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(株)あいすくむり の 売り上げ向上委員会

あなたのお店でしか食べられないオリジナルソフトクリームの開発・製造を通し、売り上げ向上のお手伝いをさせて頂きます。

「お金」を払う人。払わない人。

2017年06月15日 | ビジネス

こんにちは!

あいすくむりの加勢です。

今日は色々と賛否両論はあろうかと思いますが、「金払い」 の話題です。

最近は本業が忙しくて、現在はお断りをしていますが、僕は少し前まで、コンサルタントのお仕事をさせて頂いておりました。

※ 僕の本業は酪農業 (牛乳の生産) で、あいすくむりという会社もあくまでも副業として経営しています(^_^;)

 

特に、新規でジェラート屋さんを行いたい・・・という個人・企業さんを対象に

ジェラートマシンの選定から、店舗図面、市場調査、メニュー作りにスタッフ教育・・・採用の際のアドバイスなんかもやらせて頂いたこともあります。

まあ、ジェラート屋さんを運営したことがない人が、

いざ 「ジェラート屋をやろう!」 と思っても

「色々と調べたりするのが面倒・・・」 であったり

各々の事情で 「取りあえず、すぐにやらないといけない!」 という のっぴきならない事情を抱えた方を対象に、アドバイスなどをさせて頂いておりました。

自分で言ってしまうのも恐縮ではありますが、それなりに評判は良かったように感じています☆

ただ・・・

ハッキリと別れるのが、僕がご提供している商品は 「情報」 のため

その 「情報」 にきちんとお金を払う人と、払わない人がいる・・・ということです。

「情報」 は 目に見える 「モノ」 ではないですからね。

お金の授受の境目は、確かに分かりにくいものだと感じます(^_^;)

で、お金を払わない人と、お金を払う人がいて、

その両者を比較すると、圧倒的に  「お金を払う人」 の方が商売が上手くいく場合が多い・・・ですね☆

僕の基本姿勢として、商売上の質問をされたら、お金を貰おうが、貰わなかろうが同じことをお話します。

「お金をもらっていないのに話しちゃうの?」

と思われる方もいるかと思うのですが、不思議なことに、僕の話を聞いただけでいざ実践をしようとしても、ほとんどが僕がイメージしている事とは違うことを行い、しなくても良かった苦労をしているように感じます。

(なんだか「自分スゴイでしょ!?」 みたいな表現になってしまっており、気分を害した方がいましたらすいません・・・。。。)

僕は、お金を頂いていない場合、質問をされない限り基本的に何も言いません。

お節介なヤローだと思われたくないですからね・・・(^_^;)

ただ、お金を頂いるのであれば、そのお節介が 「お仕事」 になります。

依頼主が成功してくれないと、僕も後味が悪いので

「これはやってはダメです!」

「これはやってください!」

など、思うことはズバズバ言います。

おそらく、ここに大きな違いが発生するのだと思います。

 

僕は若い頃、ジェラート屋さんの店舗運営を行い、

見事に失敗して・・・

お金に困り・・・

人に困り・・・

それはそれはお腹が痛くなる経験をたくさん重ねながら身につけた知識でもあります。

ただ、そんな経験の一部を、ほんの少し聞いただけでは、簡単に細部まで理解出来ない・・・

と、生意気ながら思うのです。

 

なので、お金を頂こうが頂かなかろうが、お話をしてしまって全然問題ない・・・。

という考えなので、ノウハウと呼ばれるものは人に話しまくってもますし、ブログでも書きまくっているしだいなのです☆

 

だからと言って

「指導を受けたいなら僕に金を払え!」 というわけではありません。

そもそも僕は現在、コンサルのお仕事は全てお断りをさせて頂いておりますからね☆

 

ただ・・・

ビジネスとしてすぐに成果を上げたい場合、その業界で深い知識を持っている人にお金を出して、徹底的にご指導を貰っていた方が、成果を出せるスピードは速いです。

成果を出せるスピードが速い分、間違いなく稼げます。

きっと、年単位で早く成果が出せるんじゃないかな・・・・と思います。

そう考えると、コンサルに払う額なんて安いモノでしょ・・・。

 

という僕の見解を今日は書いてみました☆

これに関しては賛否両論あるとは思いますが、何かの参考にして頂けたら幸いですm(__)m

 

(株)あいすくむり → http://aisukumuri.com/

 

 


「スゴイ」 と思ったビジネスモデル。

2017年06月09日 | ビジネス

こんにちは!

