なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

なんだか変

2008-11-29 16:57:01 | Weblog
 先日凶悪な事件を起こした犯人は犬好きだったらしい・・・本心から強烈にそういう気持ちがあったのか、きっかけとしてなのか、あるいは口実なのかはわかりませんが・・・ともかく「ペット好きな人に悪い人はいません」みたいな言い方は出来ないことは証明されたような気がします。
  同時に「ペット」の部分を「○○]に置き換えることだって、都合の良い表現だと言うことが透け透けな感じです。
 私が住んでいるところはマンションという名前の集合住宅なんですが、住民の管理する組合規約でペットは飼えないことになっています。
 厳密に言うと小鳥・リスなどの籠の中で飼えるような小動物・水槽で飼う魚などはOKですが犬・猫などの大きさのペットはダメということです。
 ところが、ペットブームというご時世と言うかご多分に洩れずと言うか、内緒で飼う人がいる。
 可愛いと言うこともあるにしても居住空間の限界、あるいは目立たなさという点で「小型犬」は向いているのかも・・・ご近所に住んでいる?犬種はかなり偏っている。
 それでも、隠し通せるわけがないのだから周囲に分かってしますのは時間の問題なのですが、ともかく飼い始めて飼っていることを既成事実にしようとしているのはミエミエです。
 確かに飼っている人にとっては可愛い家族かもしれないけれど・・・外から見て可愛くないとは言いませんが迷惑なこともたくさんある。
 第一ルールを無視して飼い始めると言うところが気に入りませんね・・・
 ここのところ毎年のように管理組合の総会とかアンケートなどで「ペット解禁」が議題になるのですが、「解禁されたら飼いたい」では無くて「飼っていることを認めろ」的な感じがして本末???。

 今回の事件がするのは、正論であってもあまり強硬なことを言うとどこで恨みを買って、どんな仕返しが用意されるかわからないので怖い世の中ですね。
  つまり正論が肩身が狭くなりつつある?
 そういう中で、一瞬こわばってしまうような場面がありました。
  いや、私が自分で勝手に感じて勝手にこわばったのですが・・・
 ある朝出勤の途中・・・近道なのでURの団地の中を通って行くのですが、ここは賃貸と分譲の両方があり、確かペットは飼えないことになっている。
 団地の道路には犬猫の絵で「僕たちはここには住めません」という看板があるのですから・・・
 そして近所にも「解禁」のマンションはないと思ったが・・・それに一戸建ての住宅は無いし。
 道路には「犬などの散歩で団地内に入らないでください」との看板がある・・・つまり住民が飼ってもいけないし、外から犬の散歩で通過するのも禁止」なのです。
 それなのに犬に散歩させている男性二人・・・しかもそれぞれが小型犬を2頭ずつ・・・
  私と同年輩の感じのオジサンたち。
 でもなんだか違和感がある。
  ここは自分の住んでいるところでもないし、文句を言うような筋合いでもないし・・・でも仮に何か言ったなら強烈に反撃が来そうなムードを感じる。
 これだけペット禁止の看板が出ているところを早朝とはいえ堂々と散歩をしているのだからきっと手ごわい男たちに違いない。
 夕方は若い主婦とおぼしき5,6人のグループが集団で犬の散歩をしている姿を見かけることがある・・・これも正論的注意は通用しないだろう。
 グループと言うこと自体防衛的姿勢に見えるし、良くても「無視」・・・
  一方でTVなどではペットブームを後押しする番組もあり・・・なんだか番組を作る・ブームを演出する人たちの無責任さを感じます。
 まずは許容されている建物・地区の紹介、そして可能な条件などからはじめなくてはいけないのに・・・

最新の画像もっと見る