あかない日記

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ポルトガル紀行150 シントラ9 シーザーの間   

2019-08-16 | ポルトガル紀行

 

  

シーザーの間

 

シーザーをモチーフとした
フランドル製のタベストリーが

飾られていることから
「シーザーの間」と言われている。

英語読み「ジュリアス・シーザー」だが
ガイウス・ユリウス・カエサルが
慣用的な表記である。

  

ガイウス・ユリウス・カエサル
(紀元前100-紀元前44年3月15日)は

共和制ローマ期の政治家・軍人であり文筆家。

「賽は投げられた」
「来た、見た、勝った」
「ブルータス、お前もか?)」
など有名な引用句でも知られる。

古代ローマで最大の野心家と言われ
マルクス・リキニウス・クラッスス及び
グナエウス・ポンペイウスとの
第一回三頭政治と内戦を経て
ルキウス・コルネリウス・スッラに次ぐ
終身独裁官(ディクタトル)となった。

何故 ここにシーザーが
あるのかは分からないが

推測するに 
ドン・セバスティアン王が
北アフリカに新たな植民地を

築こうとモロッコへ遠征するが
このタベストリーを飾り

シーザーへのあこがれと
気持ちを鼓舞していたのではと・・・


 

なお ”フランドル”というのは、
ベルギー オランダ フランスに
またがる刺繍の産地をさす。

手前の飾り物は 2匹の赤い魚の陶器。

   飾られた絵画 ちょっと異様!

 

 

 


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