なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

バトル見物

2012-08-25 23:24:16 | Weblog
 先日アップしたサシバもそうですがチョウゲンボウやアオバズクなども猛禽類とはいえカラスが天敵ですね。
  そうそうオオタカだって卵や雛のうちはカラスに襲われるのですから、、、ニュースで流れた佐渡のトキと同じですね。
 昨年は近所の神社で子育て中のツミの巣が襲われて2羽いた雛が災難に遭った。
  ともあれツバメにしたってコアジサシなども皆カラスの被害に遭うようです。

 何時も見に行くチョウゲンボウは、、、卵や雛がカラスに襲われる事が無いように巣は建物の壁から突き出している排気筒で子育てをする。
 この筒の大きさが丁度良いらしくカラスは入れないけれどチョウゲンボウは入れるという、まことに都合の良い場所。
  それでもカラスは群れで巣の近くを取り囲み『大きくなったら食べてやるゾ!』と言わんばかりに筒を覗いたりするのです。
 目撃談では今年は5,60羽のカラスが巣を取り囲んだと言う事です。
  チョウゲンボウは猛禽とはいえハトぐらいの大きさですから、カラスとは1対1の勝負が精一杯。
 カラスは集団戦が得意ですからチョウゲンボウは分が悪い。
  それでも生き残るには知恵があるわけで、、、チョウゲンボウの場合は、、、カラスに取り囲まれた時にチョウゲンボウの助っ人がやって来たのです。
 おそらくここで育ったファミリーだと思いますが5,6羽のチョウゲンボウがやって来て加勢したので、結局カラスが退散したのです。
 
 建物の屋根の上とか木のテッペンとか、見晴らしの良い場所などを巡って争いが起こる。
  チョウゲンボウにとっては多分餌となるトカゲや昆虫やネズミなどを探すためにこういう場所は大事な場所。
 カラスにとっても見張り台は必要なわけで、争奪戦になる。





 1対1の戦いは一応五分と言うよりカラスの方がヤヤ有利か、、、。
 尤も噛みついたり引っかいたりはしていない、、、というか、、、際どいところで交わしているのか。
 上空に位置取りするか後ろの方が有利か、、、いずれにせよ流血の惨事では無かったですが。
  初めはカラスが優勢でチョウゲンボウが分が悪かったのですが、このビルから100メートルくらい離れた巣・排気筒からチョウゲンボウが加勢に駆けつけて形勢逆転。
 その後加勢は居なくなったのですが、チョウゲンボウは1羽でも強気に戦うようになり、カラスに戦いを挑むようになりましたので、カラスの方が負けたと言うか辟易した感じで立ち去りました。
 
 炎天下の出来事。
  したから見上げていた暇なジイサマ。





チョウゲンボウが『暑いのに毎日御苦労さん』とばかりにサービスで舞ってくれました。
 

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