新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

「葛飾柴又寅さん記念館」に行く!!!

2017-08-16 06:15:17 | B級スポット
「わたくし、生まれも育ちも東京葛飾柴又 です…
帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎、人呼んで "フーテンの寅" と発します…」





ご存知
映画「男はつらいよ」での「寅さん」の有名な口上…





渥美清さん演じる
車寅次郎さん






人生…楽しいこともあるけど
もちろん「男はつらいよ」と思える場面もたくさんあるわけでして




「寅さん」の
生き方に…
どっか憧れる…ところもあるけど…


やっぱ…
家族にまわりに心配やら迷惑をかけてるわけで
なりたいとは…思わない…



そんな


不思議な魅力をもった
「寅さん」





映画もパーフェクト…
…とは言わないものの

WOWOWなんかでやってたら
ついつい見ちゃうわけで




個人的には
先日ブログで書いた
「ジブリ映画」よりは…
ハマってる感じのする…



「男はつらいよ」



「葛飾柴又寅さん記念館」に行ってきました…





まさに…
今…

「寅さん記念館」と


「館」の看板がとりつけられていそうな
凝った作り…











周りには


「寅さん」のオブジェ…









寅さんが…

置き忘れてったんじゃないかと思った
「帽子」と「カバン」







もちろん…オブジェなので
カバンと帽子は…くっついてて…笑
とれません!!




そして…
寅さんの等身大人形が!!…









なんか…
私の大好きなB級スポットのテイストが
漂ってきて
自然とテンションがあがってきます…




さてさて


葛飾柴又寅さん記念館

けっして広くはないんですが
B級スポットのマニアの域をこえた…
凝った展示がたくさん!!



一言でいえば
B級スポットの進化系…



果てしなく
A級スポットに近い…
でも
どこか…B級スポットのテイスト漂う…
ハコモノ
といいましょうか…




まずは…
入ると
「男はつらいよ」の映画スタッフ紹介図…








おお…私の好む…笑
B級スポットにありがちな…
立体ではない…笑

平ぺったい人たち(人を形どったパネルのことね…)

平ぺったい映画スタッフが
…所狭しと働いています…












そして…
圧巻…
平ぺったい…
帝釈天…笑






わざわざ…
このクソ暑い中…
帝釈天で参拝しなくてもこの空調のきいた
「葛飾柴又寅さん記念館」の中で参拝できる…

…な訳ないか…笑



圧巻なのは…
その横にあるシアター風のカラクリジオラマ

立体紙芝居…







平成21年度「葛飾柴又 寅さん記念館」
二ューアルについて

平成20年、映画「男はつらいよ」は、第一作より40周年を迎え、
また渥美清さんの十三回忌にあたるので、
「寅さん」は再び柴又に舞ったかのようでした。
「寅さん」が育ったのは、戦後から昭和30年代にかけての、
暮らしは貧しかったけど、夢と希望だけは沢山日本人が抱いていた時代です。
そんな時代に、柴又の町で「寅次郎少年」が不良少年として育ち、
そして遂には親の期待を裏切ってフーテン暮らしになってしまったいきさつを、
「倍賞千恵子さん」の語りと立体的な紙芝居でお目にかけます。

山田洋次




もう…見入ってしまいます…



「ガキ大将の寅」


から…「テキ屋の修行時代」まで

立体ジオラマ紙芝居が
五つも楽しめちゃう…



音声が…贅沢にも「諏訪さくら」さん!!なんだな…




2つめのジオラマ




「東京大空襲」










暗闇の中で

だんだんと赤く燃え上がる東京の街…


ミサイルが落ちていくさまも
映像で再現…凝ってる!!











そして
「父の復員」














「ついに家出」











「テキ屋の修行時代」
















映画で出会う
「寅さん」の生い立ちが
このカラクリジオラマで
実によく理解できる













さてさて
平ぺったい帝釈天の横には…


立体的に…
そうリアルに…リアルに…
実に忠実に


あの映画「男はつらいよ」の中でみた



「くるま菓子舗」が再現されていまして!!








中に入ると
寅さんと
寅さんに憧れる…寅さんとよく似た性格なのかも知れない方が…
揃って


うとうとと…







…笑…



奥では…
映画の
映像が流れててまして…
こうして
「寅さんの家族」に迎えられると
なんだか…私が「寅さん」になったよーな気がしますな…笑











ではでは
ちょいと「くるま菓子舗」から出て
映画に出てきた
柴又の街を「寅さん」になった気分で
散策することにしよう!!










朝日印刷所では
平ぺったい
タコ社長と
平ぺったい諏訪博さんが
日曜日だというのに働いてますなぁ…




「労働者諸君!」
「見上げたもんだよ屋根屋のふんどし、たいしたもんだよ蛙の小便」




浮かび上がる言葉も
寅さんそのもの…笑



さてさて
次のコーナーも
これまた実に凝っていて
葛飾柴又の映画に出てきてた街並みが
壮大なジオラマで再現…








2階には
寅さんっぽい人が寝てますなぁ…笑









実に
このジオラマは壮大で…
じっと佇んでいると寅さんの映画の世界にいるみたい…
























で…このジオラマの凄いところは
壮大さ…だけではなくて…




とことどころにある小窓の映像の中で…

さきほど

「くるま菓子舗」の2階で寝ていたと思われる
「寅さん」が
ジオラマの街のあちこちに現れるのよ!!









時を忘れて
このジオラマの世界にずっと浸っていたいほど…






葛飾柴又鉄道の
「故郷駅」も再現…











寅さんになった気分で
乗り込む私…
はい…これ動きませんけど…苦笑








ラストは歴代マドンナの写真がどどっと…












うんうん…
この写真を眺めてるだけでも
永遠に恋をし続けた
「寅さん」の気持ちがわかるような…



いやあ…
寅さんの世界に浸った…浸った…
本当はもっと…じっくりみたかった
浸っていたかったけど

悲しいかな…
「はとバス」の集合時間が…苦笑






最後に
私の大好きな
寅さんの名言???
…を最後に…今回のブログを



「今夜はこのへんでお開きってことにするか」…笑







さてさて

私の大好きな
座右の銘のよーな
寅さんの一言…

それは

秋吉久美子さんがマドンナの


「男はつらいよ 寅次郎物語」からの「寅さん」の満男へのセリフ…



…ああ、生まれてよかったと思うことがなんべんかあるじゃない…
そのために人間、生きてるんじゃねえのか
そのうち、お前にも、そういうときがくるよ、な?
まあ、がんばれ…





まあ…これからも頑張りますか…笑






上手くいかないときは

「結構毛だらけ猫灰だらけ、お尻の周りは糞だらけ…」


…と毒をもはきながら…笑…ねっ!













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