なでしこリーグ ディビジョン1 第14節
2009年07月19日 12:00K.O 東北電力ビッグスワンスタジアム(905人)雨 芝水含み 強風 主審 千葉恵美
アルビレックス新潟レディース 2-2(0-0、2-2) 岡山湯郷 Belle
50分失点、66分口木未来、68分佐伯彩、86分失点
風がとても強く、階段や通路では吹き飛ばされて立っていられなかった。
試合途中からは雨も強くなり、この気象条件で900人以上の観客が集まったのは凄いことだと思う。
何で岡山湯郷と対戦すると荒れた天候になるんだろうか?長岡の時は水害で岡山湯郷からバスで来ていた人たちは帰りが大変だったらしいし。
今年は第1クールが土砂降りの中での試合だったので、2試合とも雨天試合となった。
[岡山湯郷]
------福元------
-壷井-保手濱-秋葉-津波古
------松田------
-井関-中野--有町-加戸-
------松岡------
SUB:GK池ヶ谷、DF城地、MF田畑、FW中川千尋、FW中川理恵
監督:本田美登里
57分 井関→中川千尋
近頃の先発の形らしい。松岡の1トップが機能しているとのこと。
ダブル中川を投入された時に失点しないことが大事。
加戸ちゃんはいつも楽しそうだ。
なでしこジャパンドイツ遠征チームに選出された上尾野辺めぐみ選手のご挨拶。
[アルビレックス新潟レディース]
----口木--大石----
-小原--上尾野辺--法師人
------川村------
-山本-詫間--東山-波佐谷
------大友------
SUB:GK諏訪、DF井上、MF中村、MF斎藤、MF佐伯
監督:奥山達之
65分 法師人→佐伯
84分 小原→中村
詫間選手が先発に戻り、法師人選手が右SHで先発。山崎選手がスタメンから外れる。
この気象条件と意外とパワフルな相手選手に対してテクニカルな選手で応戦。
てっきり近頃絶好調な落合選手がベンチ入りすると思っていたが、奥山構想からは外れる。
アルビレックス新潟U-18がボールパーソン。8月の全日本女子ユース(U-15)選手権出場のご挨拶。
エスコートは川村選手の出身である青山の子供達。
試合開始の時はまだ雨脚もそんなではなかった。
メインスタンド1階のみを開放。はっきり言ってまだこの4万人収容のスタジアムはアルビレックス新潟レディースにとっては興行的には荷が重い。が、この天候でも最良の芝の環境は素晴らしい。
風が吹き雨も降るそんな気象条件の中、定刻12:00K.O。
正直、夏だというのにあまり暑くは無い。
試合は風下の岡山湯郷ペース。
岡山が攻め、アルビが守る展開。
岡山も最後で決めきれず、前半0-0で終了。
ハーフタイム頃から雨脚が強くなる。
近頃、ベンチアウトが早いアルビ。今日も相手選手を待つ。
ハーフタイムでも選手交代は両チーム共に無し。
このまま無得点で試合が終ってしまうのでは無いかと思った矢先、前半5分、バックパスをGK大友選手がペナルティエリア内でキャッチして間接FK。
ほぼゴールの真横からの再開で、加戸が合わせて先制点。
PKみたいなものだったかな。
東京電力戦の時もそうだったのだけど、後ろでボールを回すことができるようになって、自分達のペースで試合をコントロールしようとするのは良いのだけど、そこを相手FWに狙われているので、この部分は改善しないとこういうことが起きるのではないだろうか。
当然もったいない失点であるが、そこに至る原因があるような気がする。
試合を有利に進めたい本田監督は先に動く。
ダブル中川のまず、俊足中川千尋を投入。
常盤木学園高校→大原学園とアルビとは縁のあるこの選手は、当然追加点を狙いに裏を狙って走りこんでくる。
反撃の糸口を見出せないアルビは、技術系の法師人選手を早めにパワー系の佐伯選手に交代。
これが当たる。
右サイドから押せるようになったアルビは見違えるような動きを見せ始め、交代から1分で口木選手がGKと1対1になり、見事なループシュートで同点。
さらに右サイドを制圧した佐伯選手が狙いをすまして逆転のシュート。これがなでしこリーグ入り初ゴールとなる。
ここまでは押せ押せのアルビ。本田監督もお手上げ状態。
このままアルビのペースで行きたいところだが、そうは行かせないのがS級本田監督。
これまで何度も同じやり方でやられてきたハイパウント攻撃で仕掛けて、中川千尋を走りこませてくる。
結局、雨脚が強くなった残り4分のところで、DFが処理をもたつく間に中川千尋に拾われて同点シュート。
そのまま試合終了。
これまでと同じパターンで今回も勝ち点3を逃す。
奥山監督は本田監督を越すことができないのだろうか?
