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(株)あいすくむり の 売り上げ向上委員会

あなたのお店でしか食べられないオリジナルソフトクリームの開発・製造を通し、売り上げ向上のお手伝いをさせて頂きます。

バルミューダの電気ケトルから学べる事

2024年01月27日 | ビジネス

こんにちは!

あいすくむりの加勢です!

先日、家で長年使用していた ティファール の電気ケトルの具合が悪くなったので

妻と一緒に近所の家電量販店に行ってきました。

そこで妻は バルミューダ の電気ケトルに目を付け

「これがイイ!」

と熱望。

家で使う備品について、僕に決定権はほぼ無いので、妻の要望した商品を購入させて頂きました。

早々と家に戻り使用したところ

とてもカッコよく、しかもお湯が注ぎやすいんです!

「デザイン」と「実用性」が伴った商品だと感じたのですが、値段もなかなか。

1台1,000円台で販売している電気ケトルがある中、約13,000円と その差は約10倍。

優れている点は「デザイン」。そして「実用性」です。

お湯が注ぎ口から垂れたりせず、狙った場所に的確に注げます。

ドリップコーヒーを入れる際なんかは、とても使いやすいですね☆

 

ただ・・・

「10倍の値段を出す必要があるのか・・・?」

と問われると、これは人の価値観かもしれませんが

少なくとも妻は

「良い買い物をした」

と感じておりますし

僕も欲しいものを手に入れて上機嫌になっている妻を見て、

「良いか買い物が出来た」

と感じるのです。

 

この出来事をあえて「飲食ビジネス」に置き換えて考えてみようと思います。

 

僕の妻は、なぜバルミューダのケトルを欲したのかというと

まずは「デザイン」です。

「カッコ良い!」「キッチンに置くとオシャレに見える」

という発想から

「欲しい!」に繋がったと想像ができます。

 

昨今の飲食ビジネスも、まずは「見た目」で「映え」が重要になっております。

見た目を良くして、そこで

「食べたい!」

と思ってもらわないと、集客に繋がらないのです。

 

ただし、見た目だけ良くても1回きりのご来店で、2度目のご来店はありません。

電気ケトルの場合

「カッコ良くて買ったけど全然使えない・・・」

と思われてしまったら、ネットのレビューで罵詈雑言が書かれ、その後の売上に大きく影響していきます。

なので、電気ケトルの場合は「デザイン」で、まずは購入して頂くこと。

そして「実用性」や「耐久性(コスパ)」が、お客様が考える最低限の期待値に伴わないといけないのです。

 

飲食ビジネスの場合は、電気ケトルの「実用性」や「耐久性」が、「美味しさ」や「量(コスパ)」として置き換えることができます。

「映える」けど、美味しくなかったり、値段の割に量が少なかったりすると

2度目の来店がなくなるばかりか、ネットで散々なことを書かれます。

さらには、他の競合店が見た目をマネしてきます。

結果として、ビジネスが成り立たなくなっていくのです。

 

話はグッと戻りますが、僕は正直1,000円台のケトルでも全然問題は無かったと思っています。

その理由は、会社の事務所で使用している電気ケトルが、当時一番安かったもので、それこそ1000円くらいで購入したものと記憶しています。

で、そのケトルが問題無く使用できていて、多少お湯が注ぎ口から垂れてしまうことがありますが

カップ麺にお湯を注いだり、大きいマグカップでインスタントコーヒーを作る程度なので、全然問題はありません。

また、買ってから3年くらい経ちますが、毎日使っていても故障はありません。

 

もし、僕だけで家電量販店に行っていたら、1000円のもの・・・とは言わなくても、3000円くらいの有名なメーカーの商品を購入したと思います。

ただ、それでもバルミューダの高価なケトルを買って良かったと思うのは

「妻がとても喜んでくれている」

という点につきます。

 

「自分ではない『誰か』が喜んでくれるから・・・。」

という思いで、高価な商品を購入するは、仮に安い類似品の数倍の値段だったとしても価値があるもの・・・

と、思う人がいる・・・

というのは、飲食ビジネスに限らす、全ての商売を行っている人が

頭の隅に置いておかないといけない事実かもしれません。

 

「自分用に買うもの」

なのか

「誰かのために買うのか」

です。

ここも、商品を作る際にはとても重要なポイントになってくるかと思います。

 

参考にしてください!

