夏の終わりを告げるかのように、福岡市で最後の花火大会になるFukuoka東区花火大会が行われた。
例年、台風の襲来や秋雨前線の影響で雨に見舞われ、順延になったり小雨の中決行されることが多い。
前日までの気象予報では、晴れマークがしっかりついた。
今年は、雨対策をせずに花火見学ができると楽観していた。
昼間前にウォーキングに出かけた時にも、早々と適当な場所を選び花火を待つ人の姿も多く見受けられた。
毎年、見物人の増加とともに、露店の数も増え祭りのムードも盛り上がってくる。
しかし、夕方になると空は灰色の雲に覆われ雨がポツリポツリと落ちてきた。
スマホで雨雲の予想を見ながら、ジプロック等でカメラの雨対策を一応はやった。
防湿庫のなかでひたすらお休みモードのカメラやレンズは、すっかりなまけ癖がついた模様。
「どうせ雨が降るよ、行きたくねえ」と駄々をこねる。
長靴を履いてレインコートを用意し傘を持ってすっかり雨対策の身繕いを一応やった。
ドアを開けながら、本当はあんまり気乗りしないのは自分かもしれないと思いながら
開催を知らせる花火の音に「おいでよおいで」と誘われるように出かけた。