goo blog サービス終了のお知らせ 

新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

小沢議員の裁判始まる:内閣改造は小沢離れ

2012-01-10 19:49:36 | 複合記事

こんばんは

 

今日は昨日に比べて寒いですね。風が強いせいでしょうか。埼玉にいたころよりも、海に近いせいか風が強く、より寒く感じます。

 

今、Blogのコメントの返事を書いていて、どうでもいいことに気が付きましたが土日は僕はBlogの更新をしていませんでしたね。土曜日は書いた気がしていたのですが・・・。アップし損ねたのかな?

 

今日はニュースで話題になっていたのは日本女子サッカーの澤選手、佐々木監督の受賞の話ですね。本当におめでとうございます。そして小沢議員の裁判もニュースで流れていました。

 

土地購入資金「両親からの相続」~小沢被告

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20120110-00000020-nnn-soci

日本テレビ系(NNN) 1月10日(火)12時16分配信

 民主党元代表・小沢一郎被告が政治資金規正法違反の罪に問われている裁判で、小沢被告に対する被告人質問が10日から、東京地裁で始まった。小沢被告は、土地の購入資金4億円について「両親からの相続だ」などと説明した。

 小沢被告は、自らの資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、元秘書と共に収支報告書にウソの記載をした罪に問われている。被告人質問で小沢被告は「政治団体の事務処理は一切、秘書に任せていた」「私の関心は天下国家の話で、それに全力を注入している」と話した。

 また、政治団体で多数の不動産を購入していた理由については、「賃貸では政治団体から資金が流出してしまう」などと説明した。問題となった土地の購入については「購入することは了解したが、売買契約について報告を受けた記憶はない」として、銀行から融資を受けた経緯などについては、「秘書に任せていたのでわかりません」と改めて事件への関与を否定した。

 また、4億円の出所については、「多くは両親からの不動産や現金の相続によって取得した」「印税や議員報酬などもろもろのお金」と説明した。

 午後には検察官役の指定弁護士の質問が始まる。

------------------------------------------------

もろもろのお金の出所が問題がなければよいのですが、確かに4億円を銀行に預けて、それを担保に4億円融資を受ける・・・。借りるほうが損しそうな気がするのですが、僕の認識が間違っているのでしょうか。

このやり方が最終的に「もうけにつながる」のであれば、それもおかしくはないと思うのですが…

 

この裁判の流れも今日、明日の被告人質問が重要だといっていました。注目ですよね。

 

それと合わせてこんな記事も。

小沢グループ入閣見送りの方向

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20120110-00000042-jnn-pol

TBS系(JNN) 1月10日(火)18時35分配信

 野田総理が13日に行う方針を固めている内閣改造と民主党役員人事の方向性が見えてきました。今回は党内バランスには重きを置かない考えで、小沢グループからの入閣は見送る方向で調整に入りました。

 「(Q.総理が内閣改造を断行する場合は?)そのときにそうなったら対応します」(民主党 輿石東 幹事長)

 問責決議を受けた一川防衛大臣と山岡消費者担当大臣について、交代させる必要はないと主張してきた輿石幹事長ですが・・・

 「(一川氏らの)そういう問題も含めて、私たちはきちんと対処していかなければならない」(民主党 輿石東 幹事長)

 野田総理が判断すればその意向は尊重する考えを周辺に示しています。

 実は、野田総理と輿石幹事長は去年末から一川・山岡両大臣をめぐる人事について協議を重ねてきたといいます。

 輿石氏の考えは、野党の要求に応じて「更迭」の形になるのは好ましくないというものでした。そこで、輿石氏の意向に配慮し、「内閣改造」の形をとり、それに党役員人事も絡めるという方法が練られてきました。そして、野田総理は13日に内閣改造を行う意向を固め、その日の閣議への出席を閣僚にわざわざ指示しました。

 「大変大きな重要な課題を抱える国会が始まるにあたって、しっかりと心合わせをしたいという、そういう重要な閣議で」(藤村修 官房長官)

 そこで焦点となるのが、一川・山岡両大臣が所属する小沢グループの処遇です。総理周辺は一時、小沢グループからの起用も模索しましたが、当選回数など大臣の適任者が見当たらないということもあり、野田総理は今回、小沢グループから閣僚は起用しない方向で調整を始めました。さらに・・・

 「野田内閣発足の時点で小沢グループに対する配慮はすんでいる、というのが総理の認識だ」(首相周辺)

 小沢グループから起用すれば、消費税の法案提出に向けて混乱するという判断もあるとみられます。野田総理は、消費税法案を提出する3月にはさらに離党する議員が続くことも覚悟している、と総理周辺は指摘します。

 さらに、「サプライズ人事」も検討しているといいます。税と社会保障の一体改革担当、あるいは消費税引き上げと裏表で位置づけられるようになった行政改革担当大臣への大物議員の起用などとみられます。“小沢離れ”、そして“消費税シフト”が人事のキーワードとなりそうです。(10日17:34)

------------------------------------------------

どの道、もう駄目な気がするんですが…、僕が一番気になったのは「当選回数」など大臣の適任者が見当たらないというところです。

 

元来、年功序列じゃないですが・・昔から「当選回数」とかが重視されて、大臣になるのも「順番待ち」とかいうイメージがあります。

 

確かに当選回数が少ない=政治に詳しくないということになるでしょうし、行政とのつながりがなければ「同政治を進めるのか」わからないため、やれることもやれないとは思います

 

しかし、若くてやる気のある人間が前に出ていかなければ「変化」は起きないような気がします。

 

幕末とは違うと思いますが、幕末というと30歳前後の人たちが活躍していました。時代の流れ、寿命などのことを考えたとしても40前後の人が活躍するような社会のほうが良い…と思ったりします。

