あかない日記

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広島旅行(25) しゃもじ

2015-05-01 | 国内・広島

 


宮島杓子の由来は

1800年 寛政の頃 
神泉寺の僧・誓真という人が


弁財天の夢を見て その奏でる琵琶の形の美しい線から杓子を考察し

御山の神木を使って作る
ことを島の人々に教えたそうだ。


この神木の杓子で御飯をいただけば

ご神徳を蒙り 福運を招くという 誓真上人の高徳とともに


宮島杓子の名声は世に広く伝わった。


今は その伝統を生かして 

各種の調理杓子や お玉杓子などが 作られ売られているが

日清・日露戦争時に「敵をめしとる(飯取る)」という意味から

 また現在では「幸運をめしとる」などの縁起物として土産品になっている。


表参道商店街の一角には「世界一大きい宮島の大杓子」が
 
杓子発祥の地である 宮島のシンボルとして 展示されている。


その長さ 7.7m 最大幅 2.7m 重さ 2.5トン
あるそうだ。