福井県の高校野球を応援する爺様の言いたい放題!

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子供との信頼関係・・・

2013年05月23日 | 高校野球 中学野球

今日は、少々真面目な事を書こうと思います。

内容に疑問を抱く方、「違う!」と言われる方もおられるかも知れませんが、個人的見解とお許し下さい・・・

当然、このブログを見られている方は、野球球児を持つ父親の方も沢山おられると思いますが、

そんな貴方に質問です・・・

我が子が貴方に心を開いていますか?・・・

個人的に事務局自身も?です・・・事務局には3人の子供が居ます・・・

高校2年生の長女、中学2年生の次女、小学5年生の長男と。

僕自身、家庭に於いては、結構な難しいオヤジでした・・・行儀や礼儀などのいわゆるしつけには結構厳しく、

何かにつけて小言を言うタイプでした・・・野球に於いても同様で、投げ方、打ち方、捕球の仕方、走塁の仕方等小うるさく

いわゆる型にはめるタイプだったことは間違いありません。

しかし、そんな小うるさいオヤジに子供たちも成長するに従って、反抗する事が多くなり、それに対して手を出して叱った事もあります。

そんな内に、長女は登校拒否になりました・・・学校へ引きずって連れて行こうともしましたが、その内に長女に

「おんちゃんみたいになれんのか!」と言われました。

おんちゃんとは、事務局の兄で我がチームの監督です。

家の監督にも同じように、2人の娘、1人の息子が居ますが、家で何も言わないタイプ・・・子供に任せるタイプで、

「勉強ななんてするな」と言うタイプでした・・・しかし、長女は藤島、高志のぐんを受け、合格、卒業後中央大学の法学部に進学して

外務省関係の職場についたものの、もっと勉強がしたいとアメリカに留学、今では、英語も、中国語も、日本語(当然か)もペロペロで、

就職先に困らない大人に成長しました。

 

この話しはさて置き、要は、家で余りにもうるさい!厳格なオヤジの子供はなかなか心を開かなくなる傾向が多いようです。

うちのチームでも事務局は怒り役です・・・だから子供達は事務局には心を余り開いてない傾向でした。

全て頭ごなしに怒る・・・軍隊のようにしつけする・・・そんな傾向でしたから、コーチの1人である松山コーチとは

本当に良くぶつかりました・・・

しかし、松山コーチは「子供達に心を開かせる事が先ずは1番」と言います。

心を開いていない子にガミガミ怒っても反抗するだけ、反抗できないように怒る事は、更に心を開かない原因を作るようです。

では、どうしたら子供に心を開いてもらえるのか・・・

 

子:疲れた~。

父:馬鹿な事言うな。あれくらいの練習で

子:でも、疲れた!

父:高校行ったらどうするんや!こんなもんでレギュラーは取れんぞ!

子:うるせい

父:なんやってか!もういっぺんいってみい!

 

こうして会話は、最後には必ず親子の言い争いになってしまいます。

ここで起きていることは、親が子どもが実際に感じていることを全て否定しているのです。

親は自分の感覚をもとに子どもの感覚を全く信頼していないというメッセージを伝えてしまっているのでしょう。

 

厳しい=否定につながっている事は、子供を信頼してないんでしょう・・・だから子供も心を開かないのでしょうか・・・

心を開けば、どんな注意でも聞いてくれるようになります。

その人を信頼しているから・・・

 

「喜怒哀楽」の喜ぶ、楽しむ・・・は野球に於いて非常に大切な事です。

昔、巨人に河原と言う投手が居ましたが、どんな場面でも歯を見せない選手で有名でしたが、事務局自身は大嫌いでした。

又、以前、西武の涌井投手が、契約更新の際に、ダルビッシュ投手と成績が同じなのに年棒に差がありすぎるともめた事があります。

しかし、事務局から言わすと当然です・・・

涌井投手では観客が入らない・・・余りにも表情が無いから見てても嫌になる・・・

それに比べて、ダルビッシュは喜びが(たまには怒りもあったが)ありました・・・

野球は1人でやるものではありません・・・表情の無い選手は回りを不安にさせ、流れそのものを壊します。

熱いプレーが流れを呼び、そしてチームワークを生むものだと思います。

我々のチームでは子供が心を開く事から努力しています。

技術はその次です。

そうやっていても、家でガミガミやるオヤジ、何も話しを聞いてやらないオヤジが子供の心を閉ざしてしまうのかも知れないので、

今日、このブログを見て、共感できる方は、家で楽しい会話を真剣にやって下さい。

子供目線で・・・子供に戻り

何やら取り留めのない文章になってしまいましたが、「ちゃうやろー」と思った方はお許しくださいね・・・

 

さて、北陸支部に新しくチームが増えるのでその会議に行って来ます・・・