男女合わせて今年唯一となる九州遠征。サポにとっても年に一度の大イベント。
福岡県北部に大雨警報が発令されている中、新潟だけでなく九州そして関東・関西・北陸からアルビサポ集結。
佐賀県鳥栖市にほど近い福岡県小郡市陸上競技場。
収容人員/約11,000人(メインスタンド約3,600人、芝生スタンド約7,400人)
周りは田んぼ。雨の中、大きな蛇がお出迎えしてくれた。ちょっとビックリ。
野球場やテニスコートなどが整備された市民向けのスポーツ公園。
メインスタンドの一部に屋根が掛かっている。
プレナスなでしこリーグ 第7節 2010年06月27日 11:30K.O
福岡県・小郡市陸上競技場(527人)雨 強風 芝水含み 主審 新川里佳子
アルビレックス新潟レディース 2-0(0-0、2-0) 福岡J・アンクラス
50分 阪口夢穂、83分 川村優理
[福岡J・アンクラス]
-------田上-------
-板谷--内掘--神成--藤本-
-猶本---山本裕----川村-
-------花田-------
-----葛間--谷原-----
SUB:GK澤田、DF矢田貝、DF山本有、MF渋谷、MF正手
監督:河島美絵
69分 葛間→渋谷
69分 猶本→正手
[アルビレックス新潟レディース]
-----大石--菅澤-----
-阪口---上尾野辺--中村早-
-------川村-------
-山本--笠井--東山--山崎-
-------大友-------
SUB:GK諏訪、DF波佐谷、MF小原、FW口木、FW佐伯
監督:奥山達之
58分 中村早→小原
83分 菅澤→口木
87分 大石→佐伯
DF#14波佐谷灯子選手とMF#25小原由梨愛選手。
地元福岡県出身のFW#24佐伯彩選手。大勢の人達が応援にかけつけていた。
集中するFW#11口木未来選手。試合終盤の切り札。九州は鹿児島県の神村学園高等部出身。
手作りの選手個人応援弾幕 by 大分在住のサポーターさん。
梅雨の真っ只中。時折、雨が強く降り、競技場のあちらこちらに水溜り。
ピッチ練習開始。
ピッチを確かめる佐伯選手と口木選手。芝生全面が水に浸かっている状態。
大怪我を克服したMF#20阪口夢穂選手の国内再デビュー戦。
できるならもうちょっと足場が良い時にやらせてあげたかった。
エースMF#10上尾野辺めぐみ選手のシュート練習。ぬかるんだピッチでも軸足はぶれず。強烈なシュートが水しぶきを上げながら放たれていく。
今季初先発の右SB#18山崎円美選手。中断期間の好調さを評価されスタメンを勝ち取る。攻撃的な意識が高く、積極的なオーバーラップが魅力。
ウォータースライダー状態を確認するリザーブ陣。代わる代わる大きな水しぶきを上げていた。
両チーム選手・審判団入場。
記念撮影。今更ながらアウェーユニ、超かっこえー。
コイントスに勝ち、風上を選択した福岡J・アンクラス。
メインスタンドから見て左エンド、風下のアルビレックス新潟レディース。
メインスタンドから見て右から左へかなり強い風が吹く小郡市陸上競技場。
試合前になり雨は止んできたが、上空は厚い雲で覆われている。
正午に近づくにつれて、気温がじりじりと上昇してきた。
入場が早過ぎた為に暫し時間調整。11:30定刻K.O。
この試合は目の前の福岡J・アンクラスと戦う前に自然との闘いになった。
雨は時より強く降るものの、問題は風と水。
水はけの悪いプール状態になったピッチでボールが転がらないで途中で止まる。
ぬかるんだピッチで軸足が滑り、止める・蹴るの基本動作がどれだけ鍛えられているかが鍵となる。
さらにボールを上げ過ぎると強風で押し戻される。絶対的に風上有利のピッチコンディション。
前半を風下で戦うアルビは風を利用してゴール前にボールを蹴りこんでくる福岡に押し込まれる。
ゴール前の密集戦でまるでスクラムトライを決められそうになることもあったが、何とか集中力を切らさずに対処する。