準備の差が結果に表れた形だ。
最終戦、岡山で何が何でも勝ってもらいたい。
これで第2クール終了。怪我人も多く、特に2枚目・3枚目の交代カードが切れない状態が続くアルビレディース。
今シーズンの課題である12人目、13人目の選手層の底上げが急務だ。
最後に大友選手であるが、今回も至近距離の難しいシュートを止めたり強風にも関わらず安定したキックだったりして悪くはなかったのではあるが、ポカもあった。
積極的な飛び出しでDFとしての機能をも兼ね備える攻撃的なGKが大友選手の真骨頂なので、これからも躊躇無く飛び出していってほしいし、超人的な反応を見せるのだが時折ミスが出るのも含めて全てが大友選手の魅力なので、切り替えてきっちり修正をして次の試合で活躍して欲しいな。
絶対にこの選手は代表のユニフォームを着ると信じている。
2009年07月19日 12:00K.O 東北電力ビッグスワンスタジアム(905人)雨 芝水含み 強風 主審 千葉恵美
アルビレックス新潟レディース 2-2(0-0、2-2) 岡山湯郷 Belle
50分失点、66分口木未来、68分佐伯彩、86分失点
風がとても強く、階段や通路では吹き飛ばされて立っていられなかった。
試合途中からは雨も強くなり、この気象条件で900人以上の観客が集まったのは凄いことだと思う。
何で岡山湯郷と対戦すると荒れた天候になるんだろうか?長岡の時は水害で岡山湯郷からバスで来ていた人たちは帰りが大変だったらしいし。
今年は第1クールが土砂降りの中での試合だったので、2試合とも雨天試合となった。
[岡山湯郷]
------福元------
-壷井-保手濱-秋葉-津波古
------松田------
-井関-中野--有町-加戸-
------松岡------
SUB:GK池ヶ谷、DF城地、MF田畑、FW中川千尋、FW中川理恵
監督:本田美登里
57分 井関→中川千尋
近頃の先発の形らしい。松岡の1トップが機能しているとのこと。
ダブル中川を投入された時に失点しないことが大事。
加戸ちゃんはいつも楽しそうだ。
なでしこジャパンドイツ遠征チームに選出された上尾野辺めぐみ選手のご挨拶。
[アルビレックス新潟レディース]
----口木--大石----
-小原--上尾野辺--法師人
------川村------
-山本-詫間--東山-波佐谷
------大友------
SUB:GK諏訪、DF井上、MF中村、MF斎藤、MF佐伯
監督:奥山達之
65分 法師人→佐伯
84分 小原→中村
詫間選手が先発に戻り、法師人選手が右SHで先発。山崎選手がスタメンから外れる。
この気象条件と意外とパワフルな相手選手に対してテクニカルな選手で応戦。
てっきり近頃絶好調な落合選手がベンチ入りすると思っていたが、奥山構想からは外れる。
アルビレックス新潟U-18がボールパーソン。8月の全日本女子ユース(U-15)選手権出場のご挨拶。
エスコートは川村選手の出身である青山の子供達。
試合開始の時はまだ雨脚もそんなではなかった。
メインスタンド1階のみを開放。はっきり言ってまだこの4万人収容のスタジアムはアルビレックス新潟レディースにとっては興行的には荷が重い。が、この天候でも最良の芝の環境は素晴らしい。
風が吹き雨も降るそんな気象条件の中、定刻12:00K.O。
正直、夏だというのにあまり暑くは無い。
試合は風下の岡山湯郷ペース。
岡山が攻め、アルビが守る展開。
岡山も最後で決めきれず、前半0-0で終了。
ハーフタイム頃から雨脚が強くなる。
近頃、ベンチアウトが早いアルビ。今日も相手選手を待つ。
ハーフタイムでも選手交代は両チーム共に無し。
このまま無得点で試合が終ってしまうのでは無いかと思った矢先、前半5分、バックパスをGK大友選手がペナルティエリア内でキャッチして間接FK。
ほぼゴールの真横からの再開で、加戸が合わせて先制点。
PKみたいなものだったかな。
東京電力戦の時もそうだったのだけど、後ろでボールを回すことができるようになって、自分達のペースで試合をコントロールしようとするのは良いのだけど、そこを相手FWに狙われているので、この部分は改善しないとこういうことが起きるのではないだろうか。
当然もったいない失点であるが、そこに至る原因があるような気がする。
試合を有利に進めたい本田監督は先に動く。
ダブル中川のまず、俊足中川千尋を投入。
常盤木学園高校→大原学園とアルビとは縁のあるこの選手は、当然追加点を狙いに裏を狙って走りこんでくる。
反撃の糸口を見出せないアルビは、技術系の法師人選手を早めにパワー系の佐伯選手に交代。
これが当たる。
右サイドから押せるようになったアルビは見違えるような動きを見せ始め、交代から1分で口木選手がGKと1対1になり、見事なループシュートで同点。
さらに右サイドを制圧した佐伯選手が狙いをすまして逆転のシュート。これがなでしこリーグ入り初ゴールとなる。
ここまでは押せ押せのアルビ。本田監督もお手上げ状態。
このままアルビのペースで行きたいところだが、そうは行かせないのがS級本田監督。
これまで何度も同じやり方でやられてきたハイパウント攻撃で仕掛けて、中川千尋を走りこませてくる。
結局、雨脚が強くなった残り4分のところで、DFが処理をもたつく間に中川千尋に拾われて同点シュート。
そのまま試合終了。
これまでと同じパターンで今回も勝ち点3を逃す。
奥山監督は本田監督を越すことができないのだろうか?
準備の差が結果に表れた形だ。
最終戦、岡山で何が何でも勝ってもらいたい。
これで第2クール終了。怪我人も多く、特に2枚目・3枚目の交代カードが切れない状態が続くアルビレディース。
今シーズンの課題である12人目、13人目の選手層の底上げが急務だ。
最後に大友選手であるが、今回も至近距離の難しいシュートを止めたり強風にも関わらず安定したキックだったりして悪くはなかったのではあるが、ポカもあった。
積極的な飛び出しでDFとしての機能をも兼ね備える攻撃的なGKが大友選手の真骨頂なので、これからも躊躇無く飛び出していってほしいし、超人的な反応を見せるのだが時折ミスが出るのも含めて全てが大友選手の魅力なので、切り替えてきっちり修正をして次の試合で活躍して欲しいな。
絶対にこの選手は代表のユニフォームを着ると信じている。