黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
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関東女子サッカーリーグも開幕

2008-04-24 19:04:00 | 女子サッカー
今シーズンの関東女子サッカーリーグも4月19日に開幕

日本女子サッカー界では3部リーグに相当するリーグだが、実際にはなでしこリーグDiv.2の中位レベルのチームで構成されていると思われる。
さらに、各チームにはなでしこジャパン予備軍が相当数いることもこのリーグの特色だ。

40分ハーフなところが、なでしこリーグとは違うところ。

昨年、このリーグにアルビレディースでは横須賀シーガルスで吉田瑞季選手、日体大で大友麻衣子選手・中村早樹選手、浦和本太で橋本泰子、東京女子体大で諏訪江利乃選手と、6人中5人が参戦している。

この10分違うというのが、意外と全女とかになると差が出る。


今年参戦する8チームの内訳は大学5・なでしこ下部チーム2・クラブチーム1となっており、関東大学リーグ1部ともろ被る。(関カレは45分ハーフ)


日本体育大学    ・・・  日本のアスリートの憧れ。日本の大学サッカー界のリーダー。部員数50名を越える大所帯。

日テレ・メニーナ  ・・・  なでしこジャパン予備軍のエリート集団。関東のチームがなでしこリーグに昇格しようとする際の門番

浦和レッズJrユースレディース ・・・ 同じくなでしこジャパン予備軍のエリート集団。ここもまたなでしこリーグへの門番クラブ

武蔵丘短期大学  ・・・ 2年制の短大ながら独特のサッカーを展開する。河合先生の指導力が抜群。

東京女子体育大学 ・・・ 100名近くの部員数を抱える。専任の指導者がいないものの将来の指導者である選手自身がチームを引っ張るチーム。

神奈川大学 ・・・ 専用の練習場など、近年、その環境と指導で実力を伸ばしてきたチーム。チームの入れ替え時期を迎えている。

横須賀シーガルズ ・・・ 多くのなでしこリーガーを輩出している。結果的に育成クラブになっている。毎年下部組織から良い選手が養成されてくる。

早稲田大学 ・・・ 今年からリーグに参戦する。恵まれた練習環境を持つ、男子からの技術をそのまま応用しているチーム。


なでしこリーグ参戦を標ぼうしていた純然たるクラブチームの浦和本太が埼玉県リーグに降格してしまったので、今シーズンは関東からなでしこリーグへ昇格するチームは事実上ない。

これからもこのリーグで優勝すること自体至難の業なので、茨城や栃木などのチームがなでしこリーグ参戦の意思表示をしているが、相当な補強でもしない限り無理だろう。

なので、関東のある既存のなでしこリーグのチームがMAXであり、関東に住みながらなでしこリーガーになりたいのなら、既存の4チームに入団するしかない。

※ 関東女子リーグ選抜を編成したら結構良いチームができるかもしれないと実は思ってる。そんなチームなんてもちろんできっこないけどね。

さて21日に注目の早大対日体大戦が行なわれた。

インカレの準決勝の対戦である。

2つの視点からのレポートが興味深い

日体大スポーツは当然日体大目線。

早稲田スポーツは早大目線。

ちなみに両チーム共にユニフォームが微妙に変わった。
特に早大は腹番号になって分かりやすくなった。

日体大は伊藤美菜子や有吉佐織・井手上麻子と言った神村学園高等部勢に注目は集まるのはしょうがないだろう。だって華があって目立つのだから。
福島で見た感じだとこの新チームは守備の要である秋葉夢子・草苅文子(共に湘南学院高卒)が鍵だし、常盤木学園高卒の堀良江や田子亜貴と佐藤笑子(横浜国際女学院翠陵高)あたりの方が得点に絡むんじゃないかとも思った。
今年から監督になった矢野晴之介氏がこのエリート集団をどれだけまとめられるかにかかっているんじゃないだろうか?
良い選手が多いから、これだけ部員がいるとそれはそれで大変そうだ。


早大は部員数が少ないので、怪我人が出ているようだから厳しそう。福島の時もダメダメだった。
男子みたいに教育学部とかスポーツ学科以外からも選手が集まらないと通年のリーグ戦は難しいのではないだろうか。
今時珍しいくらい完璧な体育会体育会しているので、普通の感覚の人間だと最初のハードルが高すぎるかな?
頑張ってもらいたいけど。たぶんこのままだと永遠に日体大には勝てなそう。
何かが足らないんだよね。練習場も推薦入学者も手は打っているのだけど。



なでしこ中断中にはできるだけ見に行こうかなって思っている。

会場がどこも都心から遠いので時間調整がきちっとしないと大変なんだけどさ。

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