シーザーの間
シーザーをモチーフとした
フランドル製のタベストリーが
飾られていることから
「シーザーの間」と言われている。
英語読み「ジュリアス・シーザー」だが
ガイウス・ユリウス・カエサルが
慣用的な表記である。
ガイウス・ユリウス・カエサル
(紀元前100-紀元前44年3月15日)は
共和制ローマ期の政治家・軍人であり文筆家。
「賽は投げられた」
「来た、見た、勝った」
「ブルータス、お前もか?)」
など有名な引用句でも知られる。
古代ローマで最大の野心家と言われ
マルクス・リキニウス・クラッスス及び
グナエウス・ポンペイウスとの
第一回三頭政治と内戦を経て
ルキウス・コルネリウス・スッラに次ぐ
終身独裁官(ディクタトル)となった。
何故 ここにシーザーが
あるのかは分からないが
推測するに
ドン・セバスティアン王が
北アフリカに新たな植民地を
築こうとモロッコへ遠征するが
このタベストリーを飾り
シーザーへのあこがれと
気持ちを鼓舞していたのではと・・・
なお ”フランドル”というのは、
ベルギー オランダ フランスに
またがる刺繍の産地をさす。
手前の飾り物は 2匹の赤い魚の陶器。
飾られた絵画 ちょっと異様!
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