この時期に、八重咲のたわわな花弁を開くラナンキュラス
その花言葉の一つに、あなたの魅力に心奪われてみたいのがある。
拡大したモニター画面の真紅の花を見つめていると
少しばかり口を開いたようなぽっかり空いた穴の中に、吸い込まれていくような錯覚にとらわれる。
昔から警戒心がそれなりに強いので、おいでおいでと誘われても断固誘いには、のらないはずだが・・・
そういえば、赤いドレスがよく似合う夜の蝶々がいたよな
霞がかかったほどの思い出しか残っていないけど
なぜだか赤いラナンキュラスを見ていると、条件反射のように思い出してしまう。