goo blog サービス終了のお知らせ 

(株)あいすくむり の 売り上げ向上委員会

あなたのお店でしか食べられないオリジナルソフトクリームの開発・製造を通し、売り上げ向上のお手伝いをさせて頂きます。

食うか食われるか

2023年08月22日 | ビジネス

こんにちは!

あいすくむりの加勢です☆

怒涛のお盆も無事に終わりましたが

今年は、コロナ過が落ちついたからなのか・・・

それとも、異常とも思えるくらいに残暑が続いているためなのか

なかなか忙しさが収まらない2023年の夏でございます。

 

そんな中・・・

昨日は、税理士先生の月に1度の訪問日・・・ということで、あいすくむりの7月度の収支計算をして頂いたのですが

前年同月比と比較して増収減益しておりました。。。

今年はホントにおカネがない。。。

送料無料サービスなどを廃止し、値上げを実行した商品なんかも多くあります。

ただ・・・

それでも、全然お金が貯まらないのです(;´Д`)

 

それだけ、恐ろしいくらいに経費が上がっていたのです・・・。

原材料、人件費、包材代、燃料費に諸々の雑費・・・

恐らく飲食店はどこも苦しい実情にあるかと思いますが、ここまでくるともう我慢大会ですね(-_-;)

 

今年の初め、近所の定食屋さんが廃業しました。

ドメスティックな倒産劇ではなく、経営者の高齢化と後継者がいなかったことが要因なのですが

結果として、その定食屋の近くにある道の駅の飲食コーナーの売上が向上したのです。

 

さらに・・・

隣町にある大きな乳業メーカーが今年の4月に廃業したのですが

※ここはいきなり倒産したせいもあって、まあ色々と揉めておりましたね(=_=)

そのお陰で、そこが抱えていたマーケットをライバル関係だった複数の乳業メーカーが分けたため

結果としては、複数の乳業メーカーの売上&利益に繋がって行ったのです。

ちなみに・・・

不敬のかもしれませんが、我々あいすくむりも、その恩恵に預からせて頂いた1社です。

 

すなわち・・・

廃業する企業があれば、その結果として潤う企業もあるのです。

まさしく「食うか食われるか」の世界。

恐らく、もう少しすると、多くの飲食店がこの状況に耐えられずに廃業していきます。

廃業をする企業が増えれば、生き残った企業の売上が向上します。

 

ホント、千知が無い世の中ですが、人口減少に伴う国力の低下。

テキトー・・・

なんて言ったら語弊がありますが、景気が良かったからなんとかやって行けた豊かな日本はもうないんだな・・・

と思います。

 

これからの世の中は、「食うか食われるか」サバイバルレース。

このサバイバルレースに勝つためには・・・

なんだかんだ言いながら「勉強」だと思うので、福沢諭吉先生の「学問のすすめ」をお勧めします。

 

 

つづく


「成功する経営者」=「常識的ではない」

2023年08月08日 | ビジネス

あいすくむりの加勢です。

今日は飲食ビジネスで結果を出す社長さんの特徴を僕の独断と偏見で書いてみたいと思います。

 

僕は25歳という割と若い年齢で会社経営をはじめたので、たくさんの先輩社長たちに可愛がって頂きました。

若かったので、プライドとかもなく

「教えてください!」

と、頭を下げて教えを請うたことが良かったのかと思いますし

高校、大学時にレスリング部という部活動学んだ処世術、スネ夫も顔負けの「胡麻すり」も大いに役立ったと思います。

そのお陰で、たくさんの経営ノウハウや考え方を教えて頂きましたし、多くの取引先様もご紹介頂きました。

それを基盤に、仕事の幅が広げ、現在では複数の会社を設け

大きい企業から、個人でやられている飲食店まで、様々な企業様、個人事業主様と取引をさせて頂いております。

 

経営者になって今年で14年目になります。

まだ14年目でしかないですが、たくさんの飲食店経営者を見て来て、更には自分自身でも飲食店を運営してみて

その中で、結果を出す社長と、そうでない社長の違いを、なんとなくですが見極めることができるようになってきたと思います。

少々偉そうかもしれませんが、そんな違いを綴ってみたいと思います。

 

① 結果を出す社長は頑固であり、そうでない社長は優柔不断

あくまでも起業開業したばかりの会社、もしくは勢いよく成長している途中の会社・・・という括りになりますが、社長は頑固な方がイイです。もう少し言い換えると、ワンマン社長の方が結果が出やすいように思います。

