おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

2016 六郷満山仏の里に国宝富貴寺(深まりゆく秋の気配にひっそりと雨に濡れ) 《大分県豊後高田市》

2016年10月04日 07時00分10秒 | 日記

 

富貴寺の本堂は、屋根が少しカーブをした優雅な姿をしている。

本堂は国宝であり、境内が史跡として保存されている。

富貴寺はイチョウの落葉が、境内を黄色に埋め尽くす頃に参拝者も最多を迎える。

宇佐神宮までは時折雨脚も強かったが、富貴寺に着く頃はピタリとやんでくれた。

車を降りて富貴寺の門前までは、俺がいや俺が晴れ男たいと賑やかだったが

さすがに階段を上がる頃には、カメラを構え誰も声をだすものはいない。

境内には一足早くイチョウの黄色い実が、あちらこちらに落ちていた。

靴で踏みつけられる度に、辺りに強烈な臭いが充満する。

時折見える参拝の人が、雨上がりの本堂に向かい静かに手を合わせてあった。