驚き、怒り、戸惑いが広がった。  

 

1日午後9時半から始まった首相官邸での会見。福田首相は表情を変えずに昨年9月からの在任期間を振り返り、「参院選で過半数割れとなり、正直、政治資金、年金など積年の問題の処理に忙殺された」と、前政権などから引き継いだ“負の遺産”を口にした。  

しかし、すぐに「将来を見据えて、誰も手を着けなかった国民目線での改革に着手した」と自らの実績も強調。消費者庁設置などの重要法案が審議される臨時国会に向けて、「体制を整えた上で臨みたい。政治の駆け引きで空白を作ってはいけない」と、辞任の理由を語った。  

5分弱の辞任の弁。福田首相は終始落ち着いた口調だったが、その後の質疑応答で、辞任はかえって政治的空白を招くのではないかという質問が飛ぶと、表情を険しくして「無責任と言われるが、では全部私がやらなくてはならないのか」と語気を強める場面も。「今が政治空白を作らない一番の時期と考え、ほかの人に託した方がより良いと考えた」と述べ、「私がこのまま続けるのと新しい人がやるのとでは、間違いなく違う結果になる」と続けた。  

在任中の国会運営に話が及ぶと、「ねじれ国会で苦労させられた。(民主党に)話し合いを受け付けてもらえず、重要法案に真っ向から反対され、聞く耳持たずということが何回もあった」と恨み節に。さらに小沢代表への思いを聞かれると、「胸襟を開いて話し合う機会があればよかった」と残念そうな表情を見せた。  

今後の政権への影響を淡々と語る首相に、質問に立った記者から「人ごとのようだ」との声も。これには「私は自分自身を客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです」と間髪を入れず反論した。

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政治的空白・・・どう考えても空白はできるが・・・

政治的駆け引きで、政治的空白を作ってはならないといわれるが・・どう考えても政治的駆け引きだと思います。

 

この後ですけど・・・・一回叩いて、この後各メディアがフォローするような記事を出していくんだろうな・・・。 そうでないと自民党全体に悪影響が出るから、出入り禁止になりかねないしな・・。

マスコミの皆さんには期待はしていますけど、会社の影響というのはあるでしょうから…逆らってまでは記事にできないでしょうしね。

 

さて、今回の辞任、どうなんでしょうね。まぁ、疲れたというのも本音だとは思います

けど どうせだったら臨時国会とかの召集が決まる前に…、むしろ改造内閣のようなものを作らずに辞めればよかったのに

 

臨時国会、9月12日召集を軸に調整 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080819-OYT1T00445.htm  

政府・与党は19日昼の連絡会議で、次期臨時国会について、9月中旬に召集することを確認した。12日召集を軸に調整している。  

福田首相は会議で、臨時国会の重要課題として、〈1〉安心・安全の実現と景気対策〈2〉国際貢献〈3〉消費者庁設置など消費者行政〈4〉通常国会で積み残しとなった案件――の4点を挙げ、「召集は9月中旬としたい」と述べた。  

首相はまた、「経済対策と国際貢献、消費者庁の問題については、与野党間の協議をしっかりやってほしい」と述べ、インド洋での海上自衛隊による給油活動継続のための新テロ対策特別措置法改正案などの成立に向け、野党の協力を得るよう指示した。

(2008年8月19日14時38分 読売新聞)

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臨時国会開催を決めたのは8月19日。決定が25日。

 

そこから1週間で総理大臣辞職・・・混乱の原因以外の何物でもないけどな~w

 

そんなに無責任でもないでしょうから・・普通に考えてみると

「改造内閣を作って、支持率が上がらなかったから辞めた。自民党のために…ただし国民のためではない

というところではないかと思っています。

 

新総裁を出して、少しでも支持率を上げた状態で総選挙にもっていくという「選挙重視」の考えで、国民重視の考えではないと評価されても仕方がないと思います

 

多くのメディアが報じるように「国民不在」なのでしょう。

 

ただ、舛添厚労相には期待しているので、そこだけは「惜しい」と思っている僕でした。

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なかのひと 

それでは、今日もまたドタバタとした戦場に向かいます。今日から研修医変わるのですよ。なんとか、管理能力を上げないと・・・

研修医の変わり目が一番危ない。研修医に依存しているようではだめなんだけど…

複数の仕事があるので完全にフォローできる状況でもないので・・・

 

それでは、また。

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男子4×100m決勝:「もう一年やっていてよかった」に感動!