 

小沢議員のグループを批判するわけではないのですが、あのグループのイメージは「小沢議員の数の力」になっているイメージでしかないのですよね。僕が政治家になるなら小沢議員の下には入らないでしょうね。陳情を自分の手元に集めたときのやり方を見ていると、権力を一手に集めるタイプだと思われるし、今回の裁判を見ていても・・うまく部下を使えそうな気がしない

 

僕は葉隠武士道が好きなので、自分の考えはできるだけ自分ができなければそれを行う力のある人や、上司に訴えていくやり方をまずとっています。日本という国がそうなのかもしれませんが、変り者・・・出る杭は打たれるという気がします。

もっとも、僕はまだまだ知識や見識が足りないので、Blogを書いたり、自分の考えを影響力があるかもしれない上司に伝えるというやり方でやっております。

 

繰り返しになりますが、30代~40代が活躍するような政治になってほしいと心から思います

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

blogram投票ボタン

それでは、また。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原発建屋内高線量:建屋内で作業するなら、事前に幹細胞は取ったほうが良いかも

2011-11-21 04:53:29 | 複合記事

おはよございます

 

ちょっと早起きしたついでにネットを広げたら気になる記事がありました。

 

3号機で毎時1600ミリシーベルト

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20111120-00000023-jnn-soci

TBS系(JNN) 11月20日(日)18時33分配信

 東京電力は福島第一原発3号機の原子炉建屋内部で、3号機では過去最高となる毎時1600ミリシーベルトという非常に高い放射線量が測定されたと発表しました。

 東京電力は先週から3号機の原子炉建屋内部の様子をロボットを使って調べていますが、19日の調査で、原子炉建屋1階の床から毎時1600ミリシーベルトを測定したと発表しました。

 3号機では、14日にも同じ場所で毎時1300ミリシーベルトが測定されていて、原因とみられる床にたまった水の拭き取り作業を進めていましたが、さらに高い数値が測定されたことになります。

 政府は、年内に原子炉が安定した状態となる「冷温停止」を宣言する方針ですが、今回のように高い放射線量が測定されるなど、炉内の状況を把握したとは言えない状態が続いています。(20日18:39)

---------------------------------------------

以前、

現場からの医療改革推進協議会に参加

幹細胞の事前採取:Plerixaforかしら?

という記事で、原発関連作業員の自己末梢血幹細胞の採取という話がありました。大量被曝に関しては幹細胞があったからと言って助かるわけではないですが、なければ助からないといってもよいです。

 

原発周辺の作業はまだしも、内部に入る作業員はやはり幹細胞の事前採取はしたほうがよさそうですね

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

blogram投票ボタン

では、また。

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横断的な・・・:官僚も横断的にしてみたら?

2011-11-15 22:13:53 | 複合記事

一つ追加します

 

僕は以前上司の許可をもらってインタビューを受けて、某医療系雑誌に「匿名」で意見を言いました。

僕はあくまで日本の医療をよりよくするために「医局ごとの違い、よさ」を学ぶために横断的な医師教育組織を作るべき…というもので、その考えはまだ消えていません。

 

ガイドラインができたといっても細かいところの違いもあるし、本当に別の病院へ行くと「こんなことしているの?」というのが良しにしろ、悪きにしろあります。

 

それ故僕はそういう組織を作りたいと思っています。そのほうが国民のためになると思いますし、医師一人一人も井の中の蛙にならなくて済む。臓器移植を勉強したいという医師が「医局」の垣根を越えて積極的に自分のやりたいことをできるようになる。その知識を持ってきて自分の大学、病院をより良いものに変えていける

 

そんなことを考えているのですが、これには僕は周りの人から学ぶべきことは多い。特に全く違う分野の人からは…というのがあります

 

そこで思ったことです。官僚というか省庁も極力横断的にしてみてはどうだろうか?

メリットは

1、さまざまな省庁を渡り歩くことでそれぞれの良さ、やり方などを学ぶことができる

2、省庁間の連携が取りやすくなるのではないか?

3、縦割り行政をなくし、省益を考えることがないようにする(横滑りができるので、省益にならないことをしても窓際に追いやられなくて済む)

などでしょうか。ほかにもありそうですが・・・・。

 

デメリットとしては

1、もしかすると本職のスペシャリスト官僚がいなくなるかもしれない

くらいでしょうか?

僕は別にいなくて大丈夫ではないかとも思うのですが、どうでしょう。全員が同時に異動したらもちろんアウトですが、行政職のひとが時期をずらして移動する分には全く影響はないと思います。

まぁ、ある程度で「ここをメイン」にすると決めてもよいと思いますし。

 

出向でも様々なことは学べますが、本当に移動になればしがらみはなくなると思いますし…そっちのほうがいいと思いますw

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ

なかのひと 

いかがでしょうか?

