なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

久し振り

2008-11-20 18:19:02 | Weblog
 本当に久しぶりの友達からの手紙が届きました。
  私の数少ない友人・・・お互い筆不精ですから用事がある時しか手紙も出さないし連絡もしない・・・だから年賀状の交換は1回あったかどうか。
  それでいて”友人”だと感じている
 私の年代は団塊の世代ですから大学の同期はほぼ全員還暦以上、大学のクラブに入部してから40年は経ちました。
 私は真面目に学問をする学生でもなく、植物系のクラブでもアカデミックな方面は全く駄目で、且植物を育てるような実務面でも向いていなくて・・・それなのに居心地が良いので学内の休憩所みたいにしていました。
 まあ周囲の皆に大目に見てもらっていたわけで、生来の末っ子的な甘えん坊でしたが・・・。
 ともあれ人生の節目みたいな時期なので同窓会をやろうと言う連絡でした。
  高校時代の同窓会の連絡は毎年のように来るのにまだ一度も出たことがありませんが、こちらの同窓会は手紙を見た瞬間に是非行ってみたいなと思ったのです。
 取りまとめ役が学生時代に親しかったF本・・・そうだ彼は私が結婚して間もない頃関西方面から帰郷して家に泊まったことがありました・・・そうそう私の故郷の家に泊って、近くの山に登る準備をしたことがあったっけ(あの頃は私の両親はまだ健在だった・・・)などなどいろんなことが思い出されます。
 そのF本と40前に亡くなったM川と3人は気が合う仲間でした。
 まあFとMは学問と言うか勉強でも気があって、私の方は遊ぶ時だけでしたが。
  それに既に退官している恩師も来てくれるらしい・・・恩師と言っても私たちとは干支で1周りしか違わない同じ子年ですから、ほぼ兄貴的な先生。
  私はできの悪い学生でしたが、どこが良かったのか、いや心配で目が離せなかったのか、夜中に助教授だった頃の先生が遊びに来てくれたものです。
  考えてみればそんな経験のある学生はめったにいないでしょう。
 これは何としてでも出席をしなくては。

 久し振りと言えば、水曜日に久しぶりにネットで対局しました。
  何かのきっかけで(大した理由でもないのですが)対局しないで観戦ばかりしていると、今度は対局するのに何かエネルギーみたいなものが必要となるようです。
 そう、10日対局しないと、実戦の勘みたいなものがなくなっているような不安があるので、自分を後押しする何かが必要です。
 そういう心配があるのなら常に数日以内には対局していればよさそうなものですが、何となくであっても打つ気力が衰えると、ザルの対局とはいえ復活するのにも手間がかかる。
 今回は大学当時の部活の同窓会の連絡がきっかけだったようです。
  そう言えば今のネットにその部活時代の友と同姓同名の会員がいます。
 彼の出身県と同じ県にその会員は住んでいる、、、だからと言って年齢とかも分からないので、実際に本人なのか
どうなのかはわかりませんが。
 もし彼と会うことができればはっきりしそうで、それも今回出席の楽しみな部分。

 さて久しぶりの対局は対局前に懸念を持っていた通りに進行しました。
  思うに、久しぶりの対局は極端なことが起きやすいと思うのです。
 まず、久しぶりなので私の感性が鈍っていて、いやそんなにたいそうな事ではないのですが要するに実戦勘が鈍っているので、大きなチョンボをやりやすい。
 マア、それもザルのザルたる所以ですが。
  それに作戦面で、アマレベルではありますがきめの細かな作戦は取りにくい。
 大雑把と言うか「エイヤー」的なわかりやすい作戦になることが多い。
  よく言えば、「久し振り」=「わかりやすく」、 つまりじっくり寄せるような碁ではなく、「やるかやられるか」みたいな・・・
  そういう予感通りに進んで・・・そうなると半分以上は運の良い方の勝ちでしょうね・・・今回は運が良かったようです。

 ところで水曜日の深夜と言うか木曜日未明に中東からのサッカーの実況中継予定。
  宵のうちに寝てしまって、深夜に目が覚めたら中継を見ることにするか、それともネット対局にしてサッカーは録画にするかの選択で今回は囲碁をとりました。
 囲碁の方がサッカーより少し強かったようです。
  この話には続編があります。

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