2008-08-23 08:27:41 | 複合記事

おはようございます

この記事を作り終わったら病院に行こうと思っています

さて、今日の記事は五輪の4×100mリレー決勝の話です。

朝日新聞の記事で紹介します!

朝原「最後のリレー」 バトンパスの悪夢ふっきり涙

2008年8月23日6時3分 http://www2.asahi.com/olympic2008/news/TKY200808220363.html  

4人の走りが、陸上トラック種目で80年ぶりのメダルを日本にもたらした。22日あった北京五輪の陸上男子400メートルリレー。決勝という最高の舞台に選手は燃え、かつての仲間や家族らは熱い声援を送った。それぞれの思いが一つになって迎えたゴールは、人見絹枝以来の快挙として実を結んだ。  

アンカー朝原宣治(36)は、3走の高平慎士(24)からバトンを受け取ってすぐに記憶が飛んだ。  「夢のような空間だった」という100メートル。フィニッシュラインに向かって、体を思いっきり投げ出した。ベテランは解放感に満ちたような表情を浮かべ、観客席に向かって両手を上げた。  

ホッとしたのと、やったというのと、いろんな感情が入り交じった」  

この瞬間を待ち望んできた。初めての五輪だった96年アトランタ大会。アンカーの朝原に3走からバトンが渡らなかった。朝原の飛び抜けた加速に3走がついていけなかった。そこから朝原はトラウマを背負った。  

「本当にバトンが渡るのかなと思ってしまうんです」。前の3人の思いを、自分のところで消すわけにはいかない。スタート時に全力で飛び出せない悪癖がついた。  「メダルをとるためには思い切って出るしかない」。そう思っていてもなかなか思い切れなかった。それがこの大舞台では違った。自らが「最後のリレー」と呼ぶ舞台。「思いっきり出ましたよ。吹っ切れた」。さんざん泣いてすっきりした顔だった。  この1年が特別な1年だったからこそ、悪夢を振り切れた。  

昨夏、地元大阪の世界選手権で一線を退くつもりだった。でも、400メートルリレーは5位。シンクロナイズド・スイミングの元メダリストの妻奥野史子さん(36)に現役続行を願い出た。期間は1年。  

メダルにあこがれた。同志社大の学生だった92年のバルセロナ五輪、交際中だった妻と一緒に行こうと誓い合った。自分だけ国内選考会で敗れた。妻が持って帰った銅メダルを首にかけて写真を撮った。情けなかった。  

あの時の悔しさがあったから成長できた」。翌年、100メートルの日本記録(当時)を樹立。日本人に9秒台を意識させた。日本のトップになって15年。「ムードを和ませる性格」が和をつくる。でも、勝負師向きではない。日本記録を奪われた。メダルもない。妻は「メダルだけじゃない」と言ったことがある。夫は返した。「メダルをとってるから言えるんや」  「全盛期のままやめる」。そんな美学を持ち続けた。だが、36歳。体力の衰えを感じる。持ち味のはじける走りはできなくなった。それでもメダルが欲しい。だから、カッコつけた自分を脱ぎ捨てた。  

決勝に向かう前、妻に言葉を残していた。

「まだ攻められるから、攻めるわ」  

その言葉通りの走りで、妻と同じ色のメダルを手に入れた。「夫婦でメダリスト。表彰台、最高でしょうね。もう1年やってよかった。夢のようなストーリーだった」

                                 (小田邦彦)

 ------------------------------

朝原さんのコメントに感動です

もう一年やっていてよかった

 

このようなコメントができることは、本当に素晴らしいことだと思います

 

願わくば、多くの人が何かを決断したときに

やっていてよかった。やめなくてよかった」 (逆もまたしかり)

 

と思えるようであってほしいと思います

 

 

加藤先生(大野病院)が現役を続けられると伺っております。

今回の件で少なからずトラウマはあるでしょうし、悪夢がよみがえるようなこともあるかもしれません。

 

若輩がこのようなことを申し述べるのは僭越ではありますが、どうか加藤先生が朝原選手のように

産婦人科医をつづけていてよかった

と思われながら年齢を重ねられることを祈っております

 

僕も朝原選手のように

医者をやっていてよかった

と言って医者人生を終える(今の日本なら死ぬまで、もしくは死んでからも医籍に残っていたりするw)ことができるように、全力で取り組みたいと思います

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なかのひと 

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老後の生活設計が不安の第一位:社会福祉に関して真剣に考えよう

