黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
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最後の女子ユース(U-18)選手権

2011-09-21 17:00:25 | 女子サッカー
9月から10月にかけて、女子のユース世代(13~18歳くらいかな)の全国大会である第15回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権の地域予選が各地で開催される。

日本でたぶん最高レベルの激戦地である関東地域の組合せも発表になった
何が凄いって、3チームも出場できるのだが、組合せの関係で日テレ・ベレーザと浦和レッズレディースユースのどちらかは本戦に出場できないということ。
本戦に出たら絶対にトーナメント出場候補なのにね。
まあ、頑張って北信越地域もこのくらいのレベルにならないと世間が競技スポーツとして認めてくれないかな。

とは言え、『女子ユース(U-18)サッカー選手権大会』と銘を打たれた大会も今年が最後。
来年度からは『高校女子サッカー選手権』と『女子ユースグラブチーム選手権』に分かれて、それぞれの大会として運営・開催される予定になんだって。
まあ、ユース世代国内統一チャンピオンを決める大会なくなっちゃうのは寂しいけれど、クラブチームの独自の大会ができることは嬉しいところではある。
高校側もこれ以上試合数を増やすのはもう日程的に限界だろうからしょうがないっちゃしょうがない。

北信越のユース世代も「福井工大附属福井高校の壁」なんて言って各チームが挑戦していったのだけどそれも今年が最後。ライバル関係が無くなるのはちょっと残念だ。
クラブチームだけになると(かなり中学生も含まれるだろうが)、おそらく北信越地域はアルビレックス新潟レディースU-18が、関東は日テレ・メニーナ・浦和レッズレディースU-18・ジェフ千葉レディースU-18・スフィーダ世田谷FCなどが全国大会への壁になるのだろうか?
それぞれの道を歩み出す、クラブチームと高体連はどういう進化を遂げて、どう世の中に評価されていくんだろうね。

まあ、将来の代表クラスの選手を抱えているチームについては、東北・新潟を含む関東周辺の強豪高校とクラブチームで定期リーグ戦でもして強化に努めるのが一番良い策のような気がするが。
リーガスチューデントというよりは、女子版のプリンスリーグ(女の子だからプリンセスリーグか)。完全に関係を絶つのではなく、少しは交流を続ける努力はしてみたらどうかな。

それぞれ個別にクラブチームと高校の練習試合は行なわれるかもしれないが、公式戦は全日本女子サッカー選手権の対戦くらいになるので、クラブ側が相当魅力あるチーム運営をしないと高校へごっそり選手を持っていかれそうだ。
出場する選手を見たら『女子ユースグラブチーム選手権』と『全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権』が同じものにならないようにしないといけないね。

今回の『全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権』は、クラブと高体連が一緒に大会運営する最後の大会なので、後の世から思い返すとかなり貴重な大会になると思う。
来年1月の千葉の本戦まで、各チームはその試合を十分に堪能すべきだね。

まあ、来年の1月になって、やっぱり今まで通りにやりますって言ってそうな気もするから、まあそういう事態になることも有りかな。何たって過渡期だから。

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