会社にはステージがあり、創業当初の会社の99%は、吹けば飛ぶような弱い会社なんです。

そんな弱い会社を、それなりに強く成長させるためには、社長が情熱を持って仕事に取り組む必要があります。

「情熱」とは「執念」であり「頑固さ」でもあるのです。

「絶対負けたくない!」「これは譲れない!」「絶対にやり切る!」「今に見てろ!」

こういった心理的パワーが重要で、正直、人とてイヤなヤツ・・・というか、既に死後になっていますが「KY(空気読めない)」な人が多いと思います。。

欲深く、嫉妬深く、執念深い。

まあ、結果を出す社長は、大小ありますが変なヤツが多いですし

良い人そうに見える人でも、実はサイコパスな性格の持ち主・・・と言うことが多いです。

結果を出すには、普通ではいられないのです。

 

逆に、結果を出せない社長は優柔不断です。

これも先ほど同様、起業開業したばかりの会社、もしくは勢いよく成長している途中の会社・・・という括りになりますが、優柔不断な社長は結果を出せない・・・と言うよりも、一瞬は出せるかもしれませんが、結果を出し続けることは出来ないと思います。

ここで言う優柔不断は、自分の意見よりも人の意見に重きを置いてしまうことです。

もちろん他人の意見を尊重することは大切なことです。

ただし、酸いも甘いも、良い事も悪いことも知って初めて一人前です。

僕の知る限り、結果を出し続けている社長たちは、全員ことごとく成功の数以上に失敗をしています。

むしろ、わざと失敗をしに行っている節すらあります。

「失敗をしてもいいからやってみる!」

「この方法はダメって言われてるけど、自分は大丈夫だと思うからやってみる!」

という、失敗上等の精神を持ち合わせていて

その失敗の数だけ、本や先輩経営者のお話では拾いきれないリアルな実戦経験を積むことができるのです。

この実戦経験が、経営者としての「感」や「センス」を磨き、ここ一番で負けない経営ができるのだと思います。

 

しかし、優柔不断な社長は、人の意見を参考にしてしまうため、常識的な経営判断になることが多いと思います。

常識的な経営判断が悪いとは言いませんが、凡庸な結果しか残せません。

飲食店ビジネスの7割が赤字です。

わざと赤字にしている・・・という言い訳じみた事をいう経営者もいるのですが

どちらにしても、常識的な経営をすると赤字経営、もしくはわざと赤字経営をしている程度の組織にしかならないのです。

 

 

つづく・・・。


売れるのはアイスよりもフロート。

2023年08月05日 | ビジネス

あしすくむりの加勢です!

今日も暑いですね。。。

 

前回に続いて、教育的な記事を綴ろうかとも思ったのですが

とっても暑いので、アイスの話を書こうと思います。

 

35℃以上の猛暑日になると、ジェラートやアイス、ソフトクリームよりも

ドリンク系の商品・・・もしくはかき氷などの氷スイーツが良く売れます。

 

アイスはなんだかんだ言いながらも、25℃~35℃程度の気温だと多く売れるのですが

それ以上の気温になると、どうしてもダラダラ溶けてしまいますし、食べ終わった後に喉が渇いてしまったりします。

 

そこで、近年ジェラート店&ソフトクリーム店でウケがイイのがフロート商品になります。

 

売価としても600円~800円程度になり、単価も取れて、なにより写真映えします!

 

あいすくむりの直営店&親会社である加勢牧場の直営店でも売上は良いですし

お客様にもおすすめしておりましたが、話を聞く限り「悪い」とは聞かないです。

 

近年の夏は、異常に暑い日が続きますので、是非とも試して頂ければ良いかと思います!

 

 

 

 


「スタッフ教育」よりも、まずはオーナーが勉強すべき!

2023年08月03日 | ビジネス

あいすくむりの加勢です!

前回の記事では

起業開業当初は「タフ」なヤツを雇え! そしてそれ以上にオーナーが「タフ」でなければダメだ!

という、少々なブラック企業的な要素がある感じで書いてしまいましたが

今度は、そのコテコテの体育会系の「タフ」さが売りのスタッフたちにどういった「教育」をしていくのか?

という問題を綴っていきます。

 

で、言葉を選ばずに言うのであれば

こういった「体力」が売りの脳筋どもは、残念ながらほとんど勉強をしないのです。

僕も国士舘大学 体育学部 体育学科 という全国トップクラスの脳筋たちが集う大学にいましたので間違いありません。

ちなみに、僕の言う「脳筋」は誉め言葉ですからね!