2008-08-20 00:05:00 | 複合記事

さて、短い記事ですがこの記事を紹介します

「生活に不安」7割超える=老後の設計がトップ-内閣府調査

8月16日19時1分配信 時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080816-00000146-jij-bus_all  

内閣府が16日発表した「国民生活に関する世論調査」によると、日常生活に「悩みや不安を感じている」人は、昨年の前回調査から1.3ポイント増加の70.8%で、1981年の調査開始以来、初めて7割を超えた。不安の内容では、「老後の生活設計」が6年連続でトップ年金不信や高齢者医療制度の改正、原油・物価高などから、将来への不安が広がりつつあるようだ。 

-----------------------------

老後の生活設計に不安を感じている以上、日本人は「貯蓄」を主体にするのでしょうね。購買力向上、消費税増税は夢のまた夢

 

年金問題や医療制度など「社会福祉」という面の改善をもっと真剣に考えなくてはならないと、以前から書いておりますが…

「老後の生活設計」が不安の第一に来るというのも悲しい現実ですよね。

 

経済活性化のためにも、将来の日本のためにも「社会福祉」と「教育」に関しては本格的に考えてほしいと思っております。

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それでは、また。

 

P.S:夏ももう終わりですね。蝉の声がひときわ大きく聞こえます。何か物事の終わりには、それは一際輝いたり、目だったりするのでしょうか?

日本の将来はどうなるのやら・・・

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2正面作戦?:大丈夫か日本?

2008-08-16 07:44:42 | 複合記事

行く前にもうひとつ。

グルジアの件です

グルジアめぐり“新冷戦”の様相 米露の溝深まる

8月15日22時16分配信 産経新聞  

【モスクワ=佐藤貴生】

グルジア紛争の解決に向けた国際社会の調停が本格化する一方で、旧ソ連諸国・地域をめぐって米露双方が自らの影響圏の確保を目指す動きが鮮明になりつつある。これを受け、米露の溝は深まっており、「新冷戦」(米FOXテレビ)との表現も欧米メディアで登場しはじめた。  

インタファクス通信などによると、親欧米派のユシチェンコ・ウクライナ大統領は14日までに、自国領であるセバストポリの基地を使用するロシア黒海艦隊の動きを監視するなどとした大統領令に署名した。  

同基地を出入りするロシアの艦船や航空機は72時間前までにウクライナ側に人員規模などを届け出、許可を得なくてはならないとしている。これに対し、ロシアでは「法的根拠がない」(軍参謀本部)などと反発が強まっている。  

ロシアは、グルジアとの紛争で、同国近海に黒海艦隊のミサイル巡洋艦などを派遣、事実上の海上封鎖に乗り出してグルジア軍に圧力をかけた。ユシチェンコ大統領は14日、ブッシュ米大統領との電話会談で、グルジア支援での連携を確認するなど協調関係を強めており、今回の措置はウクライナの“対米支援”の一環といえる。  

また、これに先立つ12日夜には、グルジアの首都トビリシにユシチェンコ大統領のほか、バルト諸国など5カ国の大統領や首相が駆けつけ、サーカシビリ大統領とグルジア国民への連帯を表明した。エストニアのイルベス大統領は集会で、「グルジアは孤立してはいない。すべての文明国がついている」と述べた。  

対するロシアは15日、グルジアからの独立を宣言し紛争となった親露独立派の南オセチア、アブハジア両地域の外相をモスクワに招き、グルジアからの独立に向けた方策を練る予定だ。  

ロシアのメドべージェフ大統領は14日、両地域の大統領とクレムリンで会談、「(両地域の)あらゆる決定を支持する」とのお墨付きを与え、グルジアからの独立を暗に支持する姿勢を示した。  

ロシアからみれば、欧米による国際調停で手足が縛られるまでに、可能な限り両地域の独立に向けた動きを確実にしておく狙いがうかがえる。15日発表された世論調査でも、ロシア人の約80%が「南オセチアがグルジアに属することを望まない」と回答するなど、政権の方針を大半が支持する事態となっている。

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これとこの記事が気になります

<グルジア>100万ドル緊急支援 政府、人道目的で

8月16日1時29分配信 毎日新聞  

外務省は15日、グルジア南オセチア自治州を巡る紛争で100万ドル(約1億1300万円)の緊急人道支援を行うと発表した。赤十字国際委員会や国連難民高等弁務官事務所などを通じ、避難民のテントや医療物資などを援助する。情勢次第で追加支援も行う。

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これでロシアに対して「親米」を示したわけですが…北海道(対ロ)と九州(対北朝鮮、中国)の二正面作戦になりかねないな~と思ったりしています。

大丈夫かしら?

