なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

きっと難しい戦い

2010-06-21 02:09:44 | Weblog
 いよいよワールドカップの3戦目(来週の金曜未明)ですね。
  勝ち点が同じで得失点差で1差・・・総得点も違うしどちらが予選突破か必ず決着がつく事になる。
 日本にとっては引き分けでも良いが、相手がそれを許すはずは無いし、その意味で激しい戦いになる事が予想される。
 考えて見ればこういう条件で戦うのは初めてではないだろうか?
  確かに条件では有利だが、実際はそれを意識して初めから引き分け狙いの気分になったら、まずはヤラレル。
 だからと言って過度に勝ちを意識するとこれも危険。
  しかも世界ランキング・実力では相手の方が上ですから・・・囲碁で言えばオール互い先の大会でコミを2目半くらい余分に貰ったと言うか、マラソンならハンデ100メートルくらい(これはオートレースみたい)かな。
  結果は予測できません。
 デンマークが日本から1点取って勝つことは容易に予想できるし(もし第1戦目なら特に)、でも焦るチームの意図が結果に結びつかないこともよく見るし。

 私は予選リーグ1分け2敗の予想でしたから、3戦目まで楽しませてもらえる事は大いに結構。
  予想って1戦ごとの結果を独立して予想するのと、今回みたいに1戦目の結果を踏まえて2戦目が変わり、さらに3戦目を考える・・・要するに流れも計算に入れる場合は多少違ってくるようです。(素人の囲碁大会で、4回戦で行われる予定が初めの対局で負けると、突然”用事を思い出し”て返ってしまう人もいる=1回戦負けは残り3試合は消化試合だって・・・)
 今回はジャイアントキリング気味の試合が多いけれど、さて格上を倒せるか。
  余り楽観はしていませんが、可能性が無いわけでもない・・・

 こういう時「悲観的予想」すると、「そういう発言をするから結果が悪くなる」みたいな論法で考える人もいる。
 要するに「言霊信仰」と言うか・・・大事の前に縁起の悪い事を言ってはいけない・・・
  ”縁起”で結果が出るわけでは有りませんが。
 逆に景気の良い言葉がスポーツ新聞の見出しを賑わせる(きっとそうなる)。
  これも縁起・景気の言霊信仰ですね。

 これが一般の人の言葉にすると・・・「”絶対”に勝って欲しい」
  マア、向こうの国でも同じ事を考えているだろうし、”絶対に”の部分が私には理解しにくいところです。
 「勝利を期待している」が「勝利を信じている」とほぼ同義に・・・
  これが「絶対に勝利を信じている」になると言葉としてどうもおかしいのに、いろんなインタビューで聞くことになりそうです。
  
  
 

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