Moments musicaux

ピアニスト・指揮者、内藤 晃の最新情報です。日々、楽興の時(Moments musicaux)を生きてます。

4月1日(月) 勉強会 at 芦屋サロンクラシック

2013年04月01日 | 生徒の活躍


4/1(月)は、芦屋サロンクラシックにて、関西の愉快な仲間たちとレッスン会&勉強会6時間!
弾き合い会とともに、持ち寄ってくれた曲に合わせてヒントになりそうないろんなネタを投下し、ディスカッションしました。
本荘君の出張レッスンに合わせて急遽開催しましたが、みんなが積極的に意見を出し合ってくれて、充実した集いになりました!

今回の主なトピック(備忘録)
・ペリオーデ分けと強小節弱小節について
・バッハのポリメロディー(単旋律のなかに複数のライン)について
・ビルスマのバッハ無伴奏チェロの鑑賞、バッハの音型とアーティキュレーションについて
・ラヴェル道化師の朝の歌とバスク地方の民族舞踊、フラメンコのCante jondo (Camaron de la Islaの歌を鑑賞)
・ベートーヴェンのピアノソナタ…弦楽語をピアノ語に翻訳しているところを見つけよう(手がかり:ピアノソナタ9番のベートーヴェン自身による弦楽四重奏版)/sfとは?
・ドビュッシー自作自演鑑賞と語録から彼の美意識を考える
・メンデルスゾーンの無言歌と、西欧強弱アクセント言語の韻律(旋律の抑揚が日本語なまりにならないようにするにはどうするか)

こっちが一方的に教えるのではなく、考える材料だけシェアして、あとは一緒に悩みながらあれこれ考えていく…というスタンスを大事にしています。受身で教わったことではなく、きちんと思考過程を経て辿り着いたことこそ実になるからです。定期的にこのような、みんなで学び合うような集いをおこなっていきたいと思っていますので、興味を持ってくださった方、ふるってご参加ください!

初めて参加してくれた人の声です。
「皆がコチコチに緊張してダメ出しされないか震えながら待ってる、というような心臓に悪いのが今までほとんどだったもので(笑)考えたり間違ったりしながら、やっていくのとっても楽しかったです。」(Yさん)

「ネットで日本語と外国語の違いを調べてみたのですが、日本語ってアクセントが強弱じゃなくて、高低なんですね……意識したことが無かったので、調べながら気づくことがたくさんあります!」(Aさん)

ちなみに、生徒の本荘悠亜君(灘高校3年)は4/24(水)のランチタイムに宇治市役所でソロコンサートをする予定です!色彩豊かなドビュッシーにご注目ください。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
外国語のアクセント (yk)
2013-12-09 17:41:30
Aさんへ:
外国語(英語、ドイツ語など)もアクセントは、多くの場合,高低です。
例えば、バナナやヴァニラのアクセントは”最初のナ””ニ”で、高さはド ニ~ ドといった感じになります。
多くの日本人(特に標準語に慣れた人、関東の人)は”バ”や”ヴァ”にアクセントを置いた発音をしますが、現地では欲しいものが食べられない7です。
返信する
外国語のアクセント (yk)
2013-12-09 17:44:00
Aさんへ:
外国語(英語、ドイツ語など)もアクセントは、多くの場合,高低です。
例えば、バナナやヴァニラのアクセントは”最初のナ””ニ”で、高さはド ミ~ ドといった感じになります。
多くの日本人(特に標準語に慣れた人、関東の人)は”バ”や”ヴァ”にアクセントを置いた発音をしますが、現地では欲しいものが食べられないです。
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Unknown (Akira)
2013-12-12 22:39:53
ykさん、コメントありがとうございます。
もちろん、外国語の単語にも高低の抑揚がありますが、ここでは、「日本語は強弱アクセントを持たない」ということを問題にしました。
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