あかない日記

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中欧旅行(41) ホイリゲ

2012-04-10 | 中欧5カ国紀行

  
  松やモミの小枝を吊るしているのは “新酒あります!”のサイン

  『ウィーンの森には おいしいワインを飲ませてくるホイリゲという
  農家が沢山ある。』と
ガイドの説明にあった。

  ホイリゲとは、ブドウ農園を持っている農家が農作業やワイン造りの
 合間に営業し
その年の新酒を飲ませるワイン酒場のことで
 どの店でも“シュランメル”と呼ばれる
音楽の生演奏が行われている。

  ホイリゲの歴史は マリア・テレジアの息子ヨーゼフ2世がホイリゲの
  生みの親になる。 

  当時ワインが一部の販売人に独占販売されていたが
    ウィーン郊外の一定の畑で取れたブドウを使い
   そのブドウからできた新酒のみを 自らの農家の軒先で飲ませ
    販売してもよいことを条件に1784年にブドウ栽培農家にも
    開放している。

  そして今でもその約束は守られて ウィーン市堺から10km以内の
  ブドウ畑で採れたブドウを醸造した自家製のワインを飲ませること。
  営業も300日以内とし ブドウが取れた年の
  聖マルティンの日(11月11日)に解禁し 
  翌年の大晦日までとなっている。

  この現地ガイドさん ワイン好きとみえて ワインのウンチクは
   かなりのもの
 また この先の修道場の売店では 
  市内では買えない ワインを購入していた

 

 


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