黄紙に注意! 鳶ブログ

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韓国、国をあげて女子サッカー振興

2010-11-29 18:00:53 | 女子サッカー
韓国政府、女子サッカーに13億円を支援

□ 小・中・高・大に45チームを新設(3年間で計2億4千万円を設立支援金に)
□ 既設の女子サッカーチームの運営費に年間1億4千万円(3年間で計4億2千万円)
□ 国民体育振興公団が女子サッカーチームを設立(3年間で計6億3千万円を投資)
※ 大韓サッカー協会や韓国プロサッカー連盟も女子サッカーに毎年7千万円を支援する計画

どうした、韓国。U-17で世界一になって方向転換かい。
日本と同様に雇用の問題を抱えている韓国女子サッカー界。
公的資金注入で国民の関心を呼び起こせるかな?
まあ、エリート制度とか良い意味でいろいろ試行錯誤の韓国。
スポーツはお金を掛けると確実に強くはなるから間違ってはいない。



日本はこのやり方は無理だな。たぶん。露骨な税金投入は理解が得られないだろう。
ちょっとはオブラートに包まないと槍玉に挙げられる。
まあ、実は日本も同じような構図で、このままだと文部科学省管轄の補助金(これは国民の税金)を潤沢に受けられて施設の整備や指導者を確保できる大学や高校だけが強化されていくだろう。
その先の受け皿が不十分なので、ヨーロッパ、特にドイツに代表されるクラブチームのような発展は期待できない。
せめてtotoの資金がサッカーにも利用できるような制度改革をしてもらえればもうちょっとはクラブ運営も改善に向かうのだけどその動きは見られない。
経済産業省管轄の補助金をスポーツクラブに撒くって手もあるが、そんなに大きな金額は期待できない。
いずれにせよ、いろいろな人が中抜きをするわけだけどね。
クラブチームを活性化したかったら奇特なお金持ちや企業がスポーツに寄付できる制度が一番有効だと思う(これは企業にとっては税金対策の側面がある)。
直接クラブへ寄付をするので中抜きがないし、国ではなくお金を出す企業側が自分で寄付したいクラブを選べるメリットがある。

なでしこリーグもJFLみたいに勝利チームに奨励金が出る制度を取り入れて、選手にそのお金が回るようにしたらもうちょっと活気が出るのではないかな。勝ったら1試合に付き5万円とかでも、少しは現状を変われるのではないかな。気前の良いスポンサーを探してこなければならないけれど。
純粋にスポーツを楽しみたいという考え方もあるけれど、でも日本はもうちょっとアマチア規制を緩めても良いだろう。

東アジアの自由主義国である韓国のやり方を見て、同じ自由主義国の日本はどう対処していくのだろうか?
中国や北朝鮮は国の形が違うので参考にならない。

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