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医療と教育:将来の税収増と競争力強化のためには必要不可欠ではないかと思いますが?

2008-07-24 22:39:23 | 複合記事

最後にもうひとつ。

本当はCBの記事「ER型救急は「ペペロンチーノ」(上)(下)」

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17309.html

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17320.html

を読んで、記事を書こうと思ったのだが・・・記事を書く必要がないくらい細かく書いてあるので、紹介のみにします。

いつも思いますが、CBの記事は「医療専門」だけに良い記事が多いです。

 

さらに東北の地震の話も書きたいのですが、マグニチュードが大きかった割に被害が少なくてよかったです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080724-00000962-san-soci

昨夜、実はこの地震で目が覚めました(39℃超えていたので・・・2時間くらいおきに目は覚めていたのですけど…はっきり覚醒したのはこのタイミング)。

下に降りてテレビをつけると…大きな地震だ。

「大丈夫かな・・・。いずれにせよ、明日の朝にならないと状況はわかるまい・・・・」

と思い、もう一度寝ました。朝起きたら、停電なども起きていないようでしたし…意外とライフラインは保っていそうだと思い安心しました。

 

今日の最後の記事は・・なぜか経済関係です。

ただ、経済はもちろん専門家ではありませんので、医師の目で…というか、僕の目で見た「一意見(私見)」を書いてみたいと思います。

 

とどのつまり、医療政策などをほっておくと「若者の数が減る」=将来の税収が減る、学問や企業、様々な分野を支える人間の数が減る・・・すべてにおいて悪化する…ということを言いたいだけですけど。

毎日新聞です

経済財政諮問会議:基礎的財政収支の赤字幅が大幅拡大http://mainichi.jp/life/money/news/20080723k0000m020119000c.html

内閣府は22日の経済財政諮問会議(議長・福田康夫首相)に経済財政の中期見通しについての最新の試算を提出した。景気低迷による税収の下振れを主因に11年度の国・地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)の赤字幅が、今年1月の試算の名目国内総生産(GDP)比0.1%(7000億円程度)から同0.7%(3兆9000億円程度)に大幅に拡大するとの見通しを示した。景気の急回復がなければ、政府目標の「11年度のPB黒字化」を増税無しで実現するのは難しく、今後、消費税引き上げをめぐる政府・与党内の論議にも影響しそうだ。  

11年度のPB赤字幅拡大は、景気の減速で07年度の国・地方の税収が今年1月時点の見込み額よりも、2兆3000億円下振れし、08年度以降も税収の落ち込みが見込まれるため。試算によれば政府が「骨太の方針06」で決めた歳出削減を最大限(5年間で14.3兆円)行ったうえ、女性や高齢者の就業率向上など政府の成長力強化策が奏功した場合でも、増税無しでは黒字化できない。また、歳出削減が最大限行われず、景気低迷が長期化する場合には、赤字幅は最大で名目GDP比1.5%(7兆9000億円)に拡大する懸念があるとしている。  

一方、GDPの成長率見通しは、08年度が実質1.3%、名目0.3%と、今年1月時点の実質2.0%、名目2.1%から大幅に下方修正した。ただ、米国など海外景気の回復を見込み、09年度は実質1.6%、名目1.7%程度と予想している。【尾村洋介】  

◇ことば 基礎的財政収支 行政サービスにかかる政策経費を毎年の税収などで賄えているかどうかを見るための指標。「国債の新規発行を除いた歳入」と「過去に発行した国債の元利払いを除いた歳出」の差額で表され、プライマリーバランス(PB)とも呼ばれる。  

政府は「骨太の方針06」で11年度までに国と地方を合わせたPBを黒字化する目標を設定し、「財政再建の一里塚」と位置づけた。目標実現のための「歳出・歳入一体改革」では、07~11年度の5年間に社会保障費の自然増の計1兆1000億円(国費分)抑制や公共事業費の前年度比3%削減継続などで最大計14.3兆円の歳出を削減。それでも黒字化できない場合は、消費税増税を含む税制の抜本改革で手当てする方針を示した。

