おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

2016 高千穂の絶景の山なみをぬってスーパーカートが走る 《宮崎県西臼杵郡高千穂町》

2016年10月15日 06時42分21秒 | 日記

 

天岩戸神社の帰り道路と並走する鉄路の上を、颯爽とトロッコ列車らしきものが走っている。

大勢の人々を乗せて秋風を受けながら、気持ちよさそうに走っているではないか。

オッ!!ちょっとあれ乗ってみようぜと早速意見がまとまった。

高千穂あまてらす鉄道は、2005年9月の台風災害で廃線に追い込まれた旧高千穂鉄道を利用して運行されている観光列車である。

片道2.2km時間にして30分ほどの、フルオープンの旅を楽しませてくれる。

鉄道橋としては日本一高い高千穂鉄橋からのパノラマは、渓谷を吹き抜ける風と共に見るもに感動を与えてくれる。

橋の上で止まったスーパーカートからは、七色の光を放ちながらシャボン玉が風に舞う。

このスーパーカートを引っ張るのは、軽四輪車を改造したものであるらしい。

多少乗り心地は硬めだが、それがかえって心地よく感じる。

全線復旧は困難としても、橋を渡ってもう少しいけると更にお客の満足度も上がるに違いない。

日本のブラックホールである、東京都の杜撰な税金の使い道をあれこれを見聞きするにつれ

それら比べると、復旧に必要な金額も目くそ鼻くそのような額に思えてくる。

何せ日本開祖の神々がおられる高千穂、きっと今頃は天野安河原で八百万の神々が集まり密やかな話をされているに違いない。