あいすくむりの加勢です☆

先日、取引先のお客様とお酒をご一緒する機会があり、お酒を酌み交わしながら、色々とお仕事のお話をしておりました。

その方は、美容室とカフェを運営しており、店舗ではキレイな女性や、イケメンがイッパイ働いていて、華やかで、本当に順風満帆な運営しておられるのですが、お話の中で

「ほんの数年前までは、お金や人材で苦労をしていたんです・・・。」

というお話を伺い、

「華やかで、苦労なんで無いように見えている商売でも、色々とあったんだな・・・。」

と思ったのです。

ただ、お金や人材の苦労話なら、大なり小なりどの経営者にもあるもの。

気になるのは、どうやってその窮地を脱したのか・・・?

です☆

酔った勢いで、それはもう根掘り葉掘り聞いてきました(*^。^*)

そこの店舗は、もともと美容室のみの経営だったそうです。

親が経営したものを引き継いだ・・・とのこと。

オシャレで大きな美容室にはテラスがあり、席は8席。

オーナーさんは美容師の免許はもっているものの、自身は美容師としての仕事はせずにマネージャーとして管理をしている・・・。

ただ、雇用している美容師さんは2人。

ライバルの美容室がどんどん出店してくる昨今、売上減に加え、スタッフも減り、

席数からしても少なすぎる人材 & 大きすぎる店舗の固定費の捻出で、経営は火の車だったそうです。

そこでオーナーさんが取った行動は、

本格的なカフェを運営する!

という、一見するとかなりファンキーな戦略を取ったのです。

もともとオシャレで広い美容室の壁をぶち抜き、厨房とカフェカウンターを作り・・・

オシャレなテーブルやソファー。椅子に観葉植物。大きなコーヒー豆の焙煎機なども導入し、本格的なカフェをオープン。

話は逸れますが、カフェのオープン時に、我々の手掛けるソフトクリームを一緒に取り扱って頂くことになったのです☆

仕入れる豆や、ソフトクリームは本当に良質の素材にこだわったものにしました。

さらに、有名デザイナーに依頼をして、店舗のロゴを製作し、そのロゴが入ったコーヒーカップやグッツを製作。

素材にこだわり、焙煎にこだわり、オシャレなカップに入った1杯のコーヒー。

価格は500円程度。

ただ、1杯500円のコーヒー単品では、やっぱり高価ですし、高価なものはなかなか売れにくいのです。

そのくせ、原価がかかり過ぎているため1杯を売ったところで、赤字ではないものの全然利益には繋がりません。

ただ、美容室を利用するお客様には、

コーヒー1杯無料。もしくはソフトクリーム1本無料。

で、お出ししているのです。

よく美容室を利用すると、サービスでドリンクなどを出すお店があると思うのですが

このお店のオーナーは、そのサービスのドリンクを、ありえない程のエネルギーとお金を費やしてご提供したのです。

「生豆から購入し、焙煎したての本格コーヒーが無料で飲める美容室」

というそのサービスがお客様にウケて、今では売上は安定し、スタッフも大勢いる。そして、なにより連日お客様で賑わっています。

スタート当初は、管理者としてスタッフから信用を受けなければいけない・・・。

でも、もともと美容室のオーナーではあるけれど、美容師としての技術は全然ない・・・。

「自分のお店なのに、自分の居場所がなかった・・・。」

という状況から、様々な葛藤をして、悩み、学んで、今のような

美容室+本格コーヒーを提供するカフェ  という、ビジネスモデルの構築に行きついたそうです。

経営が火の車の状態で、大型の投資を行う。

本当に勇気が必要だったとお察ししますが、非常に良く考えられた集客の戦略だと思います。

 

とっても勉強になったので、シェアさせて頂きます☆

何かの参考にして頂ければ幸いですm(__)m

 

(株)あいすくむり → http://aisukumuri.com/

 

 


儲かるジェラート屋さんの運営方法 その4☆

2017年06月06日 | ビジネス

こんにちは!

あいすくむりの加勢です☆

前回の記事・・・

 『儲かるジェラート屋さんの運営方法 その3☆』

で、説明させて頂いた 「コンパウンド・プロダクトシステム」 ・・・。

勘の良い方はすでにお分かりだと思うのですが、我々あいすくむりが行っているビジネスモデルは、この仕組みを活用させて頂いているものなのです☆

ただ・・・

「実際に儲かっているか?」

と、聞かれると、

「正直、そこまでじゃない」

というのが本音です・・・(^_^;)

「コンパウンド・プロダクトシステム」 という仕組み自体は、非常に効率的な仕組みですし儲けやすいものです☆

では、なぜ利益があがらないのか・・・?