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おそらく「社会保障費1兆1000億円削減」も14.3兆円削減の一環であり…という話なのではないかと思う。

超長期的視野に立ってみた場合、医療問題、特に現在の「産婦人科」「小児科」の問題、そして「教育」の問題を放置しておいていいことはない。

もちろん、医療問題の中にはすべての医療、そして介護を含めた社会福祉全般も含んでいるのですけど。

 

産婦人科、小児科医療がこのまま萎縮、崩壊すればますます少子化の傾向が進むわけです。そうすれば税収そのものがどれだけ減るかわかりませんが…長期的視野に立った場合、人口一人減れば一生の間に払う税収減は大きいのではないかと思います。

もちろん、一人減れば使う量も減るという考えもありますが・・・現在の超高齢化社会を歩んでいる日本にとって、若年者一人の減少でも大きな問題だと思います。

 

そういう意味では企業にとっても、日本経済にとっても大きな問題だと思います。

さらに医療は多くの方々が言っているように、巨大産業でもあります。 それを含めて様々な対応をしてほしいと思います。

 

今までにも書いてきましたが、「少子化問題」に対応する方法は「移民」しかなく、移民による税収アップ、労働人口アップしかないでしょう。

ところが日本はもともと閉鎖的な国ですから、受け入れが難しいと思うのです。

 

洞爺湖サミットが終わった後の札幌市でさえ、「英語看板、増えたのこのくらいか」と思わず笑ってしまうほど少ないのです。

 

P.S:外国からの観光客を見込むなら、英語看板増やしましょうね…札幌市&北海道

 

それはさておき、そういう状況も考えれば、やはり社会保障・医療、そして何よりも教育に関しては国は抜本的改革を行ってほしいと思っています。

教育に関する僕の考えは…とりあえず「今の日本の教育は?」や「今の日本を見て思うこと」「「アンフェタミン的多重知能理論:個人の考えですけどね」」「文科省の反撃:財務省は教育予算増を認めよ!」などをご覧ください。

 

まとめます。

 

経済諮問会議などにおいてプライマリーバランスの赤字拡大が示されました。赤字を減らすには「増税」か「無駄の削減」しかなくて、無駄かどうかはわからないのですが「社会保障費」を含めた削減政策を行ってきました。

 

しかし、様々な政策が実効をあげたとしても増税なしには黒字化できないと言っております。

 

ここで増税するかどうかは、様々な経済専門家のご意見が重要だとは思いますが、個人的な意見としては…

数十年後の将来のためにも 「産婦人科、小児科」を含めた医療対策をしっかり実施し、将来の税収アップを図るべきである

将来の競争力強化のためにも「教育改革」が重要である

の二点を挙げたいと思います。

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医療と教育は、本当に数十年後に響いてきます。

おそらく2050年ごろ世界を席巻しているのは…アメリカでもEUでもなくて、中国とインドだというのは正しい推測だと思います。

 

 

明日は今の病院での最後の外来日です。希望者が何人かいるので、その方々を中心に診療をして…あとは引っ越し準備か実験か・・状況に合わせて考えます。

それでは、また~

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残業問題:すかいらーくも医師も残業代はごまかされる

2008-07-17 23:57:38 | 複合記事

こんばんは

今日は朝からいくつか実験をしていました。FACSだとか蛍光顕微鏡だとか・・いろいろ使っておりましたが、いずれも成功だと思います。

FACSに関しては今までと変化なし。導入効率は・・・何回やっても通常量ならこれが精一杯です。

 

実験の途中、高校の友人から電話があり「今日、飲めませんか?」とのこと。早速、夜飲みに行ったら・・とんでもない話だったので、流石に怒りました。

そんな事をやっていたら、「他の人の時間」を奪ってしまう。金は返そうと思えば返せるけど、時間は返せないんだぞ・・・って。 結局、今まで飲んでいましたけど。

 

さて、今日の記事です。

Yahooの記事に「すかいらーく」の過労死承認の記事がありました。結局残業時間などが虚偽申告されているという実態がわかったわけで・・。 僕はこの点に関しては「残業の虚偽申告」「企業モラル」「厚労省の問題」もありますが、結局そうしないと成り立たない「日本の業務効率の悪さ」を突っ込みたいところです。

すかいらーく「店長」が過労死=残業「月200時間」-春日部労基署が労災認定

7月17日15時19分配信 時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080717-00000095-jij-soci  