 

 

あいすくむり → 株式会社あいすくむり|オリジナルソフトクリームの開発・製造 (aisukumuri.com)

あいすくむりECサイト → aisukumuri-app

 


震災と集客

2024年01月20日 | ビジネス

こんにちは!

(株)あいすくむりの加勢です☆

昨年の4月に、あいすくむりの代表を退きましたが

「情報発信はお前の仕事だ! 動画もブログもしっかりやれ!」

と、新社長の樋口に脅迫されましたので、

頑張って行こうと思います(=_=)

 

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます!

ただ、今年は1月1日から石川で震災が生じ、それから3週間が経過しようとしております。

ご心配のメッセージをくださった方も多くおられましたが

お陰様で大きな被害はなく、大丈夫でございましたm(__)m

ただ・・・

被災された方々には、心からのご冥福と共に、一刻も早い復興を願っております。

なかなかボランティアに行くためのまとまった時間が取れないので

募金等で些細ですがご支援をさせて頂きたますm(__)m

 

さて・・・

ここはビジネス用のブログなので、商売の話に変わりますが

こういった震災が生じた際は、とかく自粛ムードになるものです。

東日本大震災のときと比較すると、まだ穏やかではありますが

例年のお正月の動きとは異なりましたね。

お客様の数が少ないのです。

昨年まではコロナ過だったため、昨対比としての数字では出てきませんが

年末の活気から考えると、明らかに人の動きが鈍ったのです。

 

ほとんど被害のなかった新潟でもこの状況です。

新潟県内で旅館業を営む知人から話を聞いても

「キャンセルが相次いだ」

と言っております。

 

商売を行っていると、遠く離れた場所で生じた震災でも

決して他人事ではないので

日ごろの行いを良くしておきたいものですね(=_=)

 

 

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「24時間働けますか?」を小馬鹿にする使えない若者たち。

2023年08月30日 | ビジネス

こんにちは!

あいすくむりの加勢です。

今日は努力を馬鹿にするZ世代の子のお話。

 

先日、若いアルバイトスタッフと話をしていて

「『24時間働けますか?』って言う平成初期のCM知ってる?」

という懐かしい栄養ドリンクのテレビCMの話題になりました。

 

一緒に話をしていた若いスタッフはニコニコしながら

「ヤベーCMっすね~」

「超ブラック企業じゃないですか~」

と、昭和から平成中期にかけての日本のサラリーマンの仕事に対する価値観に驚いていた・・・

というよりも、少々馬鹿にしている感があったのですが

現実問題、仕事で成果を出したいのなら

24時間と言わず、36時間。いや・・・48時間くらい、通しで働く覚悟がないと成功なんてしないんですよね。

実際に、成功している人は、昔はがむしゃらに仕事をしてた・・・もしくは現在進行形でバリバリ仕事をしていますし

自分で言うのも自慢をしているみたいでイヤなのですが

最近めっきり現場仕事をしなくなった怠け者の僕ですら、年に何回かは24時間くらいぶっ通しで仕事はします。

特に予定の入っていない今日みたいな日だって、軽く12時間は働いています。

もう20代の頃は3日くらい寝ないで仕事をしてましたよ。

 

何かの本だったか、動画だったか・・・

著名な成功者(恐らく林修先生か、島田紳助さんだったかと・・・)の話だったと思うのですが

「成功したいのであれば、自分の持っている才能(強み)を見つけ、その才能を全力で磨く努力をしなければいけない」

「才能と努力の掛け算だ!」

という表現があったと記憶しています。

 

