こんにちは!
あいすくむりの加勢です!!
ご存知の方も多いとは思うのですが、僕はあいすくむりという会社を経営してはいますが
実は、牛を飼育して牛乳を生産する 「酪農業」 を本職にしています。
先日、農業系の研修で
「農業の雇用・人材育成」
というテーマの勉強会に参加してきました。
農業は、なかなか人材が定着しない・・・。
新規就農をした人もすぐに辞めてしまう・・・という現実があるのですが、
実際には多くの中小零細企業でも同じことが言えるのです。
ではなぜ、人材を雇用してもすぐに辞めてしまうのか・・・。
理由は複数あると思うのですが
今回、勉強させて頂いたものに
① 給与水準を一定にしているか?
② ワークとライフバランスが取れる労働時間・休日は与えているか?
③ 環境整備(トイレ・休憩スペース・ロッカー・ユニフォーム)はきちんとしているか?
④ 就業規則がちゃんとあるか?
⑤ 経営理念(ビジョン)が明確か?
⑥ 評価制度はきちんとあるか?
⑦ コミュニケーションがきちんととれているか?
⑧ 経営参画が出来るようにしているか?
⑨ きちんとした作業の指導しているか?
⑩ ひとりひとりゴールを持ち責任を持たせているか?
割愛させて頂いた項目もありますが、まあこんな感じ・・・:(^_^;)
当たり前と言えば当たり前のことばかりですね(>_<)
話は少し脱線しますが、
僕は自分の会社だけではなく、たくさんのユーザー(企業・個人経営の店舗)様を見ており、
その中には、残念ながら取引を中止するユーザー様も多少なりともあります。
単に、我々のサービスや商品に不満があって取引が中止になるのであれば良いのですが
どちらかと言えばそうではなく
経営不振から、取引を中止せざるを得ない状況になってしまったのです。
そして、それらの企業は
よくよく考えてみると、上記に記した10個のケースに往々にして該当しているように思います。
雇用問題・人材育成の問題ではありますが
この問題がきちんと解決できないと、経営としても厳しくなることを示唆しているもののような気がしています。
ただ、
雇用にしても人材教育にしても
常に人間は間違うものであり、失敗をする生き物です。
しかし、その繰り返し繰り返しで、多くのことを学んでいく生き物だと思います。
自転車に乗る。
箸を持つ。
字を書く。
多くの人が幼少の頃、間違いと失敗の繰り返しの中で
それらの技術を習得し、特別意識をしなくても出来るようになっていったものだと思います。
ことさら経営や雇用・人材育成と言うものは難しいものです。
間違いを犯す。
失敗をする。
それらのことは、当たり前のことなのです。
研修会の終わりに講師の方が、アメリカの小説家 レオ・ロステン の言葉を贈ってくださいました。
最上の人は、最上の人を雇う
二流の人は、三流の人しか雇えない
仮に、この言葉の通りであるとするのなら、ビジネスを成功に導くためには
最上の人になる必要があると思います。
最上の人になるためには、どうしたら良いか?
様々な意見があると思いますが、やはり「学び」が最も重要だと僕は思います。
そして、最高の 「学び」 を得るためには 「実際にやってみること」 以上のものは無い・・・と思っています。
何かの参考にして頂けたら幸いです(>_<)