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブレーンの重要性:真逆の意見を取り入れてより良いものにする

2011-11-14 19:55:18 | 複合記事

こんばんは

 

3日間ほど仕事で自宅に帰れませんでしたw さすがに疲れましたが、記事の更新はとりあえずします。

さきほど「真の独立ってなんだろう?:教育の重要性は?」という記事のコメントに、TPPの参加に対して反対の方も賛成の方もいると思うのですが、各々の意見をしっかり聞いて判断するほうが良いと書きました。

判断するというよりは「TPP賛成派」「TPP反対派」の意見を取り入れて新しい方針(多分、参加しながらも反対派の意見を取り入れるような)を組み立て、新しいより良い考えを考えだすべき・・・と思います。

先日も「TPP参加に関して思うこと」で書きましたが、TPP反対派は多分「中野准教授」が急先鋒賛成派の中で気になる人と言えば「日本中枢の崩壊」を書いている古賀茂明氏ですね。各々の意見はよくわかりますし、僕は農業云々ははっきり言えば「差別化」して切り抜けたら・・・? と、思っている人です。

 

しかし、制度が狂うかもしれない。内政干渉の可能性を考えるとTPPに全面的に賛成とは言えない。(日本の外交って弱そうですからね)

 

この2人がどっかの料亭(w)でTPPに関して「酒」を飲みかわしながら、相手の話を理解するまで話し合う。そんなことが起きたら、僕はその場の代金を全額払ってでも、そこで勉強させてもらいたいような気がします。

 

全く意見の異なる人がお互いを理解しあうまで話し合う。その場にいられるのであれば(可能なら、両方に質問する権利をもらえるとうれしい)、非常に勉強になると思いますし、なによりもTPPに関してより良い意見がまとまりそうではないですか。

 

僕は先日、職場の学校で「リーダーシップ」をとる場面をいただきました。僕はリーダーシップをとる上で人材(自前のスタッフ、ブレーン、幕僚)の重要性を確認したかったことが、その役をやりたかった一つの理由です。もう一つはブレーン・幕僚として働くのであればどういう風にするのが最も良いかを逆の立場から確認するためにも、その立場を経験したかったのです。

 

よくわかったのは「リーダーだけでは何もできないが、やはりリーダーは方向性を決める(決心)必要がある」という当たり前のこと。

 

 

その当たり前のことを決めるためにはブレーンたちがどれだけ情報を集めて見積もりを立てるか…ですが、それが偏っていては何にもならない。むしろ、真逆の意見が出るくらいのほうが視野が広がってよいと思います。まぁ、全員の意見が一致するような問題ならいいのですけど。

ただ、そのような状況であれば、彼らの意見を理解することから始まり、最終的にそれを統合して決断しなくてはならない

 

どれだけブレーンがいるか・・・。先日「現場からの医療改革推進協議会に参加」という記事で書きましたが、鈴木寛さんがいろいろ話されていました。そこで話されていたのですが自前のブレーンが「いる」か「いない」かはやはり大きいと思います。アメリカのような「自前のブレーン」は日本の政治家にも必要なんでしょうね。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

政治においてリーダーとマネージャーは違うと思いますが、リーダーは本来政治家であり、方向性を決める人マネージャーは官僚であり、物事をうまく進める人。役割が違うことを再認識すると…リーダーとマネージャーがごちゃごちゃになっているのはよくないと思いませんか。

 

マネージャーは「うまく物事を行う人」です。官僚(マネージャー)が

それに関しては物事をうまく行えないから、それはやってはいけない

では、本末転倒です。まぁ、利権の問題とかがあるのだと思いますが…(それなら公務員を辞めてしまえ…と思いますw)

 

リーダーが本来は「~~を行う」と決めて、それをうまく行うのがマネージメントだと思います。

 

まぁ、僕なんかが書かなくてもだれかが書いていることだとは思いますがw

 

あぁ、疲れたw

先程、3食ぶりに食事をしましたw

 

では、また。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TPP参加に関して思うこと

2011-11-11 22:07:28 | 複合記事

こんばんは

仕事から帰ってきましたが、寒いですね。思わずカレーうどんを食べてしまいました。食べ終わったら汗が出て、汗が出てw

 

で、先ほど見たところTPP参加の方向で進み始めたみたいですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111111-00000045-mai-pol            衆院予算委のTPP集中審議で自民・赤沢亮正氏の質問に答える野田佳彦首相=国会内で2011年11月11日午前9時40分、藤井太郎撮影
 野田佳彦首相は11日夜、首相官邸で記者会見し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉への参加を表明する。首相はこれに先立ち同日午前に開かれた衆院予算委員会の集中審議で、「アジア太平洋地域は世界の成長エンジンになり得る。この成長力を取り込む視点が極めて重要だ」と、交渉参加への意欲を重ねて表明。一方、影響が懸念される農業について「厳しい状況に直面している農業の再生に全力を尽くす」と強調した。

【明快図説】環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡る動き

 首相は、交渉参加の正式表明を当初予定していた10日から1日先送りした。首相は予算委で、この理由について「(民主党から)慎重な判断を求める提起があり、さらに議論を詰めていこうということで1日延ばした」と説明。「多くの皆さんが懸念を持っていることはよく承知しているが、その上でどういう判断をするかの最終段階だ」と語った。

 また、TPPについて「日本が実現したいルールを多国間で適用することが可能になるという意味で、2国間のEPA(経済連携協定)とは別のメリットもある」と指摘。交渉途中での離脱の可能性については「交渉に参加するなら、国益を最大限に守るために交渉に入っていく決意を持っていく。守るべきものが損なわれる場合には、いろんな可能性が出てくるということは、一般論ではもちろんある」と否定しなかった。民主党の武正公一氏、自民党の赤沢亮正、伊東良孝氏への答弁。

 首相は11日午後、鹿野道彦農相、輿石東民主党幹事長と国会内で会談した。政府・民主党は同日午後の参院予算委員会の集中審議終了後に政府・民主三役会議と「経済連携に関する閣僚委員会」を相次いで開催し、交渉参加の方針を最終決定する見通し。これを受けて首相は同夜、記者会見して、交渉参加を表明。12日から開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際、交渉参加を各国に表明する方針だ。

 一方、「TPPを慎重に考える会」会長の山田正彦前農相は11日午前、民主党の樽床伸二幹事長代行と国会内で会い、首相が会見する前に両院議員総会の開催を要求する文書を手渡し、議員の署名集めを始めていると伝えた。樽床氏は「(文書を)受け取った」と応じるにとどめた。