GK大友選手のキックは台風直撃くらいの強風でないと影響はそう受けないのだが、福岡は最終ラインを高めにしてくるのでハーフウェーラインくらいしか飛ばせない。
その為に自陣からいつも通りバスを繋いで前へ進もうとするのだが、そのパスがピタッと止まり福岡の選手の前に。
そうなると反転守備となるという感じで、せっかくの俊足中村早樹選手が活きない。
失点はゴール前の事故くらいしかありえないとは思ったが、このまま行くと勝ち点3を落としそうな気配も漂いかける前半。
ようやく阪口夢穂選手のボールを浮かしてコントロールするプレーが出てきて主導権をアルビサイドへ持ち込む。
相手ゴール前に攻めることもできるようになり、流れを掴んだまま前半を終える。
田んぼの中をずっと走っているようものなので通常よりも消耗が早いのだろうが、それにしても福岡の選手の消耗がかなり激しいようだ。
ハーフタイム終了後に両チームの選手交代は無し。後半開始。
後半開始早々、左SB山本亜里奈がフリーに。それならばと例の左足から放たれるぐにゅっと曲がる高速クロスを相手ゴール前へ。
ポスト役の菅澤優衣香選手が難なく落として、左サイドからゴール前へするするっと流れていった阪口夢穂選手がワンフェーク入れてゴール。
日本女子サッカーリーグ58試合目となる復帰戦を通算19得点目となる自らのゴールで祝う。
千両役者だね。
その後はアルビのサッカーショー。主役はもちろん「阪口夢穂」。
このピッチコンディションにも関わらず、高等テクニックの披露会。
後半、中村早樹選手に代わって入った小原由梨愛選手は全身にゴールを狙いますオーラが出まくり。
ちょっとでも空いたらシュートを狙いますよ、って顔に書いてあるのに、福岡の選手が空けるからミドルレンジからだとしても強烈なシュート。
もうちょっとのところで枠を外れたが、これを入れられるようにならないとアルビで主役の座を奪えないと思う。次に期待。と言っても、次節岡山戦の後は暫くドイツへ行っちゃうけどね。
ハーフウェーラインの後方から川村優理選手が福岡の裏へバス。
攻撃に関与しない選手が自陣に戻っていたの見た副審がオフサイドのフラッグを上げるが、当然それは主審は認めず、プレー続行。
が、しかし、福岡の選手はセルフジャッチ。動きを止める。
左サイドを猛進した菅澤優衣香選手が追いついてゴール前へクロス。
パスを出した川村優理選手がゴール前に向かって50m以上を猛然とダッシュ。
クロスを合わせて追加点。よく走った両選手のおかげでこの試合の趨勢を決定付けることができた。
終盤に失点したくないところで、口木未来選手を投入。
前線でガンガン走り、相手にプレーをさせない。
その位置でボールを回しているかぎりにおいてアルビに事故は起こらない。
FWではあるが、守備でも大活躍のアルビの11番だ。
さらに佐伯彩選手を投入。これは強烈。
ぬかるんだピッチでパワー全開の佐伯選手がボールを持って前進。
既に体力的にも厳しい状態の福岡が突如ピッチに現れたブルドーザーを止めるのは至難の技で、辛うじて人数を掛けて守るものの反撃する人数を割かれてしまう。
そのまま試合終了。
この気象条件で勝ち点3を取れるようになったのはチーム力が上がってきたからだろう。
以前だったら得点できずに勝ち点1に終るか、事故による失点で勝ち点0となっていた。
得点力がチームとしてついてきたと思う。
ただこの試合においては阪口夢穂選手の個の力が非常に大きかったとも思う。
技量の差以上にフィジカルの差が大きかったように見えたこの試合。
持久力しかり、コンタクトプレーでの筋力しかり。
後半、足下を取られて転ぶ選手が多かった福岡だが、疲労によるものと思われる。
1部の試合で高校生を使うのならしっかりと身体を作ってからでないと事故に繋がる。
アルビレディースも普段練習試合で対戦している男子高校生や男子大学生と違って、久しぶりの女性との対戦でコンタクトプレーの調整が難しかったのではないだろうか。