その理由は、我々あいすくむりの場合は、完全オリジナルの商品を開発し、どこのメーカーよりも少量生産しているため、効率が悪く、利益に直結しにくいのです(-_-;)

お客様から依頼を受け、開発に手間と時間をかけも、お客様のところで頑張って売ってくれなければ収益性としては全然上がらない・・・。

仮に、開発で1つのアイスを作るのに20時間をかけたとします。

20時間をかけて、1回の注文 (カップアイス60個) の注文しか来ず、1個200円でお出ししたとするのであれば、20時間かけて、12,000円 +開発費30,000円なので、全部で42,000円の売り上げです。

ただ・・・ 20時間もあれば、どんなにゆっくりでも1200個のカップアイスが作れます。

売れ筋のカップアイスを1200個作り、1個200円で全て売り切ったとしたら売上は24万円。

同じ20時間をかけるにしても、約20万円の差額があります。

「コンパウンド・プロダクトシステム」 でより多くの利益を出したければ、1つの商品を徹底的に大量生産をして、1円でも高く売りさばくこと・・・。

これが最も効率的で、利益に直結しますので、よくよくご理解して頂きたいと思います☆

 

ちなみに・・・

我々あいすくむりが、なぜ、そこまで儲からない仕事をしているのか・・・?

という疑問を持たれた方もいると思うのですが、

この多品種少量生産という仕組みは、利益に直結はしにくいのですが、お客様が分散されるので、面倒ではあるものの仕事がゼロになるリスクが少ないのです。

仕事がゼロにならない・・・ということは 「廃業しにくい」 ということです☆

また、ズバリ言ってしまって、現状1週間で平均2~3件ほどお問い合わせを頂いております。

新規のお客様を獲得することが難しいこの時代に、ホームページだけで全国からお問い合わせがある・・・。

それだけ面倒な仕事なので、ライバル企業がやりたがらないことをしているって証拠ですね(^_^;)

ただ、お問い合わせをくださった多くのお客様と接していると、

各々の地域性や、それぞれのお客様が持つ専門性の高い情報などをこちら側から聞くことができるので、僕自身、色々と勉強になることが多いのです☆

もともと僕自身、嫌らしい話ですが様々なビジネスを手掛けていますので、そういった専門性の高い情報は、お金以上の価値があると思っています。

そんな理由から、この会社をやっているわけです(^^;)

なにかの参考にして頂ければ幸いです☆

 

(株)あいすくむり → http://aisukumuri.com/


儲かるジェラート屋さんの運営方法 その3☆

2017年05月30日 | ビジネス

こんにちは!

あいすくむりの加勢です☆

先日の記事

「儲かるジェラート屋さんの運営方法 その2☆」

の続きなのですが 「コンパウンド・プロダクトシステム」 という生産システムを取り入れることでジェラート店の売り上げは劇的に向上する・・・というお話です。

その仕組みの内容ですが、ザックリ言うと

「お店でご提供するジェラートだけでなく、卸用のジェラートを製造する。」

です。

「なんだ・・・そんなことか・・・。」

と思うかもしれませんが、店舗での売り上げよりも、卸での売り上げの方が圧倒的に高くなります。

もちろん営業活動にどれだけのエネルギーを費やすかにもよりますが、間違いなく卸販売の方が伸びしろがあります。

店舗販売での売上は、夏の土日で天候もカラッと晴れている・・・・という、ジェラートを売るには本当に素晴らしい条件が揃っても、観光地か、商業施設、繁華街などの好立地でなければ、せいぜい1日の売り上げは15万円・・・と言ったところです。