 考える会は、両院総会の開催に必要な党所属議員の3分の1以上の署名を集めて11日午後に提出する方針。ただ、総会開催のタイミングは執行部が決められるため、同日夜の首相会見前に開かれる可能性は低い。

 国民新党の自見庄三郎金融担当相は11日午前の閣議後の閣僚懇談会で、同党の亀井静香代表がAPECでのTPP交渉参加表明を見送るよう首相に申し入れたことに関し、「党は反対している。ただ首相が方針を決めれば従う」と述べ、自身は交渉参加に反対しない意向を示した。

【西田進一郎、佐藤丈一】

------------------------------------------------

僕は実はTPP参加は微妙~と考えています。

理由はTPPを調べ散ると必ず出てくる中野准教授の話が一番説得力があるからw

You tubeでフムフムと思いましたw

http://www.youtube.com/watch?v=PrRjoR0dkcg&feature=related

これ以外もこの先生の話は面白いですね。特に10月27日の朝のテレビのやつw

 

皆さんが書いていますけど、TPP参加のメリットは「関税」が取っ払われて輸出など経済界に有利という点ですが、経済効果は10年で2.7億。下に中野准教授のインタビューを載せましたが、書かれている通りでしょぼいような気がします。

あとは・・・アジア圏内の国と共闘できるというのがメリットでしょうか。僕ならさりげなく・・・各国から「人」を吸い上げますけどね。一番の重要なものは人だと思っています。もし、参加するならTPPで人を集めるくらいですね。僕なら。けど、それも反対なんだろうな…日本だと

で、デメリットは農業や医療などですが…最近「差別化」と書くことが多いのですが、差別化するべきだと思っています。すなわち「安いけど・・・」というアメリカの農業と「高いけど、おいしい」「高いけど~~」である日本の農業。僕だったら日本向けだけでなくてアメリカの一流ホテルとかに味比べで輸出してみますけどね。

「どうですかアメリカの米と比べて・・・w」

とかって。おいしかったら買ってくれるんじゃないのかしら?僕ならお金があって「おいしいもの」が食べられるなら、おいしいものを選びますけどね。アメリカの上流階級ってそういうところでしょう?

「日本の米は○○の米とは違う」「アメリカやオーストラリアの肉とは和牛は違う」・・・。けど、牛のえさのトウモロコシは関税がなくなって…安く手に入った。ラッキーとかってw

だから、農業に関してはそんなに…と思っています

けど、医療は違います。医療に関してはやはり多くの先生方と同様に「差別化」はしてはならない。命の重さは等しいと思うので。ただ、TPPに加わることで「ドラッグラグ」絡みでなかなか入ってこない薬などは使用しやすくなるかもしれませんね。

もっとも、その気になれば今でもできますけどね。サリドマイドは僕も患者さんに何人か個人輸入しましたし(けど、保険診療になったのに費用は変わらないw)・・・先日のポリオの不活化ワクチンだって個人輸入はしているわけですから。

しかし、いろいろ言われていますが「アメリカの言うとおり」に全てを聞かされることになるなら・・・明治時代に逆戻り…というのは一部正しいですよね。違うとすれば江戸時代や明治時代に比べれば日本の力は大きくなっている。けど、今の日本の政治家(の一部)では飲み込まれそうな気はしますね。

他にもさまざまな制度で重要なところがどうなるか・・・。TPPで一番不安なのは「制度」がどうなるか・・・なんですけどね。

TPP反対派の急先鋒・中野剛志「メディアが報じないアメリカの本音。やはり日本は狙われている」

ついにTPPに参加することがほぼ決定的となった日本。報道の裏側、アメリカの真意などを反対派の中野氏が明かす

TPPについては、むちゃくちゃな話がメディアでそのまま流れています。先日(10月27日)、私が生出演したフジテレビの『とくダネ!』なんてヒドいもんでしたよ。

進行役のアナウンサーが、スタジオのモニターで内閣府が試算したTPP参加の経済効果を示したんですが、そこに映し出されたのは「GDP2.7兆円増加」という数字だけ。それを見たコメンテーターが「日本の年間GDPは約530兆円ですから、0・54%くらいの効果です」と解説しちゃったんです。

オマエら、ちょっと待て、と。2.7兆円という数字は10年間の累積だろ! 単年度で見ればTPPの経済効果なんてたったの2700億円。私は生放送で、なんで正確な数字を出さないんだ!とブチ切れましたよ。

ところが、その前に放送された『新報道2001』でもフジテレビは同じ“誤報”を飛ばしました。しかも、こちらは番組スタッフが収録前の段階で10年間の累積である事実を把握していたから、私には故意に隠したとしか思えないんです。視聴者を“TPP賛成”へと誘導したい大手マスコミの狙いが透けて見えますよ

政府は政府で、TPPに参加することで「国を開く」などとトンチンカンなことを言う。日本の平均関税率は諸外国と比べても低いほうであり、その意味で国はすでに開かれているんです。なぜ、こんな自虐的な発言をしたのか意味不明。本当にこんな状態でTPPを進めてよいのでしょうか?

