骨髄異形成症候群(MDS)と向き合う

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2023年7月再発 
2023年12月臍帯血移植

AYA世代の卵子凍結

2018年11月05日 | 日記
つばさフォーラムではAYA(adolescents and young adults)世代と呼ばれる思春期から若年成人についての話が出ていた。

若年のガン患者は私世代よりもより多くの悩みや苦労があるようで・・・・・。

中でもまだ未婚であったり、既婚者でもこれから子供の誕生を望む人たちの卵子凍結について。
抗がん剤や放射線治療を行う前に卵子を採取して凍結、保存し、
将来完治(or寛解?)したときに出産するという選択がある。
これまでに「卵子凍結」という言葉は何度か聞いたことはあるが、
実際にその話題に触れるのは初めてだ。

「卵子凍結」、これには高額な費用が必要、
しかも健康保険の対象にならず全て自己負担になるそうだ。

卵子採取、凍結、保管料、
施設によって金額は違うが、数十万円以上という金額が必要。
将来、結婚や出産を望む人たちにとってはたとえ高額でもやっておくべきと思うけれど、
その一方で出産可能な年齢のうちに病気が完治するかどうか・・・・・、
という不安を抱えたまま、
高額の費用を払ってでも卵子凍結をすべきか迷う人も少なくないらしい。


以前、私自身、
「HLAの検査費用が高い! 移植には絶対必要な検査なのに何故健康保険が効かないのか!?」
と、内心憤慨したことがあったが、
AYA世代の人たちはもっともっと迷ったり、悩んだりしているんだと
今回のフォーラムに出席して改めて感じた。

血液疾患を含め、長引くがん治療の患者は指定難病の対象としてほしい。
それが無理なら、
せめて患者にとって必要な検査や卵子凍結などには、
全て健康保険が使えるようにすべきだ! と思う。

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