骨髄異形成症候群(MDS)と向き合う

2020年1月末梢血幹細胞移植 
2023年7月再発 
2023年12月臍帯血移植

長生きと短命の基準は

2018年02月11日 | 日記
親せきの葬儀に参列した。
故人は74歳。

早すぎる死 だとか もっと長生きしてほしかった とか、 多くの人が口にする。
以前の私なら躊躇なく そうですねえ と同意出来たはず。

でも 骨髄異型性症候群の病名を与えられ、
65歳まで生きることは望めないであろうと宣告された今の私にとって
74歳は大した長寿なのである。

今この世を去れば 幼い孫たちの記憶の中に私の思い出は残らないであろう。

もし74歳まで生を頂けるなら、
孫の成長を見ることができて孫たちの記憶の中に私との思い出も残る。

でもでも、
もっと若くして、20代、30代で発病し、
抗がん剤や骨髄移植に生を託している人たちから見れば、
60歳という今の私の年齢は十分に長生きだと思うかもしれない。



人は何歳になっても将来を考える。
大人になったら就きたい職業を想像し、
職や会社を得ればそれを拡張する手段を考え、
定年が近くなれば、その後の生活や趣味を楽しむことに思いを馳せる。


苦しみながらの延命はいやだ。
増してや子どもたちに長い介護をさせたくはない。

でも
頑張って少しでも寿命を延ばすうちに新薬や治療法方が確立され 完治の可能性も!! 

・・・・・なんてね。(^_^;)

欲を出せばきりがない。
あと5年生きても10年生きても そこでまたもっと生きたいと思うだろうか。
何年生きれば、人生を全うした と思えるのか・・・・・。

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