カレル橋の中ほどからプラハ城を望む 立像は聖ヤン・ネポムッキー
カレル橋の両側の欄干には30体の聖人や歴史上の
人物の彫刻が並んでおり 「野外美術館」ともいわれる。
聖人像は17~19世紀にかけて造られているので
バロック様式のものが多い。
ほとんどが18世紀の制作だが 最初に造られたのは
キリストの十字架像の「カルヴァリ」(1629年作)。
この場所は 橋の完成直後には十字架が建っていたが
公開の処刑が行われたからだという。
首を切られる運命の人間が 死の前に十字架に跪いて
最後の祈りを捧げた場所とのこと
現在の平和な世には あり得ない事実が刻まれていますね。
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