2021晩秋…得三で割礼「空中のチョコレート工場」再発ライブ第一部

2024-03-13 05:33:42 | 割礼

2021年11月
割礼が得三にやってきた！！

私が20代の頃

はじめて
「生」で聴いて…「生」で聴いて

そのサウンドの渦にぶっとんで…
ハマりにハマったのが
「割礼」なんだな

もちろん
それまでに
ストーンズや
忌野清志郎さん
ブルースなんぞを好んで聴いていたんだけど
それはＬＰやＣＤでのこと

「生」で「ライブ」をみて
聴いて…実に衝撃的…

それは…これまで私が聴いたことのなかった
音楽…

こんなにお客さんに媚びない音楽があったのか…驚！！

もうそれ以後は…ハマってハマって
当時はナゴヤに来るとなれば
駆けつけていた思い出がある…

私が
ライブハウスに入り浸るきっかけ？？？
を作ってくれたのが
「割礼」

お客さんもハコいっぱいなんだけど
演奏が終わっても
誰も拍手なんぞ当時はしてなくて…
ただただ…音の洪水に溺れて溺れて…もうそれが快感で…快感で…

そんな割礼の「空中のチョコレート工場」再発ライブ

この日はインドヴァイオリン奏者の金子ユキさんも割礼のサウンドに溶け込んで

もうそれはそれは
唯一無二の「割礼」の音の洪水に
「溺れっぱなし」

ここで、リハの写真を何枚か…

サイケデリックな世界観を醸し出す映像

創り上げるのは仙石彬人さん

ではでは、得三での割礼の『空中のチョコレート工場』再発記念ライブのレポをば早速

「第一部」は割礼5人のメンバーによる演奏
割礼に、新加入して、私が初めましてだったのはパーカッションの村瀬"Chang-woo さん

まずは

「がけっぷちのモーテル」

からライブはスタート

メロディアスなこの曲
宍戸幸司さんのエレキの響きに早速、惹きこまれる
スローなテンポに絡む山際英樹さんのエレキ
この山際英樹さんの奏でる旋律が実に心地よいのよ

そして確実にリズムを刻むドラムの松橋道伸さんと鎌田ひろゆきさんのベースに、パーカッションの村瀬さんが加わったリズム隊

曲の中盤からは松橋道伸さんのドラムの響きと宍戸さんのエレキの音の響きが重なり合い、壮大に音が重なり、圧巻の爆音の世界に惹きこまれる

そして

「リボンの騎士」

圧巻の音量
リズムテンポは…ビートは…とことんスロウ…
そして…かつメロディアスで…重厚で…

宍戸さんの
まとわりつくような…粘っこいボーカル
歪むエレキの音…

それに絶妙に絡む
山際英樹さんのギター！！

宍戸さんの音が
山際さんのメロディーラインが映えるように

同じリズムを、旋律を確実に…繰り返し刻む…
鎌田ひろゆきさんのベース

サビのメロディアスなフレーズが心に残る

割礼のサウンドは、もう緩急自在
静かな粘り気のあるゆったりとした宍戸さんのボーカル
でも、間奏になるとサウンドはとことん激しく



その対比に心底惹きつけられる
凄すぎて、もう、ぽっか～んと口は半開き状態

戯れるように弾き語る山際さんのエレキに
宍戸さんの爆音のエレキが被さるように
メロディアスな旋律を奏で
曲のラストは歪み、歪ませる宍戸さんと山際さんのエレキの響き
5人のグルーブ感に、ただただ圧倒される！！

ヨイショするわけではないけど
鎌田さんのベースラインが心地よいのよ

ラストは松橋さんのドラムが畳みかけるように

続いては

「into 」

曲の始まりから
宍戸さんのエレキの響きは
もう鳥肌もの！！圧巻！圧巻！！
切り裂くような宍戸さんのエレキの響きから

一気にうねるような音の響きを重ねる
山際さんのエレキは…これまた鳥肌もの！！
ここにドラムの松橋さんとベースの鎌田さんの確かに刻む音が被さってくると
音の世界観は…一変！！
激しい中にも感じられる確かなメロディーライン

宍戸さんのエレキは歪む！歪む！！
宍戸さんのエレキのフレーズはインパクトあり
そして戯れるような山際さんのエレキ
粘り気のある唯一無二の宍戸さんのボーカル
歪みながらも語り掛けてくるような怒涛の音の響き…

いやあ鎌田さん、松橋さんのリズム隊、実に素晴らしい…

その上をディープながらも
自由奔放に
宍戸さんと山際さんのエレキが炸裂！！

「ルシファーの悲しみ」

松ちゃんのカウントから始まり
サウンドは…まさに「割礼サウンド」そのもの

宍戸幸司さんのボーカルとエレキが絡む！絡む！！
疾走感の感じられるメロディアスな曲調
間奏で奏でる
宍戸さんのエレキは…歪み…歪み…あたかも悲しみ叫んでいるようでもあり…
そして、宍戸さんの粘り気のあるボーカルが映える

戯れる感じの山際さんのギターが色合いを濃くしてくれて
これがまたいいんだよね
歪む…歪むエレキの響きの音の洪水に浸って最高の心地よさ

曲の後半はリズミカルに
メロディアスに…そして躍動的に…そしてドラマテックに

ルシファーとは
光をもたらす者という意味をもつ悪魔・堕天使の名前

まさに曲のタイトルに見合った
サウンドそのもの…

そして爆音なのに、摩訶不思議な世界観を彩るイントロから始まる

「ベッド」

…もう…とことんスロウ

…この曲なんかＣＤ「ＰＡＲＡＤＩＳＥ－Ｋ」に収録された音源と
聴き比べてみれば…
そのスロウさに…驚くかも！！

昔は…
パンクっぽく…速かった…んだよ…？？

山際さんのエレキの旋律が実に心地よく
宍戸さんのボーカルが映えるように彩る

サビの♩僕のベッドに～のリフレイン
この歌に被さる軋むエレキの響きがいいんだよね

松橋さんのドラムもイイ感じで溶け込んでいて

間奏では山際さんの唸るようなエレキの旋律が映える！映える！！

第一部のラストは

「風」

それはそれは
疾走感たっぷりの激しいサウンド

うねり、激しさ、まさにこれぞ割礼のサウンド

松橋さんのシンバルのリズム
爆音でありながら、サビはメロディアスで
畳みかけるリズム

それは確かに
音が「風」のように
畳みかける音の「強風」
もう…音に身を任せて
強風を受けているかのように
自然と体が揺れる…揺れる…

ただただ…割礼のサウンドに身を任せる…
この心地よさ！！

いやあ…やっぱ
割礼！！最高だね！！