黄紙に注意! 鳶ブログ

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今季の特別指定選手承認

2009-05-08 06:49:39 | 女子サッカー
5月1日付で今年の特別指定選手が承認される。

今季は2名。それも最終学年ではない。



MF小山季絵(早大3年) ~ 東京電力

FW浜田遥(JFAアカデミー福島/高校2年) ~ 大原学園




小山季絵は7月にユニバーシアードがあるので、それまではユニバ代表合宿などもあって身動きが取れないだろう。

今では小山季絵は早大の大滝麻未の相棒のイメージだが、日ノ本学園高校時代はアルビの塩谷真里選手と2トップを組んでめぬまカップを始め全国大会で名を馳せていた。

ユニバの関係で東京電力になったんだろうか?早大とJFAのコーチ絡みだろうな。




今回の特別指定選手の注目の一人だった浜田遥が大原学園に。

U-19日本代表のポストプレーヤー候補が2部のなでしこリーグに。

去年も一人福島から長野へ行っていたが、かなり遠いな。

2部相手で試合に出て、どれほどの効果が出るかは疑問だ。

実戦を踏むことができないJFAアカデミーにとっては2部でも実際に試合に出ることが重要なのかな?

大原学園とJFAは何のつながりがあるのかな?

浜田もU-19のアジア予選が8月にあるので、そんなに合流はできないだろう。




今回はJリーグの傘下のチームの受け入れが無かったが、それはどういうことを意味するのだろう。

首都圏の大学生がスーパーひたちに乗って福島の浜通りまで行くというのは、何となく時間のロスのような気がしている。

指導力に遜色ないベレーザとかレッズとかは受け入れる気はないのだろうか?

(選手がレベルに付いていけないという問題もあるが。)



アルビは資金的な問題で受け入れられなかったのか、それともJFAとのパイプか?

あるいは昨年までの評価が低かったのか?指導体制を問われているのか?

ずばりこれがJFAの奥山監督に対する評価なのか?




何となく、今年に限っては代表関連の予定によってこの制度は中途半端になってしまっている感じがする。

今年の大学サッカー界は、早大が選手的に飛び抜けているが、早大の場合、東京電力以外でサッカーを続けるということは、特別な事情が無い限りありえないので(就職の関係で)、短い選手生命の中で、大学時代になでしこリーグを体験できるのは本人にとっては良いことだろう。

逆に、今年は大学に限っては早大以外になでしこリーグで伸びそうな選手がいないという判断されたんだろう。
たしかに近頃のトレンドとして、高卒のめぼしい選手は大学に進学するものの、学連には行かず、なでしこリーグ入りしている場合が多い。
代表に選ばれたかったら当然だね。

まあ、主旨は悪くないし、現在の大学リーグのレベルを考えると強化するにはなでしこリーグ1部で練習をした方が良いだろう。

最終学年だと就職や進学、あるいは教職もあって、時間が取れないこともあるのかな?

来年はもうちょっと形が変わってきそうな気がするし、本来特別指定選手にならなければならないような選手が活用できる制度になるべきだろう。

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