「輸出2倍戦略」のためにアメリカはTPPを使う

今、世界はどうなっているのかというと、08年のリーマン・ショック以降、その構造は激変しました。かつての世界恐慌がそうでしたが、今のような世界的な大不況下では、各国とも生き残りのために手段を選ばず必死になります。各国は、日本にオイシイ話やキレイ事を並べながら、えげつない計略を次々と仕掛けてくる。特に住宅バブルの崩壊で国内経済がズタボロのオバマ政権は、経済回復と支持率稼ぎのためになりふり構わなくなっています

そのアメリカが今、最大のターゲットにしているのが日本です。アメリカは「2014年までに輸出を2倍にする」ことを国是に掲げています。そのために利用しようとしているのがTPPです。アメリカはまず日本をTPPに誘い込み、思惑どおりに関税や非関税障壁を撤廃させる。もちろん関税撤廃には応じますが、同時にドル安(円高)に誘導して日本企業の輸出競争力を奪います。その上で、金融や農業などで日本の市場の収奪にかかる。これがアメリカの狙いです。

日本が自ら進む“人食いワニ”の池

このまま日本がTPPに参加すると、国内のルールや仕組みをアメリカ企業に有利になるように改定させられる恐れがあります。そこで、昨年12月に合意に至った米韓FTA(自由貿易協定)が、韓国側から見て、いかに無惨な内容だったかをお話ししましょう。

韓国は、アメリカが韓国の自動車市場に参入しやすくなるよう、排ガス診断装置の装着や安全基準認証などの義務に関して、米国から輸入される自動車は免除するという“例外”をのまされました。

さらに韓国では、日本と同じく国内ニーズが高い小型車に優遇税制を設けていたが、これもアメリカの要求で大型車に有利な税制に変えさせられました。そしてFTAによる関税撤廃で急伸した韓国産自動車の輸出がアメリカの自動車産業を脅かすようなら“関税を復活する”という規定も加えられたのです。

手段を選ばないアメリカのこうした攻勢が、TPP交渉参加後は日本に及ぶことになります。自動車業界では、まず日本のエコカーが標的となるでしょう。米国車の多くは、現時点では日本政府が定めた低公害車の基準を満たしておらず、エコカー減税の対象外。これをアメリカに「参入障壁だ」と指摘されれば、韓国のように泣く泣く優遇税制を撤廃せざるを得なくなるでしょう。

また、TPPで最も懸念されるのは、投資家保護を目的とした「ISDS条項」。これは、例えば日本への参入を図ったアメリカの投資企業が、国家政策によってなんらかの被害を受けた場合に日本を訴えることができるというもの。訴える先は日本の裁判所ではなく、世界銀行傘下のICSID(国際投資紛争解決センター)という仲裁所です。ここでの審理は原則非公開で行なわれ、下された判定に不服があっても日本政府は控訴できません

さらに怖いのが、審理の基準が投資家の損害だけに絞られる点。日本の政策が、国民の安全や健康、環境のためであったとしても、一切審理の材料にならないんです。もともとNAFTA(北米自由貿易協定)で入った条項ですが、これを使い、あちこちの国で訴訟を起こすアメリカを問題視する声は少なくないのです。そんな“人食いワニ”が潜んでいる池に日本政府は自ら飛び込もうとしているわけです。

残念ながら、野田首相のハラは固まっているようです。世論で反対が多くなろうが、国会議員の過半数が異論を唱えようが、もはや民主的にそれを食い止める術はありません。交渉参加の表明は政府の専権事項、野田首相が「参加する」と宣言すれば終わりなんです。

そして、いったん参加表明すれば、国際関係上、もう後戻りはできない。すべての国民が怒りをぶつけ地響きが鳴るような反対運動でも起きない限り、政府の“暴走”は止まりません。

(取材・文/興山英雄 撮影/山形健司)

中野剛志(なかの・たけし)
1971年生まれ。東京大学卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。現在は京都大学に准教授として出向中。著書に『TPP亡国論』(集英社新書)など。

---------------------------------------------

どうなるんでしょうね。TPP参加がどう転ぶか。

 

日本の政治家の頑張りに期待したいですね。

それでは、また

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サイバーテロ:国防機密…大丈夫かい?

2011-09-19 10:08:43 | 複合記事

さて、ちょっとYahooをみたらこんな記事がありました。

 

 日本を代表する総合機械メーカー「三菱重工業」(東京都)が第三者からサイバー攻撃を受け、最新鋭の潜水艦やミサイル、原子力プラントを製造している工場などで、少なくとも約80台のサーバーやパソコンがコンピューターウイルスに感染していたことが18日、関係者の証言で明らかになった。

 外部からサーバーなどに侵入され、情報を抜き取られていた痕跡も見つかり、同社は標的型攻撃によるスパイ行為の可能性が高いとして警察当局に届け出た。日本の防衛産業を狙ったサイバー攻撃の一端が明らかになるのは初めて

 関係者によると、これまでに感染が確認されたのは、「神戸造船所」(神戸市)、「長崎造船所」(長崎市)、「名古屋誘導推進システム製作所」(愛知県小牧市)などの製造・研究拠点8か所に、本社を加えた計9か所の約80台のサーバーなど。
------------------------------------------------
潜水艦の情報って・・・・とんでもないことなんですけど。悠長だなぁ~
日本の国防って・・・。
日本は海上防衛をしないといけないし、そもそも日本って「太平洋へのふた」みたいな位置に中国から見たらあるから、目の上のたんこぶでしょう・・・。
う~ん・・・・狙われていないことを祈念して・・・・。
では、また。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

医療界にも当てはまる:教師(学校)vs両親

2011-01-23 11:30:52 | 複合記事

この記事をみて、少し思うところがありました。

 

「保護者の苦情で不眠症」教諭提訴 保護者「娘に差別」

http://www.asahi.com/edu/news/TKY201101170419.html

<script type="text/javascript"></script> <script src="http://jss.afpbb.com/mbsv/blog_button/asahi/asahi.php?url=http%3A%2F%2Fwww.asahi.com%2Fedu%2Fnews%2FTKY201101170419.html" type="text/javascript"></script>