ファールはかなり少なかったので、コンタクトプレーに対しては怪我をさせないように意識していたように思えるのだが。
この試合、ベンチにはシーズン前半に出場していた#16斎藤友里選手、#22小山真央選手、#23中村楓選手らが入れなかった。
今回出場できなかった選手は相当頑張らないとチーム内競争に勝てないだろう。特に新人選手はここからが頑張り時である。
3試合連続で万歳ができる幸せ。九州に来て良かった。
ボランチMF#5川村優理選手。この試合のように手堅い守備に加え前線の攻撃参加の時間帯が増えるとアルビレディースもさらに進化できるはず。
『本日の一枚』
芝を見下げながら試合を振り返る口木未来選手と連続フル出場を続ける鉄人DF#2山本亜里奈選手。
奥山達之監督が絶対の信頼を寄せているDF#4東山真依子選手と堅く握手。
その横では復活を祝いTASAKI時代からの盟友である阪口夢穂選手とFW#8大石沙弥香選手が熱い抱擁。
初先発の重圧から開放された俊足MF#15中村早樹選手の笑顔も見える。
阪口夢穂選手を生観戦できる新潟の人は幸せだと思う。
といっても残りホーム戦はもう8試合しかないのだが。
「金を取って観る価値がある試合」ということを言う人がいるが、阪口夢穂が魅せるサッカーショーはずばりその通りのものだと思う。
J1リーグも中断中だし、W杯の生中継も無い日なので、試しに「7/4(日)12:00K.O 岡山湯郷Belle @新潟市陸上競技場」を生観戦してみたらどうだろうか。
きっと入場料分は確実に楽しめると思うし、興味がある人は彼女が日本にいるうちに観ておいた方が良いとも思う。
日本女子代表の佐々木監督によく似た人をメインスタンドでお見かけしたけれど、近所のおっさんであってほしい。
できたら暫く、体調が万全になるまでは、阪口夢穂選手のことはそっとしておいてほしいのだけど、きっとあのプレーを見せつけられたらたとえ近所のおっさんだったとしても連れていってしまうのだろうな。
ドイツへ向けて再編成の日本女子代表=なでしこジャパンへ。
福岡県北部に大雨警報が発令されている中、新潟だけでなく九州そして関東・関西・北陸からアルビサポ集結。
佐賀県鳥栖市にほど近い福岡県小郡市陸上競技場。
収容人員/約11,000人(メインスタンド約3,600人、芝生スタンド約7,400人)
周りは田んぼ。雨の中、大きな蛇がお出迎えしてくれた。ちょっとビックリ。
野球場やテニスコートなどが整備された市民向けのスポーツ公園。
メインスタンドの一部に屋根が掛かっている。
プレナスなでしこリーグ 第7節 2010年06月27日 11:30K.O
福岡県・小郡市陸上競技場(527人)雨 強風 芝水含み 主審 新川里佳子
アルビレックス新潟レディース 2-0(0-0、2-0) 福岡J・アンクラス
50分 阪口夢穂、83分 川村優理
[福岡J・アンクラス]
-------田上-------
-板谷--内掘--神成--藤本-
-猶本---山本裕----川村-
-------花田-------
-----葛間--谷原-----
SUB:GK澤田、DF矢田貝、DF山本有、MF渋谷、MF正手
監督:河島美絵
69分 葛間→渋谷
69分 猶本→正手
[アルビレックス新潟レディース]
-----大石--菅澤-----
-阪口---上尾野辺--中村早-
-------川村-------
-山本--笠井--東山--山崎-
-------大友-------
SUB:GK諏訪、DF波佐谷、MF小原、FW口木、FW佐伯
監督:奥山達之
58分 中村早→小原
83分 菅澤→口木
87分 大石→佐伯
DF#14波佐谷灯子選手とMF#25小原由梨愛選手。
地元福岡県出身のFW#24佐伯彩選手。大勢の人達が応援にかけつけていた。
集中するFW#11口木未来選手。試合終盤の切り札。九州は鹿児島県の神村学園高等部出身。
手作りの選手個人応援弾幕 by 大分在住のサポーターさん。
