春日大社への参拝途中に
参道(さんどう)で、こんな案内看板が目に留まったので
チラシには「絶対の勝利が予知できない戦場に赴く時、内外から何時くつがえされるか測り知れない平和の永続を願う時、武士たちは神々に祈りとともに宝物を捧げるのです…また春日大社に伝来する古文書や記録からも、鎌倉幕府や豊臣政権、徳川幕府が春日の神々に篤い信仰を寄せていた事を伺うことができます…」とある
歴史にちょっと興味のある私…この年、2022年のNHK大河「鎌倉殿の13人」も楽しみにしている私なので
参拝後に、寄ってみようかと、家内に声をかければ、家内も賛同(さんどう)してくれたので
「春日大社国宝殿」へも行ってきました…
「春日大明神に祈る時代を変えた兵 頼朝・義経から幕末まで」
の特別展
「国宝殿」ですよ!国宝!!!
白雪姫の「ハイ・ホー」の替え歌で
♪コクホー コクホー ララララララン~
と心の中で口ずさみながら
さて、私が参拝したのは2022年の真夏のこと
こういった真夏の参拝には、ここ「春日大社国宝殿」に寄った方がいい…
なんといってもめちゃ涼しいの…もう温暖湿潤気候の不快なムシ暑さ…これから「ハイ・ホー」ならぬ「カイホ―(解放)」されるから
1階で映像をみながら、まったりすることもできるし…
めちゃ綺麗な素敵な新しい、神社の「国宝殿」とは思えぬモダンな、スタイリッシュなハコモノ
なんでも2016年にニューリアルしたハコモノのようで
ハコモノの屋根は社殿のよう
入り口には石灯籠(とうろう)
灯籠の横をとおろう…汗
いや、涼しくて…「汗」がいっぺんにひいていく感じ
さて通路を進むと
まずは、映像のコーナー
なんだか、ぱっと見、よく分からないけど…
暗闇の中に光と水で聖地を表現した「神垣」と称される映像展示空間
よく分からないけど、神様が誕生した瞬間をイメージで映像で映し出されているような…
う~ん、よくわからないけど、雰囲気は伝わってくる
その「神垣」と称される映像展示空間のエリアを通り過ぎると
目でみて分かりやすい…デカいということが分かりやすい
この太鼓は「鼉太鼓」と呼ばれる屋外での「春日若宮おん祭」の舞楽で使用されている打楽器
デカい!デカい!!!
ただし、これはレプリカ…
ホンモノの展示は2階の展示室にありました!重要文化財の「鼉太鼓」
それは、撮影禁止!!というか、2階の展示室の「国宝」はともかく、すべてのものが撮影禁止!でございました…
「鼉太鼓」は源頼朝寄進の伝承があり、鎌倉時代の作と伝わっているとか…とにかくデカくて総高が6m58㎝もある巨大な太鼓
龍や鳳凰の彫刻も見事で
鎌倉時代以後新調されたとの記録もなく、修理しながらも昭和51年まで「春日若宮おん祭」で使われてきたとのこと
さて2階は
通常の展示品プラス「春日大明神に祈る時代を変えた兵」の展示が、大展示室と小展示室に分かれてて、そちらに…
「鼉太鼓」のホンモノは、大展示室にどどんと展示されていました…
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のブームにあやかって???鎌倉殿、北条氏のものも…
北条時政注進状案とか梅花皮包腰刀とか
目玉は「国宝」
源義経が奉納したと伝わる「籠手」
これは鎌倉時代のもの…
細かな菊の花の透かし彫りが…めちゃ豪華絢爛
他には、楠木正成が奉納したとされる甲冑…これも国宝…
他には足利尊氏のものだったり足利義満のものだったり、豊臣秀吉のものだったり
撮影禁止で、メモもとっていないので、そんなところが心に残った感じかな…
とにかく涼しくて…涼しくて…気持ちよくて
それだけが、心に残ってる…
こうした展示パネルを眺めながらも…
国宝殿のお隣りにはカフェ「鹿音」が併設されていて
涼むだけなら、そちらの方がよかったかも…笑
でも、カフェに寄ったら♪コクホー コクホー
とは口ずさめないけどね…