 埼玉県の市立小学校に勤務する女性教諭が、再三クレームを受けて不眠症に陥ったとして、担任する学級の女子児童の両親を提訴していたことがわかった。慰謝料500万円を求め、さいたま地裁熊谷支部で係争中だ。文部科学省によると、「保護者が学校を訴える例はあるが、逆のケースは聞いたことがない」という。

 提訴したのは昨年9月。訴状などによると、教諭は1991年に教員になり、昨年4月からこの女児の学級を担任。同年6月、女児と他の女子児童とのいさかいを仲裁した際、母親から電話で「相手が悪いのに娘に謝らせようとした」と非難された。

 これを皮切りに、同月末から7月中旬にかけて、児童の近況を伝える連絡帳に母親から「先生が自分の感情で不公平なことをして子どもを傷つけています」などと8度書き込まれた。

 さらに、父親や母親から文科省や市教育委員会に対し、口頭や文書で批判されたほか、女児の背中に触れただけで警察に暴行容疑で被害を訴えられたという。

 こうした一連の行為により教諭は不眠症に陥り、「教員生活の継続に重大な支障を生じさせられた」と主張している。教諭ら学校側と両親が話し合う場も設定されたが、両親が拒否したという。

 小学校側は提訴の翌月、市教委に対し、「モンスターペアレンツに学校や教師が負けないようにし、教諭が教員を代表して訴訟を行っていると受け止めている」という校長名の文書を提出している。

 両親は訴訟の中で、連絡帳への書き込みについて「娘は繰り返し嫌がらせや差別をされ、ストレスで体調が悪くなっている。このままでは学校に行けなくなってしまうので、抗議した」と説明。市教委に文書を提出した点については「教諭が話し合いを拒否している。娘が安心して学校に通うための正当な行為」と主張し、訴えを退けるように求めている。

 朝日新聞の取材に対しては「娘は担任教諭から、ほかの児童の前で数十分間しかられたり、授業中に手を挙げても無視されたりするなど差別的な扱いを受けた。訴えられるのは心外で、学校側も実態を調べないで自分たちをモンスターペアレンツに仕立て上げた」と話している。

 小学校の教頭は取材に対し、「教諭と保護者のそれぞれの人権を尊重しているため、コメントできない」、市教委は「訴訟中なので、何も答えられない」としている。

-----------------------------------

この構図はなかなかなかったですが、いろいろな意味で気にはなります。

 

まずは一個人ではなくて学校がバックアップに回っていますので、たぶん問題があって、このような訴訟をしても勝てると学校側を担当している弁護士さんか何かが判断したのでしょうけれども・・・。

 

これって病院と患者さんにも構図はあてはまるのですよね

これがどのような帰着をするのかは「医療従事者」としてもしっかり見守っていきたいと思います。

まぁ、そのようなことにならないのが最も良いのでしょうけど、僕もどれだけ誠実に対応しても、書いている通りのことが起きても、説明通りになったとしても、結果が悪ければいろいろ言われるということを体験しましたので。

 

将来どうなるのかを見極めるために、この裁判がどうなるか…注目しています。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

介護不安は国民共通の不安:政治家はどう考えている?

2010-11-20 20:03:31 | 複合記事

さて、続けます。

 

どうも、インフルエンザワクチンの副作用として熱が出ているのか、風邪をひいたのかわかりませんが、熱があるようです。困ったものだ・・。

 

さて・・・ニーチェの言葉か何かで「エゴイズムは感情の持つ遠近法」というようなことを書いていました。これは一つの本質をさしていると思っていますが、当たり前ですが人は自分と関係するものはクローズアップして考えます

 

僕が医師不足の問題を大きく取り上げるのは、当たり前ですが現場でそれを感じているからであり、いずれ成り立たなくなるだろうと思っているからです。

 

僕らの世代で人手がすでに足りなくなってきている。僕らの先の世代ではどうなるのか・・・。さらに減るかもしれない。そうすると総合的に破綻するのは当然ではないか…と思うわけです。

 

そういう意味で人は自分に関係ある部分はクローズアップするものだと思います

 

いずれ…という意味でクローズアップされてきた分野「介護」 そこにこの国はどう切り込んでいくのかしら…と思っています。

 

4分の3超「介護必要になるかも」=自分と家族の将来に不安―内閣府調査

時事通信 11月20日(土)17時12分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101120-00000066-jij-pol  

内閣府は20日、「介護保険制度に関する世論調査」の結果を発表した。それによると、4人に3人が自分自身が寝たきりや認知症の要介護者になるかもしれないと不安に思っていることが分かった。家族が要介護者となることへの不安も8割近くの人が抱いており、少子高齢化の進行に伴う不安感の拡大がうかがわれる結果となった。 

 

調査は9月16日から10月3日まで、全国の成人男女5000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は65.4%だった。 要介護者となることへの不安は、自分自身について「ある」と答えた人は7年前の前回調査比6.1%増の75.1%で、「ない」は同5.7%減の24.4%。家族について「ある」は同4.1%増の77.6%、「ない」は同7.3%減の18.0%だった。 

自分自身に介護が必要となった場合に困ることを聞いた(複数回答)ところ、「家族に肉体的・精神的負担を掛ける」が73.0%で最も多く、「介護費用の負担が大きい」60.1%、「収入がなくなる」32.2%などが続いた。自分が介護を受けたい場所では、「現在の住まい」を挙げた人が37.3%。次いで「特別養護老人ホームなど介護保険施設」が26.3%、「有料老人ホームや高齢者住宅」が18.9%だった。 

----------------------------------

介護問題も大きなものだと思います。 今のままでは受け入れ不能となる要介護者が増えるだろうと思うのは、当たり前の話だと思います。

 

介護関係で「主治医意見書」なるものを書くことがよくあります。65歳以上ならともかく、65歳未満だと介護を受けるのは結構大変です。

 

本当に自分でベッドから降りることもできない人の要介護認定を受けるのに、「末期癌」以外ではなかなか取れない。

家で介護を受けたいといっても、介護職の人数も足りませんしねぇ。まぁ、そういう意味ではこの分野は「経済」の活性化につながりうるとも思います。

 

この問題を政治家はどう思っているのでしょうか?