才能があろうが無かろうが、どちらにしても努力なしでは成功なんてしないのですが

みんな、長時間労働みたいな泥臭いながらも確実な努力を極端にイヤがる・・・というよりも、もはや馬鹿にしているように思います。

表面上、笑い話程度で言うのは良いのですが、結構ガチで馬鹿にしているようで、ホントに努力をしようとしないのです。

そうなると、努力の絶対量が足らないんですよね・・・。

 

なので

「残業したくありません!」

とか

「ワークライフバランスが大切です!」

とか言って早く帰るのは全然良いのですが、家に帰って勉強や副業をしない人を見ると

「こんなボンクラには負けはしないな・・・」

と、変な意味で自信がつくのでした。

 

まあ、仕事をしたくない・・・

という価値観を否定するわけではないですし

仕事時間は短くても、成果さえ出してくれれば雇用をしている側の僕としては全然問題はないのですが

やっぱり、こういった価値観の方は、難しい仕事から逃げようとするのと

結果として経験値がなかなか上がらないので、いい歳になっても使い物にならなくなってしまうんでうよね・・・

 

まあ、自業自得なんですが、仮にこのアルバイトスタッフが、うちの会社に正社員として入社をしてきたとして

そのままの価値観で数年が経ったと仮定します。

そして

「給料が低い!」

「何年も務めているのに、全然給料が上がらないんだ!」

なんて文句を言ったら、どうしようか・・・。。。

と、空想の世界でゾッと身震いするのでした(=_=)

 


コンサルタントの仕事

2023年08月29日 | ビジネス

こんにちは!

あいすくむりの加勢です。

今日のお話は、コンサルタントの苦悩についてです。

一応、あいすくむりの仕事の一環として、これからジェラート屋さんを始めたいという方や、ソフトクリームの専門店を運営したいと思っている方をはじめ、

場合によってはカフェや飲食店の経営サポートなどのコンサルタントの真似事をさせて頂いております。

「真似事」と表現をしているのは、コンサルタントという仕事をきちんと勉強をして行っているわけではなく

自分の経験からくる意見を、金銭を頂きながらお伝えしているだけだからです。

 

で、そんなことをやっていると、つくづく

「僕はコンサルタントに向いていないな・・・」

と思うのです。

 

僕のビジネスの先輩で、コンサルタントというお仕事を生業にしている方いわく

「コンサルタントは『夢を追っている』『夢をかなえるための行動をしている』という幻想を、依頼人に見させてあげることが重要なんだ」

「遊園地の観覧車に乗せてあげるイメージ。そして何度も何度も乗せてあげて、決して覚めない夢の国を見せてあげる仕事だよ」

という方がいました。

言い得て妙という言葉がありますが、まさしくそういった一面もあると思うのです。

 

ちなみに僕は依頼人に対し

「それはちょっと難しいですね・・・」

という言葉を良く使っています。

先輩コンサルタントいわく

「コンサルタントが発する『難しい』という言葉は、依頼人の夢を潰してしまう「負」の言葉」

らしいのです。

それに、実は依頼人も、そんな否定的な言葉は望んでいないのだとか・・・。

 

だた・・・

現実的に考えて高い確率で失敗するような計画に対し

「良いですね~! やりましょう!」

なんて、僕は言えないです(;´Д`)

「それはしない方がイイです。それよりもこっちのプランの方が・・・」

という、表現で何とか失敗をさせないようにしてしまいます。

 

ただ、依頼人からのウケは良くないのは肌で感じます。

どうしても依頼人がわくわくしながら考えたプランを否定してしまうので、仕方がないと思ってはおりますが・・・。

 

そんな苦悩を先輩コンサルタントに相談すると

「失敗してお金を失う。 痛い思いをする。そんなのは当たり前で、大切なのは失敗をさせないように指導することではなく、失敗しても修正できる能力を身に着けさせること。そもそも失敗無くして成長なんて出来ない。」

「大切なのはそのあとのフォローと、失敗しても再挑戦をさせることがコンサルタントのお仕事なんだよ。」

「依頼人に失敗をさせてもOK! それも勉強!  で、コンサルタントとして絶対にやってはダメなのは依頼人に夢を諦めさせてしまうこと。」

 

という金言を頂きました。

胸にグッと刺さったアドバイスだったので、記事にしておきました。

 

何かの参考にしてください☆

 


学問のすすめ

2023年08月24日 | ビジネス

こんにちは!

