黄紙に注意! 鳶ブログ

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3軸に集約される女子サッカー育成世代

2011-11-22 18:30:54 | 女子サッカー
転換期を迎えるなでしこ育成事情『Number791』

常盤木学園高校のチャレンジリーグ参入の話が書かれている。しばし引用。

女子の、とりわけ高校チームで、こうした鍛えかたができるところなど、皆無に近い。ぬかるみがちな土の練習グラウンドからでも常盤木が代表選手を出せるのは、施設の貧弱さを補って余りある大局的なビジョンがあるからなのだろう。

 ただ、それを実行に移すのはたやすい話ではない。チャレンジリーグ参入は高体連管轄外の活動なので、学校からの金銭援助はない。昨季は少なからぬ額のリーグ加盟料を阿部の私費で賄い、今年は彼の個人後援会がなんとかかき集めてくれた。またサッカー部の寮も、阿部個人が借り受けているものだ。




個人的には今のチャレンジリーグで試合することはレベル的にどうかなっと思うところはあるが、今となっては学校的にしょうがないかな。
まあ、JFAアカデミー福島と年間3回公式戦ができるためのリーグ参加ってとこかな。
来年、高体連の行事が増えたら2チーム制ででも対処するんだろうか。県予選とか東北予選とかは2軍でも3軍でも問題なさそうだけど。40人がレギュラー級なわけで。



常盤木学園高校と究極の対立軸がクラブチームである日テレ・ベレーザの下部組織メニーナとなるわけか。
この2チームが対戦できるスキームを来年以降も残せないものだろうか。
アルビレックス新潟レディースU-18はいずれ常盤木学園高校に選出を輩出しつつ、自身は日テレ・メニーナに近づけれるようにレベルを上げていくことが求められるビジネスモデルかな。

そしてもう一つの軸はJFAアカデミー福島。この育成世代では異色の日本代表養成機関は、大きく見れば、常盤木学園高校や日テレ・メニーナから人間臭さを排除しJFAのデータと研究を実践させた育成の最高の結晶である。(まあ、やり方は人間臭いのだろうが、教本は他では手に入れられない最新の教材を使用)
この育成機関は民間には真似のできない部類のもの。あと10年で大半がJFAアカデミー出身者で締めるか、それとも民間の高校やクラブの出身者が大半となるか。
これまた興味深いところ。




※実際、アルビレックス新潟レディースもこの3軸+αの構成にになっていたりする。

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