 

もう、大臣をおやめになられているので良いかなぁ・・・ということで・・・。先日も書きましたが民主党の某国会議員さん、政治家という立場で医療現場に横やりを入れていらっしゃいましたが、そういうことができるえらい立場だと思って気にしていないのでしょうかね?

 

自分の関係者は医療や介護は問題ないって。

 

話を脱線させますが、僕は結構いろいろな人と付き合いがあります。それは誰だってそうでしょうけど、ネット上の付き合いもあれば、僕より20歳くらい上の年齢の方々と一緒に、よく酒を飲んで話をしてます。

 

その時にも話をしましたが、

医者という職業にプライドは持っていますが、偉いとかは全く思いません。むしろ、僕は自分が医者としては必要なくなるような時代が来て、釣りや読書や本でも書いて過ごしてみたいくらいです。むしろ、他の職業の方々とか、技術者関係の方々とかのことを尊敬します

という話をしました。

 

ここで僕が思っているのは、政治家の多くがそんなことを思っているとは思えませんが、こんなことを言う人もいるから、結構「俺は偉いんだぞ」と思っているひとも多いのではないかと・・・。

 

民主・松崎議員が自衛官を「恫喝」か 「俺を誰だと思っている」

産経新聞 11月18日(木)2時5分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101118-00000513-san-soci

今月3日に埼玉県の航空自衛隊入間基地で行われた航空祭(写真:産経新聞)  民主党の松崎哲久衆院議員(60)=埼玉10区=が今年7月、航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)で行われた納涼祭で秘書が運転する車を呼び寄せる際、空自側の規則どおりの対応に不満を抱き、隊員に「おれをだれだと思っているのか」と“恫喝(どうかつ)”ともとれる発言をしていたことが17日、分かった。防衛省幹部や、自衛隊を後援する民間団体「航友会」関係者が明らかにした。  

入間基地では今月3日の航空祭で、航友会の会長が「民主党政権は早くつぶれてほしい」と発言。これを受け、防衛省は自衛隊施設での民間人による政権批判の封じ込めを求める事務次官通達を出した。松崎氏は会場で会長の発言も聞いており、周囲に強い不快感を示していたため、「納涼祭でのトラブルも遠因になり、異例の通達につながったのでは」(防衛省幹部)との見方も出ている。  

 

松崎氏は7月27日の納涼祭に来賓として出席。帰る際に駐車場から約30メートル離れた場所に自分の車を呼び寄せるよう、車両誘導担当の隊員に要求した。だが、歩行者の安全確保策として片側通行にしていた道路を逆走させることになるため、隊員は松崎氏に駐車場まで歩くよう求めた。  

ところが、松崎氏は歩行者はいないとして車を寄せるよう指示。隊員が拒否したところ、 「おれをだれだと思っているのか」「お前では話にならない」 などと発言した。  

 

別の隊員が松崎氏の秘書が運転する車を逆走させる形で寄せると、「やればできるじゃないか」という趣旨の発言もした。誘導担当の隊員が「2度と来るな」とつぶやくと、松崎氏は「もう1度、言ってみろ」と迫ったとされる。こうした過程で、松崎氏が誘導担当の胸をわしづかみにする場面もあったという。  

松崎氏は産経新聞の取材に一連の発言をすべて否定し、「(隊員の)体には触れていない」と述べた。一方、「(受付を通り越して)駐車場でしか車を降りられないなど誘導システムが不適切だと指摘はした」と説明し、「隊員に2度と来るなと言われたことも事実。(自分は)何も言っていない」と話している。

---------------------------------

僕は多くの方々が多くの人々に貢献していると思っていますが、政治家は「国民から集めた税金」をどのように分配し、どのように利用するかを決める「国民の代表」でしかなく、彼らは偉いのでもなんでもない

 

むしろ、それができないのであれば「誰にも寄与していない」のである。

 

政治家として会議場にいるだけであれば、一体だれの役に立っているのだろうか?

(現場にすらいないのに・・・)

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと

政治家からの圧力というのがまかり通ると思っている。それは政治家が偉いという錯覚を多くの人がもっているにすぎない。政治家本人も。

 

そう僕は思います。

 

話が脱線しましたが、介護の問題も含め政治家の方々が「親身になって」考えていただけることを祈っています。

 

それでは、また。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この悪戯で患者さんが死ぬ可能性もあった:殺人未遂のようなもの

2010-02-12 21:54:56 | 複合記事

こんばんは

 

帰ってきました。

昨日の当直から今日一日…二日間、若干疲れました。夜中にも2回ほど起こされたので、連続睡眠がとれていません。ついでにモニター音が気になって…。

 

というわけで、寝る前に一つ記事を…

 

京大病院でダイナマイト騒ぎ=500人避難、実は女性用下着-京都

2月12日18時58分配信 時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100212-00000140-jij-soci  

12日午後0時20分ごろ、京都市左京区の京都大学医学部付属病院の一般外来病棟のトイレで「ダイナマイト5本」などと張り紙されたバッグが見つかり、職員や患者ら約500人が避難、周辺道路が通行止めになる騒ぎとなった。京都府警が調べたところ、中身は女性用の下着などと判明、川端署は悪質ないたずらとみて威力業務妨害容疑などで捜査している。 