あいすくむりの加勢です☆

今日は前回の続きで「学問のすすめ」について書きたいと思います。

 

みんな大好き1万円札の顔であり、日本に簿記を広めた福沢諭吉大先生が書かれた名著中の名著「学問のすすめ」。

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」

という1文から始まる本で、一見して平等主義を謳っている書物のように感じますが

『「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」と、言いますが、

「賢い者」に「愚かな者」。

「豊かな者」に「貧しい者」。

「貴い者」に「卑しい者」が、いるのは一体なぜなんでしょうか?』

という、かなりエッジの効いたな表現をしており

さらには

文明開化は銭にあり。勉強すれば金持ちになり、勉強しなければ下人や奴隷になる・・・と

令和の時代にそんな表現をしたら炎上してしまうような過激な文が綴られている本でもあります。

 

しかし、令和の時代、実際にその通りだとも思うのです。

あいすくむりでは、コンサルタントの真似事のような仕事をさせて頂いております。

一応、ポジショントークというものがあるのでYouTubeでは、耳障りの良い事をお話しします。

ただ・・・

実際に、ジェラート店や、ソフトクリームの専門店をはじめとした飲食店ビジネスを展開すると

5年生存率は3割程度だと思っておりますし、10年生存率でいうと1割と言ったところでしょうか・・・。

なぜ、そんな事態になっているのかと言うと、最たる原因は勉強をしないためです。

ホントに、ビックリするくらい勉強をしないんですよ。。。

 

そもそも、初期投資がかかり過ぎる飲食店ビジネスは 今の時代、ハイリスク、ローリターンな業種です。

そんなのは本屋に行ってビジネス本を複数冊読めば必ず書いてあります。

なので、生半可な気持ちでやってしまうと大変なことになるのです。

しかし、大半は思いつきや勢いでやってしまう人が多いように感じます。

実際に、ジェラート店や、菓子店。定食屋に、イタリヤ料理店。クレープ屋など、複数店舗も運営し

さらにはそれらの店舗を潰してきている私が言うのだから間違いありません。

ちなみに、私が運営してうまく行っているお店も複数店ありますが、多くの失敗を乗り越えての成功でもあります。

では、なぜ失敗してしまったのか・・・

と言うと

店舗の立地条件や競合企業。メンバー構成や会社の理念。新商品に、宣伝戦略。さすがに予測が出来なかった世界規模での感染症・・・。

様々な要因がありますが、そういった予期せぬ事態に「備え」が無かったためだからです。

そして、どんなことに「備え」が必要なのかは、だいたい本屋さんに置いてある本に答えが書いてあります。

 

もちろん本に頼らなくても、先輩経営者から話しを聞くこともできます。

ただ・・・

「1冊」や「1人」に聞く・・・じゃ足りません。とにかくたくさんの意見を多角的に拾い集める必要があります。

だいたいの「困ったこと」なんて、人生の先輩方も同じようなことを経験しているものです。

で、それらの改善策をすでに提示してくれているのですが、

それに頼らない(学ばない)人が、往々にして失敗するように感じるのです。

 

私は勉強せずに挑戦して失敗し・・・

四苦八苦しながら勉強して、身をよじり、あの手この手で何とか生きながらえた過去があります。

本当に運が良くて、多くの先輩経営者たちが様々な角度から指導をしてくれたのです。

 

なので、とにかく強く言いたいのは勉強しないと飲食店ビジネスはそもそも生きていけない業界なのです。

成功している飲食店経営者は、全員論理と知識で武装をしています。

そうしないと生き残れないのです。

もちろん初めからそんなにうまくいく人はいませんが

最低でも勉強習慣は身に着ける必要があるように思います。

 

何かの参考にしてください☆