梅雨の真っ只中。時折、雨が強く降り、競技場のあちらこちらに水溜り。
ピッチ練習開始。
ピッチを確かめる佐伯選手と口木選手。芝生全面が水に浸かっている状態。
大怪我を克服したMF#20阪口夢穂選手の国内再デビュー戦。
できるならもうちょっと足場が良い時にやらせてあげたかった。
エースMF#10上尾野辺めぐみ選手のシュート練習。ぬかるんだピッチでも軸足はぶれず。強烈なシュートが水しぶきを上げながら放たれていく。
今季初先発の右SB#18山崎円美選手。中断期間の好調さを評価されスタメンを勝ち取る。攻撃的な意識が高く、積極的なオーバーラップが魅力。
ウォータースライダー状態を確認するリザーブ陣。代わる代わる大きな水しぶきを上げていた。
両チーム選手・審判団入場。
記念撮影。今更ながらアウェーユニ、超かっこえー。
コイントスに勝ち、風上を選択した福岡J・アンクラス。
メインスタンドから見て左エンド、風下のアルビレックス新潟レディース。
メインスタンドから見て右から左へかなり強い風が吹く小郡市陸上競技場。
試合前になり雨は止んできたが、上空は厚い雲で覆われている。
正午に近づくにつれて、気温がじりじりと上昇してきた。
入場が早過ぎた為に暫し時間調整。11:30定刻K.O。
この試合は目の前の福岡J・アンクラスと戦う前に自然との闘いになった。
雨は時より強く降るものの、問題は風と水。
水はけの悪いプール状態になったピッチでボールが転がらないで途中で止まる。
ぬかるんだピッチで軸足が滑り、止める・蹴るの基本動作がどれだけ鍛えられているかが鍵となる。
さらにボールを上げ過ぎると強風で押し戻される。絶対的に風上有利のピッチコンディション。
前半を風下で戦うアルビは風を利用してゴール前にボールを蹴りこんでくる福岡に押し込まれる。
ゴール前の密集戦でまるでスクラムトライを決められそうになることもあったが、何とか集中力を切らさずに対処する。
GK大友選手のキックは台風直撃くらいの強風でないと影響はそう受けないのだが、福岡は最終ラインを高めにしてくるのでハーフウェーラインくらいしか飛ばせない。
その為に自陣からいつも通りバスを繋いで前へ進もうとするのだが、そのパスがピタッと止まり福岡の選手の前に。
そうなると反転守備となるという感じで、せっかくの俊足中村早樹選手が活きない。
失点はゴール前の事故くらいしかありえないとは思ったが、このまま行くと勝ち点3を落としそうな気配も漂いかける前半。
ようやく阪口夢穂選手のボールを浮かしてコントロールするプレーが出てきて主導権をアルビサイドへ持ち込む。
相手ゴール前に攻めることもできるようになり、流れを掴んだまま前半を終える。
田んぼの中をずっと走っているようものなので通常よりも消耗が早いのだろうが、それにしても福岡の選手の消耗がかなり激しいようだ。
ハーフタイム終了後に両チームの選手交代は無し。後半開始。
後半開始早々、左SB山本亜里奈がフリーに。それならばと例の左足から放たれるぐにゅっと曲がる高速クロスを相手ゴール前へ。
ポスト役の菅澤優衣香選手が難なく落として、左サイドからゴール前へするするっと流れていった阪口夢穂選手がワンフェーク入れてゴール。
日本女子サッカーリーグ58試合目となる復帰戦を通算19得点目となる自らのゴールで祝う。
千両役者だね。
その後はアルビのサッカーショー。主役はもちろん「阪口夢穂」。
このピッチコンディションにも関わらず、高等テクニックの披露会。
後半、中村早樹選手に代わって入った小原由梨愛選手は全身にゴールを狙いますオーラが出まくり。
ちょっとでも空いたらシュートを狙いますよ、って顔に書いてあるのに、福岡の選手が空けるからミドルレンジからだとしても強烈なシュート。
もうちょっとのところで枠を外れたが、これを入れられるようにならないとアルビで主役の座を奪えないと思う。次に期待。と言っても、次節岡山戦の後は暫くドイツへ行っちゃうけどね。
ハーフウェーラインの後方から川村優理選手が福岡の裏へバス。
