あかない日記

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ベトナム紀行(178) 文廟 大中門

2014-12-02 | ベトナム紀行

 

バッチャン焼の煉瓦が敷かれた道を進むと 

第一と第二区画との境に 2つ目の門「大中門」がある。


重厚さが漂う 瓦屋根に 赤塗の柱が 印象的だ。

また 瓦屋根の上を跳ね上がる一対の鯉の姿が見える。

鯉は 困難に打ち勝ち成功を収めるものの象徴で

 中国 後漢書の登竜門の話に


「その昔 登ることは不可能であり もし登ったものがいたとしたら
 
そのものは龍となるだろうと言われた滝があった。


多くの魚が挑戦し登れなかった中で 

ある日 とうとう滝を登り切った魚が出て


そして見事に龍になった。

以後 この滝は“竜門”と呼ばれるようになり

 この魚が鯉だった。」

 ここに学ぶ学徒にとって 

この鯉を見て 大いに鼓舞されたことだろう・・・

 

 


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