あかない日記

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ポルトガル紀行152 シントラ11 紋章の間   

2019-08-18 | ポルトガル紀行

  

 

  

 武器庫を改造した「紋章の間」がある。


八角形の天井一面に
16世紀の王侯貴族の紋章が掲げられた間で
王宮内で最も煌びやかな造りの部屋になっている。

 

この部屋は、マヌエル1世の統治時代
(1495-1521)に造られているので

マヌエル1世は、ヴァスコ・ダ・ガマの
インドからの帰還の
第一報をここで聴いたともいわれ

インド航路の開設などで繁栄を謳歌した
ポルトガル王国の黄金期を
象徴する部屋になっている。

主要なポルトガル貴族の紋章と
自身の紋章の計72個描いた壮麗な
木製の天井で飾り立てた。

天井の中央にマヌエル1世の紋章
その回りに王子や王女の8つの紋章
さらに壁の上部には王に仕えた
貴族の72の紋章が描かれている。


貴族以外に 航路開拓の功績を讃えられた
ヴァスコ・ダ・ガマや
カブラルの紋章もある。

しかし
そのうちの一枚コエーリョ家の紋章は、
ジョアン2世に対する陰謀が
発覚し削られたという。

また 半分白地の紋章は
未婚の姫を表し

結婚するとこの余白に相手の
紋章が書き込まれたそうだ。

 

 

     パンフレットから

 

                         

 狩猟の様子を描いている壁のアズレージョ

 

 

 


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