外食大手「すかいらーく」(本部東京都武蔵野市)店長として勤務していた昨年10月に脳出血で死亡した埼玉県加須市の前沢隆之さん=当時(32)=に対し、春日部労働基準監督署が労災認定したことが17日、分かった。 前沢さんは高校生だった

1991年10月、すかいらーくでアルバイトを開始。2006年3月に栗橋店の店長に就任した。 しかし、正規雇用ではなく、1年ごとに契約更新を繰り返す「契約店長」。店の営業時間(午前8時―翌朝5時)のうち別のアルバイトに仕事を任せられるのは閉店前の2、3時間だけで、自分は午前7時から翌日午前2~3時に帰宅する生活を1年半強いられた。 

残業は、会社のタイムカードには月約39時間と記録されていたが、遺族側の計算では死亡前3カ月平均で月200時間を超えた。認定は6月13日付。 厚生労働省で記者会見した母笑美子さん(59)は「一応名前は店長だが、上司が健康管理などの心配りをしなかったこと、ほかの誰も声を掛けて助けてくれなかったことが悔しい」。妹美保さん(30)は「同じように悩んでいる人がいたら、誰でもいいから助けを求めてほしい」と涙を流し訴えた。 

同社をめぐっては、04年8月にも店長だった中島富雄さん=同(48)=が過労死。妻晴香さん(52)は「(会社側は)2度と起こさないとあれほど約束したのに、またこういうことが起きて驚いたし悔しい」と話した。 すかいらーくの話 内容が分からないのでコメントできない。 

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残業に関して「月39時間」と「月200時間以上」ではまったく状況が異なります。しかも、これで残業代は払われていないわけです。

本来なら残業代は払われなくてはならないのでしょうけど、残業代を払っていたら「経営が成り立たない」のかもしれません。

いずれにせよ、企業モラルか厚労省の指導か、そうでなくては労働効率の問題です。 似たような話は、先日佐賀の方でもありましたね。他に滋賀とか山梨とか・・・。 ---------------------------------

佐賀県立病院好生館(佐賀市、樗木(おおてき)等館長)が長年にわたり、ほぼ全職員に当たる 約500人の勤務記録を改ざんし、正当な時間外手当を支払っていなかったことが分かった。

残っている記録から改ざんは2003年度には行われており、06年度までの4年間の不払い総額は 5億円を超えるとみられる。病院は1年前に佐賀労働基準監督署から是正勧告を受けたが、 不払い額算定が難航しているとして未払い分を支給していない。支給する日から2年より前の分は 労働基準法の時効を適用して支払わない方針にしており、算定の遅れで支給対象期間が 短くなる恐れも出ている。

勧告は昨年5月28日付で行われ、▽06年度以前の時間外手当を正当に支払っていない ▽非常勤嘱託職員の医師(研修医)の労働時間を把握していない――と指摘したうえで、 時間外手当の不足額を確認して支払うよう指導した。

病院によると、人件費を予算内に収めるため、職員に報告させた時間外手当の支給対象時間を 事務局がコンピューターで賃金台帳に入力する際、時間を減らし、支給額を少なくしていた。時間を減らす割合は、2、3か月ごとに変えていた。改ざんが始まった時期は不明という。

病院が研修医を除く職員の06年度の時間外手当を試算したところ、本来は約4億1000万円なのに、 実際は66%の約2億7000万円しか支払っておらず、約1億4000万円が未払いだった。 病院では03~06年度の未払い額ははっきりしないとしているが、年間約1億4000万円をベースにすると、 4年間では5億6000万円に上る。 研修医以外には07年4月以降、研修医には同年11月以降、適切な時間外手当を支払っているとしている。 中島博文事務長は読売新聞の取材に対し、「改ざんは、担当者が代わるごとに引き継がれ、 かなり以前から慣例的に行われていた。予算の枠内に人件費を収めなければという風潮があり、断ち切れなかった」と話している。

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日本の労働って、基本的に「賃金を安く」というスタンスで利益を得ている様な気がしますね。他にもやりようはありそうですが・・・。 そういう多くの問題を含有している今の日本ですが、このような動きもあります。

勤務医も名ばかり管理職 手当・シフト…改善模索2008年7月16日  

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200807160041.html   

肩書だけあって残業代が支払われない「名ばかり管理職」が、勤務医の世界でも問題になっている。医師不足で労働環境が過酷になり、「ただ働き」の実態が深刻化。労働基準監督署も是正に乗り出した。当面の対策として報酬増を打ち出した病院もあるが、抜本解決にはほど遠い。      

