前回 太田圓三について触れたが
その偉業の一つに
隅田川復興六橋
(相生橋 永代橋 清洲橋
蔵前橋 駒形橋 言問橋)を
はじめとする「震災復興橋梁」の
設計に尽力した。
その際 都市の美観にも配慮し
弟・木下杢太郎が詩人であり
自身も文学を志したことが
あったことから橋梁のデザインに
ついて文学者や
画家など広く芸術家にも
意見を求めたともいう。
これにより
都市美観をも考慮した各橋は
デザインがそれぞれ異なり
“橋の展覧会” とも呼ばれている。
以下に
撮り収めた写真を掲載する。
相生橋 (1999年)
長さ149m 幅31m 清澄通り
震災復興橋では
唯一架け替えられている。
永代橋 (1926年)
長さ185.2m 幅22m 永代通り
バランスド・アーチ橋
太田圓三の名が刻まれている
(清州橋にもある)
清州橋 (1928年)
長さ186.7m 幅22m 清州橋通り
ドイツ ケルン橋をモデルに
吊り橋形式
蔵前橋 (1927年)
長さ173.2m 幅22m 蔵前橋通り
三つのアーチ桁が印象的
駒形橋 (1927年)
長さ150.2m 幅22m 浅草通り
中央アーチ
両側が下アーチになっている。
言問橋 (1928年)
長さ236.8m 幅22m 水戸街道
連続性の橋げたになっている。
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