作曲家の雁部一浩さんの呼びかけで発足する「ピアノ芸術研究会」に立ち上げメンバーとして携わることになりました。
お披露目の会がございますので、関心のある方に広く立ち会っていただきたく思います。
お問い合わせは officekumo@gmail.com (内藤) まで。
お披露目の会がございますので、関心のある方に広く立ち会っていただきたく思います。
このたび発足することとなった、ピアノ芸術研究会の集いを御案内します。
ご存知のように、西洋音楽の歴史の中で、ピアノ音楽は楽器の改良と共に成熟し、19世紀から20世紀の初頭にかけて、ブゾーニ、ローゼンタール、パハマン、フリードマン、ラフマニノフ、ホフマン、ペトリ、コルトーといった往年の巨匠たちによって、芸術性の頂点を極めました。
しかし、20世紀になって会場の巨大化、視覚メディアの発達、コンクールによる競争、商業主義、マスメディアの流れの中で芸術性が見失われ、アスリート的なピアニストが氾濫し、表面的な華やかさや話題性ばかりが注目され利用されるようになった気がします。
そのような中で改めてピアノ演奏の芸術性を問い、「往年の巨匠たちが体現し、次世代に伝えんとしていた真の芸術としてのピアノ奏法、響きの在り方の追求、復活、伝承を求める」という趣旨で活動するピアノ芸術研究会の第1回目の集いが、代官山教会チャーチホールで行うことになりました。
ここに御案内を申し上げる次第です。
雁部一浩(作曲家・ピアニスト)
お問い合わせは officekumo@gmail.com (内藤) まで。