◇  

「4人の医師で24時間体制を組まねばならず、年に100回近い当直をこなしている」。超党派の国会議員連盟が4月に東京で開いたシンポジウム。青森県立中央病院の新生児集中治療管理部長、網塚貴介医師(48)が新生児医療体制の厳しさを訴えた。  

医師不足にあえぐ小児科医の中でも、新生児を専門に診療する医師は一握りしかいない。一方で、未熟児は年々増加。労働基準法通りに働いていては対処できない。  

医師の間では「労基法は残業代に上限を設けるための存在。医師を守るものではない」と言われる。自らを「名ばかり管理職」と呼ぶ網塚医師は「国は一刻も早く事実を直視すべきだ」と強調した。  

労基法が定める「管理監督者」は、自分で自由に出退勤が可能人事権を持つなど経営と一体化した立場肩書にふさわしい待遇と報酬――の3要件が必要。通常は組織のごく一部にしか当てはまらないが、病院の場合、医師が看護師らに現場で指示することが多いなどとして、慣例的に管理職扱いにしている例が目立つ。常勤医の7割が管理職という病院もある。  

大津労働基準監督署は4月、管理職への時間外労働の賃金が支払われていないのは労基法違反として、滋賀県立成人病センターに是正勧告を出した。同センターでは医師77人中、院長から部長まで29人が管理職。部長も残業が多いのに、緊急時の手当は安く、通常業務の残業代もない。時間外手当が出る非管理職の年収が管理職を上回る「逆転現象」が起きていた。  

県は、同病院など県立3病院について管理職の範囲を見直し、医師らに06年度以降の不足額を支払う方針。担当者は「救急など不採算部門を背負い、経営が厳しい。そもそも診療報酬が低すぎるのが問題」と嘆く。  

関西の労働局幹部は「名ばかり管理職が病院にあふれているとは聞いているが、是正指導には限界がある」と明かす。      

◇  

管理職の待遇改善に取り組む病院も出始めた。  

神戸市の救急医療の中核を担う市立中央市民病院は昨年4月、管理職から「医長」のポストを外した。常勤医師127人のうち医長は4割を超す51人。管理職の割合は6割前後から2割以下に減った。  

「36時間連続勤務になる」と医師の不満が強かった宿当直も見直した。午後5時半から午前0時までの時間外手当を新設。救急対応などで寝られない午前0時から翌朝までを通常勤務とする代わりに、翌日の勤務は免除とし、働かざるを得ない場合は時間外手当を全額払うことにした。  

この結果、年間1億円以上の支出増となったが、担当者は「医師に病院を去られると失うものが大きい。医師不足が解消し、法律に基づいた労働時間が保証されるまでは、報酬での対応が不可欠だ」。  

滋賀県長浜市の市立長浜病院も、診療科部長まで含めていた管理職の範囲を院長や副院長ら4人に限定。当直日の報酬体系も見直した。  

医療行政と労働行政をつかさどる厚生労働省の方針はまとまっていない。  

医療政策を担当する同省医政局は「医療秘書など医師を支える人材を強化することで激務の緩和をはかりたい。過重労働を報酬で解決することは考えていない」との立場。一方、全国の労基署を統括する同省労働基準局の担当者は「一般企業の名ばかり管理職問題と違い、医師不足が最大の原因。医療行政を変えない限り解決は難しい」と話す。(龍沢正之、重政紀元)

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医師もそうだと思いますが、全ての職業で多くの問題点を抱えています。

 

正直に書けば、これは厚労省の無策が引き起こしていると思います。

 

本来であれば「業務効率」を上げるための方策をとるべきであったのに、日本人の勤勉さにかまけて、対策を採らなかった。

その上、諸外国に言われて「妙なゆとり政策」をとっている。

 

本来は効率化をはかる政策をする方が先の様な気がします

日本人の勤勉さは世界に誇ってよいものだとは思います

 

だからこそ、医療の世界も他の世界も「残業代は極力少なく」というやり方がまかり通るのだと思っています。

しかし、それに頼っていては「日本人」は幸せな生活を遅れない様な気がするのです。

国の無策が「国民の幸せ」を奪っているように思います

国、特に厚生労働省はこの当たりをよく考えて、医療も含め様々な分野の政策を作成して欲しいと思います

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