攻撃に関与しない選手が自陣に戻っていたの見た副審がオフサイドのフラッグを上げるが、当然それは主審は認めず、プレー続行。
が、しかし、福岡の選手はセルフジャッチ。動きを止める。
左サイドを猛進した菅澤優衣香選手が追いついてゴール前へクロス。
パスを出した川村優理選手がゴール前に向かって50m以上を猛然とダッシュ。
クロスを合わせて追加点。よく走った両選手のおかげでこの試合の趨勢を決定付けることができた。
終盤に失点したくないところで、口木未来選手を投入。
前線でガンガン走り、相手にプレーをさせない。
その位置でボールを回しているかぎりにおいてアルビに事故は起こらない。
FWではあるが、守備でも大活躍のアルビの11番だ。
さらに佐伯彩選手を投入。これは強烈。
ぬかるんだピッチでパワー全開の佐伯選手がボールを持って前進。
既に体力的にも厳しい状態の福岡が突如ピッチに現れたブルドーザーを止めるのは至難の技で、辛うじて人数を掛けて守るものの反撃する人数を割かれてしまう。
そのまま試合終了。
この気象条件で勝ち点3を取れるようになったのはチーム力が上がってきたからだろう。
以前だったら得点できずに勝ち点1に終るか、事故による失点で勝ち点0となっていた。
得点力がチームとしてついてきたと思う。
ただこの試合においては阪口夢穂選手の個の力が非常に大きかったとも思う。
技量の差以上にフィジカルの差が大きかったように見えたこの試合。
持久力しかり、コンタクトプレーでの筋力しかり。
後半、足下を取られて転ぶ選手が多かった福岡だが、疲労によるものと思われる。
1部の試合で高校生を使うのならしっかりと身体を作ってからでないと事故に繋がる。
アルビレディースも普段練習試合で対戦している男子高校生や男子大学生と違って、久しぶりの女性との対戦でコンタクトプレーの調整が難しかったのではないだろうか。
ファールはかなり少なかったので、コンタクトプレーに対しては怪我をさせないように意識していたように思えるのだが。
この試合、ベンチにはシーズン前半に出場していた#16斎藤友里選手、#22小山真央選手、#23中村楓選手らが入れなかった。
今回出場できなかった選手は相当頑張らないとチーム内競争に勝てないだろう。特に新人選手はここからが頑張り時である。
3試合連続で万歳ができる幸せ。九州に来て良かった。
ボランチMF#5川村優理選手。この試合のように手堅い守備に加え前線の攻撃参加の時間帯が増えるとアルビレディースもさらに進化できるはず。
『本日の一枚』
芝を見下げながら試合を振り返る口木未来選手と連続フル出場を続ける鉄人DF#2山本亜里奈選手。
奥山達之監督が絶対の信頼を寄せているDF#4東山真依子選手と堅く握手。
その横では復活を祝いTASAKI時代からの盟友である阪口夢穂選手とFW#8大石沙弥香選手が熱い抱擁。
初先発の重圧から開放された俊足MF#15中村早樹選手の笑顔も見える。
阪口夢穂選手を生観戦できる新潟の人は幸せだと思う。
といっても残りホーム戦はもう8試合しかないのだが。
「金を取って観る価値がある試合」ということを言う人がいるが、阪口夢穂が魅せるサッカーショーはずばりその通りのものだと思う。
J1リーグも中断中だし、W杯の生中継も無い日なので、試しに「7/4(日)12:00K.O 岡山湯郷Belle @新潟市陸上競技場」を生観戦してみたらどうだろうか。
きっと入場料分は確実に楽しめると思うし、興味がある人は彼女が日本にいるうちに観ておいた方が良いとも思う。
日本女子代表の佐々木監督によく似た人をメインスタンドでお見かけしたけれど、近所のおっさんであってほしい。
できたら暫く、体調が万全になるまでは、阪口夢穂選手のことはそっとしておいてほしいのだけど、きっとあのプレーを見せつけられたらたとえ近所のおっさんだったとしても連れていってしまうのだろうな。
ドイツへ向けて再編成の日本女子代表=なでしこジャパンへ。