そうです・・・。筋肉は裏切らない!!!


で、そんな彼ら、彼女たちは、頭が悪いわけではないのです。

ただ、体力はあって、その分野のスポーツは出来るけど、勉強が出来ない・・・。もしくは勉強をしようとしないのです!

勉強が出来るヤツがいたとしても全体のごく一部。良くて1割くらいかな。。。

もちろん僕もその残りの9割の人間でしたので良く分かります!

 

悲しいかな、スポーツの世界で、それなりの結果を出す人間の多くは

コーチや監督から徹底的に指導の受け、技術を教わり、体力を向上させます。

その本質は「偉い人の指示で強制的に努力をしてきた」というモノなのです。

 

もちろん自らの意思や考え、計算によって壮絶な努力をすることを選ぶことができる人もいますが

自らの意思で努力をし続けるよりも、強制的に努力を強いられる環境を望むのです。

そっちの方が楽ですし、もし勝てなくても他人のせいにしやすいですからね。

 

そして、自らの意思で努力ができる人間は絶対数としては少ないのです。

そういった自分が立てた目標のために、より過酷な状況に身を置いて、

努力できるような目的意識の高い人間は

起業・開業したばかりの飲食店に一従業員として務めようとするか・・・と、考えるとさらにその割合は少なくなるかと思います。

 

話は少しずれましたが、「脳筋」を「教育」するには

そう・・・圧倒的な、力や権力でねじ伏せる「強制力」が必要で

強豪校のコーチや監督のような指導者が持つカリスマ性を、スタッフに「教育」をする以前にオーナー自身が持たないと始まらない・・・

と言うことなのです。

なので、もういっそのこと「教育」なんて考えなくてもいいです!

スタッフの「教育」なんて考えず、オーナーご自身がひたすら勉強してカリスマ性を高める方がよほど建設的ですし

変にスタッフに知識を身に着けさせると、自分の都合の良い事から学び始めるので

「残業代の計算式ってどうなってますか?」

「有給休暇を頂戴したいです!」

「就労規則の提出をお願いします!」

「この規則は労基からの承認は受けていますか?」

なんて言い始めるのです・・・。

 

そんなことを言われたら、その対応だけで本来の仕事が出来なくなるので

起業・開業直後のスタッフの知識レベルは「脳筋」のままでいててもらった方がよほど良いのです。

※あくまでもこれは感想ですのであしからず・・・。

 

しかしです・・・

開業当初の黎明期であれば、脳筋スタッフだけでイイっちゃイイのですが

改善を繰り返し、集客・売上・利益が安定してきたら

少しずつ組織を大きくしていかないといけません。

その際に、体力と勢いだけのスタッフだけでは限界が来ます。

より難しいプロジェクトをこなして行かねばならず、業種が異なる企業との連携が必要なことも増えてきます。

その際に「タフ」だけでない、論理と知性を携えたメンバーがいないと、様々な企業との連携が出来ないのです。

 

資金調達・企画・労使問題に法律。飲食であれば衛生に詳くなることは必須で、更に調理に関する専門的な知識や、機械設備の知識。

最近ではSNS集客や、それに伴う撮影技術にデザイン力。取引企業に提出する書類一式に、保険、税務問題  etc・・・

 

「勉強できません!」

では、話にならないのです。

 

こういったスキルが必要になってきた際に、ようやく「脳筋」から脱却し「インテリ」へ進化するタイミングだと思います。

その際に、まずは寝る前の30分。1ヶ月に1冊で良いので「読書習慣」を身に付けさせる・・・という所からスタートさせることをお勧めします。

 

仮に

「その分野の本を100冊読みましょう!」

といった指示を出すとします。

すると、勉強をしてこなかった人間は、一生かかっても読めないんじゃないかと思います。

でも、勉強習慣が身についているヤツは100冊程度なら半年もかからずに読み切ります。

 

「インテリ」に進化するためには、まずは圧倒的な知識量をインプットしていく他ないのですが

それは普段身体を鍛えていない人に

「フルマラソンを4時間で完走してください!」

と言っているものと同じです。

なので

「まずは毎日1㎞ずつ、ゆっくりなペースでイイので走ってみましょう!」

という、習慣を作るところからスタートするべきなのです。

 

これはオーナーも同じで、現時点で本を読まないのであれば、まずは寝る前の30分。

1ヶ月に1冊で良いので「読書習慣」を身に付けてください。

可能であれば3冊くらいは読んでください。

読書習慣は、本当に人生変わるのでお勧めです!


