福井県の高校野球を応援する爺様の言いたい放題!

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硬式野球のボールの値段とは・・・若き頃の東哲平氏の指導方針

2023年03月27日 | 高校野球 中学野球
硬式野球のボールの値段を皆様はご存知でしょうか?

ボールにも試合球と練習球がありますが、試合球になると

1球1300円ほどします。

練習球は約半分程度ですが、あくまでも練習球なので長くは持ちません。

1300円・・・正直お母さんがパートなどで1時間働くより高価なもです。

学童の軟式ボールの場合は、雨が降って濡れても拭けば又使えますが

硬式ボールはそういう訳には行きません・・・水を吸ってしまうので

ティー等には使えますが・・・

この試合球を1試合に3球・・・相手も3球合計6球使用します。

3試合すれば18球・・・20000円近くのボールを使うのです。

雨の時など更にボールを使う時があります。



僕がオールスター福井の運営に入った頃は今の敦賀気比

東哲平氏がオールスター福井の監督で、

松岡の夢パークでの練習がほぼでした。

夢パークをご存知の方なら判ると思いますが、バックネットを越える

ファールを打つと・・・崖のような坂道を転げ落ち

延々と駐車場の方に向います。

打撃練習をしていると、打撃練習をしている子がファールを打つと

何球ファールを打ったか自分で覚え・・・打撃練習が終ると

坂道を下り・・・ファールした分のボールを捜して持ってくる光景を

見ました。

僕は、「勿体無い時間だな・・・よし俺が取りに行ってやろう」と

ファールを打つ度に崖をおり、ボールを捜して戻りました。

すると東監督は

「止めて下さい・・・取りに行くのが嫌なら前に打てばいいんです」

「ん~」厳しいがこれが東理論なんだな~と感じた次第でした。

たまに、ボールが見つからず違うボールを如何にも捜してきたように

出す子供も居ましたが・・・当然又探しに行かされていましたが

東監督は「あれはあれでいいんです・・・ああ言うずるがしこさもなければ」

だった。

敦賀気比での練習でも同様でした・・・自分が打ってミスショットした

ボールは自分で探しに行かせる。

必死に子供の野球の為に仕事をして頑張ってくれている

父さん母さんの為にも「ボールなんて!」等と軽く思わないように

教育したいですね。