同署によると、一般外来病棟1階の緊急出入口横の男子トイレの洗面台の上に、バッグがあるのを男性が発見。病院の守衛に知らせた。バッグは縦50センチ、横30センチの青色のビニール製で、張り紙は黒いマジックで「午後3時までに解除してください」などとも手書きされていたという。 

-------------------------------

こういう悪戯は本当によくないです。 どういうつもりで行ったかわかりませんが、この悪戯で患者さんが死ぬ可能性もあったという意味では殺人未遂のようなものです。

 

実際、動かすだけで「死」の可能性が高くなる患者さんもいます。人工呼吸器などを用いている人、酸素投与が必要な人、昇圧剤を用いている人…いろいろな患者さんがいますが、その患者さんたちを「殺した」可能性があります。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

そういう意味で重大な事件だと思います。数十名の患者さんに対する殺人未遂事件としか僕には見えません。

 

昨日の当直が…ちょっとバタバタしたので明日に備えて今日は休ませていただきます。

では、また。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公務員給料カットに関して思う:ナースステーションの雑談から

2009-11-15 16:17:25 | 複合記事

こんにちは

 

今日は久々に昼間に家に帰ってきました。昼間に家に帰ってきたことで「休日なんだな~」と実感していたりします。

 

最近は家に帰るのが遅くなることが多かったので、まともな休日(?)の気がしたのは本当に久しぶりです。

 

 

病棟は大きな動きはなくなり、調子の良し悪しはもちろんありますが、安定した状態になっています。

 

無菌室で同種骨髄移植中の患者さんは何事もなく生着したようですが、これからも油断せずに万全の体制で行きたいと思いますし、この1ヶ月ちょっとの間に来た「初発」の白血病・再生不良性貧血の患者さんたち7名はほとんど順調に経過中です。

 

先程帰る前にナースステーションで看護師さんが

公務員の給料って3割カットになるの?

と大騒ぎしていました。

今でも信じられないくらいに安いのに、これ以上安くなるなら誰が働き続けるのだろうか?

と言われればその通りでしょう。看護師が集まらない。それ故にこれほど重症患者がいる病棟なのに、看護師さんの数が4名とかで祝祭日を看ているわけですから・・・・。

blogram投票ボタン

 

公務員というのも能力給はないので、どれだけ働いていようと差は出ませんし、看護師さんも病棟によっての給料の差はありません。

 

一方、僕らのように(医者は)働いている時間が認められていませんしね(一般公務員は残業代は出るのでしょうけど・・・)。

 

 

僕は公務員の給料削減に関しては

3割はないと思うよ?それをやったら公務員になる人がいなくなるもの

と先程、大騒ぎしていたナースステーションで言いました。実際に3割の削減をやった場合は「現場の第一線で働くバリバリの公務員」に関しては皆辞めるのではないでしょうか。

 

弟も公務員なのですが、そこで働いている同僚は「うつ病」の診断で仕事を休んでいるらしいです。ただ、実際には家を訪ねると「ゲームをしていたり、漫画を読んでいるだけ」と言っていて、こういうのは適応障害であってうつ病とは言わないだろうな…と思います。

 

こういったケースの人員の削減、不必要に余っている、実際に働いていない人間の人員削減に関しては進めたほうが良いと思いますが、全体を一律に給料カットすれば「優秀な人材」は国家公務員にならないだろう…と思います。

 

 

僕が知っている人の中にも・・実際「こいつは仕事をしているとは言わないな」というような人から「過労死するぞ、この人」というようなレベルの人まで大勢います。

 

ただ、この仕事の差が「給料」「昇進」を含め、全く評価されていないのも公務員だな~と思ったりします。

 

この給料問題で研修医達が

民間の給料が安いって言いますけど、高校の同級生は保険会社とか入って9時~5(17)時の仕事で私たち以上の給料もらっているのに・・・これ以上削減されるなら辞めたほうがいいじゃないですか

と言っていたので

「その通りだね。やめた方がいいんじゃない?」

と、言ってみました。

 

 

また、大学の上の先生が

俺らが頑張れば頑張るほど、やったことに対する評価は低くなっている

と言っていました。頑張れば評価されるわけでもないので、頑張った分だけ一つあたりの評価は下がる…という意味です。

 

そうやって優秀な人材が民間に流れていくわけですが、うちの大学は特にその傾向が強いのだと思います。

 

先日もうちの大学出身の先生が、某大学の胸部外科の教授になられたようですが、このように優秀な人材は外へ外へといってしまうのですよね

 

それと同じように国家公務員の給料の一律削減は「優秀な人材の流出」につながり、国家の礎を揺るがすかもしれませんね。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

 

僕は「国家公務員になれば仕事しなくても大丈夫」という考え方の人間を減らしていけばいい。そんな人間に給料を払うのは国家の損失であって、利益が出ない・・そう思います。

 

民間の会社が好景気になったときに給料アップするのに対して、国家公務員はそれほど上昇しない。逆に不景気になったときもそれほど下がらない。だから、不景気の時に公務員が増える(まぁ、新規採用も減るのでしょうけど)のだと思います。

それが全体の給料が下がってしまえば、当然民間と異なり再度給料がアップすることも少なくなり、結局は国家公務員から優秀な人材はいなくなるでしょう。

 

そして日本は

と思います。

 

 

まぁ、それゆえに一律に給料を下げるようなバカなことはしないと思いますが・・・・何しろ僕を含めて人というのは視野が常に狭くなりますので・・・

 

看護師さんの懸念が実現しないことだけ祈っています。

それでは、また。

 

P.S

この記事を書いている間に病棟から3件の電話がありました

これが医者の休日です。

 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする