アイルランド紀行 モハーの断崖

　アイルランド観光のハイライト。アイルランドの西海岸に思わず息を飲む断崖絶壁が大西洋に突き出している。対岸のアラン諸島から見ると船の形に見えるという。モハーはゲール語で「廃墟になった崖」を意味する。かって要塞として使われたが、18世紀のナポレオン戦争で破壊された。その後、珍し物好きの領主コーネリアス・オブライアンがオブライアン塔を建て、お客たちを楽しませたという。わたしたちは対岸の方へ行ったので、塔へは 登らなかったが、塔のてっぺんは断崖で最も高い位置にあるので、クレア県の沿岸やアラン諸島、ケリーやコネマラ地方の山々まで一望できるという。モハーの断崖は高さ200mを越える断崖絶壁が約8kmにわたって連なり、カーテンが波打つような景観だ。【断崖絶壁の上の小さく見えている建物がオブライアン塔】
　　　
わたしたちが行ったオブライアン塔の対岸の断崖

　　　
このような断崖絶壁が8kmも連なっている