開業時に必要な人材は「タフ」なヤツです!

2023年07月31日 | ビジネス

あいすくむりの加勢です。

僕には現在、小学4年生 & 小学3年生 になる2人の息子がいるのですが

絶賛夏休み中・・・

ということもあり、次から次へと生じる仕事の合間を縫って子供たちとの時間を作らなければいけない・・・

という ジェイムズ・ボンド でも躊躇うようなミッションを日々こなしているのです。

 

ちなみに・・・

これは「価値観」の話になるのですが、僕は「仕事」以上に「家族との時間」を大切にしたいと思っております。

 

父親になったばかりの頃は「家族との時間」よりも、「仕事」の方に大きな偏りがあったために

仕事に対して理解をしてくれている妻も、あまりにも僕が家族との時間をないがしろにしてしまっていたので

それはそれは機嫌が悪くなり、夫婦の危機を何度も迎えることになりました・・・。

若かりし頃の苦い思い出です(=_=)

 

まあ、バランスの問題なのですが

「仕事も大切だけど、家族との時間を捻出しなければいけない」

「どうすれば膨れ上がる仕事量に反して、家族との時間を作れるのか?」

というのっぴきならない課題になるのです。

 

今では、より効率的に成果を上げるために、 機械化・自動化・システム化 さらには IT化 なんかが注目を集めていますが

ジェラート店や、ソフトクリームの専門店などの少資本の飲食店ビジネスでは、さすがにやれることには限度があり、

「人材」でカバーをしなくてはいけない状況になることの方が多いかと思います。

 

特に起業・開業したばかりであれば、初期の段階で採用した人材が有能か無能かで

その後の会社の発展スピードが大きく左右されると言っても過言ではないかと思います。

 

なので、今日は僕の独断と偏見で、人材の「採用」&「教育」について綴ってみたいと思います。

 

まず、小資本の飲食店ビジネスのスタートアップ時に「採用」したい人物は

「体育会系の人材」一択です。

とにかく、元気で笑顔で

「先輩(上司)の言うことは絶対!」

という、ノリと勢いがあって、ブラックな環境でも戦い抜けるような屈強な戦士を欲する・・・

と、いうのもまあ、間違いではないのですが

もう少し具体的に言うと、起業・開業当初は体力勝負のタフさが必要だからです。

 

小資本の飲食店を運営をする・・・ということは、熾烈な競争社会に飛び込むのです。

参入障壁が低く、誰でも簡単にスタートが出来る商売のため、10年生存率は1割にも満たない。

どんどん新しい店舗が出来て、どんどん潰れていき、また新しい店舗が出来る・・・という業界なのです。

そんな中で、頭一つ飛び出して、利益を出し、商売を継続するためには、他にはない斬新な商品を作ってSNSでバズらせるか

誰もがやってない、奇抜なアイデア商品で勝負をかけるか

ブラック企業の代名詞である「長時間労働」という名の力技に持って行くしかないのです。

昨今では、それら全てを持ち合わせていないと、戦いきれない・・・という見方もあります。

 

起業・開業当初はPDCAサイクル(計画・実行・確認・改善を繰り返すこと)を、猛スピードで行い、たくさんの失敗を重ねながらも修正に修正を重ねて、なんとか熾烈な競争の中でも戦い抜けるだけの仕組みと組織を作りあげていく必要があるのです。

そこには膨大なエネルギーが必要になり、その膨大なエネルギーを維持しながらやり抜くだけのタフさが必要になってきます。

 

元甲子園球児が良い!

とか

格闘技で全国チャンピオンになったヤツが良い!

と、言うつもりはありません。

ただ、学生時代に、部活動などで、強制的でも自発的でもなんでもいいので

「目標に向かって、徹底的に努力して、結果を残す」

というものを叩きこまれた人材なんかは、黎明期の企業や店舗には、重要な人材になることと思います。

 

ただ・・・

オーナーはその人以上にタフに戦わなければいけないので覚悟してください。

「社長がいつまでも会社に残っていると、部下が帰りにくい。だから社長は早く帰るべき。」

とか、たまに聞く言葉ですが、それは会社が安定してからのもので

起業・開業したての頃は、社長は会社に寝泊まりするのは当たり前ですので、絶対に勘違いしないでください。

タフな人間は、自分よりもタフな人間を好む傾向にあります。

なので、一番タフでないといけないのはオーナー自身なのです。

 

 

続きはまた次の記事で・・・。