黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

全日本女子準々決勝 対東京電力戦「残念無念」

2009-12-24 00:50:07 | アルビレディース
全日本女子サッカー選手権 準々決勝
2009年12月23日 14:00K.O Jヴィレッジスタジアム(840人)晴 芝良 弱風 深野悦子

アルビレックス新潟レディース 0-1(0-1、0-0) 東京電力

40分 失点


[東京電力]

------天野------
-中村-長船--宮崎-鮫島-
----宮本--上辻----
五十嵐--------伊藤-
----安本--本間----

SUB:GK山根、MF佐藤、MF嘉数、FW中原、FW森本
監督:菅野将晃

74分 本間→嘉数
88分 安本→中原
89分 伊藤→森本




[アルビレックス新潟レディース]

----大石--口木----
-落合--上尾野辺--中村-
------川村------
-山本-詫間--東山-井上-
------大友------

SUB:GK諏訪、GK橋本、MF伊藤、MF堂下、FW塩谷
監督:奥山達之

70分 口木→伊藤



会場に現れた選手達の顔ぶれを見てサポーター一堂が騒然となる。
全女に最強規定があったなら犬飼会長に叱られそうな今回の遠征メンバー。
今季初出場の選手もいれば、控えGKが2人いるという不思議な光景。

後でクラブから発表になったのだが、A型インフルエンザによる発熱の為に小原由梨愛選手(19)と波佐谷灯子選手(21)及び濃厚接触が疑われる選手らが自宅療養。
若い人がなりやすい病気ではあるけれどまさかこんな事態になるとは。
残ったメンバーで試合に出場できたからまだ良かったが、まさかの棄権もあり得た。
またもや東京電力とは相手と勝負する前に当方共の事情で試合をすることとなってしまった。来季こそはこちら側の状況がバタバタしていない普通の試合をしてもらいたい。

試合は組織的な守備は人が代わってもそれなりに機能するので、前半終了間際のゴール前での混戦による失点だけだったが、菅澤・小原ら攻撃の軸になる選手がまとめてお休みという状況ではボールを持ってもゴール前での精度を欠き、決定機もゴールに結びつかず。
東京電力はこちらの状況がどうであれ、いつもの東京電力で、縦にポンポン放り込んできた。相手のボールホルダーを引っ掛けてカウンターに持ち込みたかったがどうもならず。安本が前線で走り回っていたのが嫌だった。
最後は東京電力の選手交代等の上手い時間の使われ方で試合終了。
今季23試合目の公式戦は、何とも言えない感情のままに終ってしまった。



ただこういう状況の中の試合ではあったけれど
・大学時代からリザーブの切り札的な役割の多かった中村早樹選手の公式戦フル出場
・久々の新人落合恵選手の公式戦でのプレー、それもフル出場
・久々の伊藤知沙選手の公式戦でのプレー、それもFWとして
・今季終了後に引退を表明している橋本泰子選手・塩谷真里選手を公式戦のピッチ上で姿
・同じく今季終了後に引退を表明している井上光保選手の現役最後のプレーシーン
・新人堂下弥里選手の公式戦ベンチ入り
・春のJヴィレッジフェスタの時に練習試合で大敗した控えメンバー中心のチームが最後の最後で東京電力と試合ができた。

などなど、滅多に見られないシーンや引退する選手の姿などが満載のある意味貴重な試合だったとは思う。

ただ、大会前の大雪でほぼグラウンド練習ができなかったことなども含め、普通に試合ができたならばもっと内容が変わっていたかもしれないという思いはある。
アルビレックス新潟は全カテゴリーに蔓延したA型インフルエンザに対してもうちょっと気を配れればよかったとは思う。難しいことだけど。
アカデミー福島カップに来ていて応援をしてくれた男子ユースチームを見、Jrユースの宮崎での様子を聞くにつれて改めそう思った。

アルビレックス新潟レディースの敗退でアルビレックス新潟のクラブの2009年の活動は全て終了。

男女共に全てのカテゴリーでもうちょっと先まで試合ができるので、来年こそはベスト4や決勝戦に残れるようにしてほしいな。

とりあえず、みなさん、お疲れ様でした。

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