しかし、10件。20件。30件と、自社の商品を扱ってくれる取引業者が増えれば増えるほど、その売上は向上していきます。

ただ・・・

多くのジェラート店は、残念ながら 「卸」 を行うことを念頭に置かずに店舗や製造室のレイアウトを行うのです。

特に製造室です。

非常に狭いのです。

店舗だけのジェラートを作るだけなら、製造室は狭くても問題ありません。

しかし・・・

大量の商品を作るとしたら、それなりに製造室が大きい方が効率的ですし、製造したアイスを保管しておく冷凍庫も大きくなければいけなません。

また、衛生環境も同様で、

「卸」 を行ううえで最も怖いのが異物混入です。

その可能性を排除するために、それなりの施設環境・衛生環境を整えなければいけません。

あくまでも

「店舗だけの売り上げで十分やっていけるんだ!」

と、言うのであれば無理は言いませんが、

リスク分散を行うために、ある程度スタートの計画の段階で、このことを念頭に入れておくことが重要だと僕自身は思っています。

ジェラートを製造するマシンは、なかなか中古が出てきません。

なので、ちょっとした店舗でも、すぐに一千万円程度の投資になってしまいます。そんな大型投資を行ったあとに、追加投資で現場を整えようとすると、余計に多くの資金が必要になってくるのです。

何度も言いますが、ジェラートの製造・販売を行うのであれば、

「卸用」 の商品を製造し、営業をかけて売って行くことが、売上を飛躍的に向上させるための戦略であり、

その為の、施設や設備の準備をお勧めします☆

是非、参考にして頂ければ幸いです☆

 

 

(株)あいすくむり →   http://aisukumuri.com/

 


儲かるジェラート屋さんの運営方法 その2☆

2017年05月24日 | ビジネス

 

あいすくむりの加勢です☆

写真のジェラート・・・

美味しそうでしょ?

今年の4月に、個人的にスタートをしてみたジェラートショップの商品で、自分で言ってしまうのは少しおこがましいのですが、とっても美味しいんです(^ ^)

さて・・・

こんなに美味しそうなジェラートですが、実はそこまで儲かる商売ではない・・・

と言うことをお伝えさせて頂きます(^_^;)

「儲かる商売ではない」 と言いきってしまうと語弊がありますし、「儲かる」 「儲からない」 という感覚は人それぞれの価値観にもよるので一概には言えませんが、あくまでも僕の価値観からお伝えさせると

「そこまで儲かる商売ではない・・・」

ということです(^_^;)

我々のジェラートは、

2種類のフレーバーを選んで頂き、牛さんのクッキーが付いて 500円 という、新潟という地方で商売をしているには、かなりの高価格な商品になります。

で、写真のように盛り付ける訳ですが

良く晴れた夏の日曜日で、300個程度売れるのです。

500円 × 300個 = 150,000円

10時から18時の8時間営業で、約300人のお客様の対応し、

スタッフの数は

ジェラート盛り付け 1名

クッキー乗せ&レジ打ち 1名

ジェラートの製造&雑用 1名

の、計3名。

この3名で300人のお客様を対応するのが、忙しいけどバタバタし過ぎずお客様の観察もしっかり行うことが可能な数で

これ以上お客様の数が増えてくると、接客のパフォーマンスが低下していく・・・

という数値になってきます。

※ちなみに、これは僕が運営するジェラートショップでのお話なので、世の中にあるジェラートショップすべてに該当する数字ではありません。

3人で15万円なので、1人あたり5万円は決して悪い数字ではありません。

ただ、毎日300人のお客様が入店してくれれば良いのですが

残念ながら、夏の良く晴れた日曜日で300人のお客様が来られるのであれば、平日であれば日曜日の10分の1の30名程度。

天候が崩れると、日曜日でも100名以下。平日では売り上げが1万円すら行かないこともあるのです(=_=)

これが、ジェラート屋さんの実態で

スゴク華やかで、オシャレに見える商売ですが、よほど立地が良い所でお店を運営しない限り、継続的に店舗運営だけでの収益を獲得するのは難しいのです。

さて・・・

今日のお話は 「儲かるジェラート屋さんの運営方法」 です☆

店舗運営だけではなかなか利益に繋がらないジェラート店なのですが、僕が4年前に考案し、実際にやってみたところ、劇的に売上を向上させた方法をお伝えします(>_<)

名付けて

『 コンパウンド・プロダクトシステム 』

この仕組みは、僕が昔 「ジェラートショップを新規で立ち上げる企業や個人の方」 を対象にコンサルタントとして情報提供させて頂いていたものでもあり、非常に好評を頂いていた仕組みの一つでもあります。

直訳すると 『複合生産の仕組み』 という意味なのですが、この仕組みを、ジェラート屋さんをスタートする前・・・

店舗や製造室の図面や配置図を考える以前に、しっかり理解をし、しっかりと頭の中に入っていると、以後のジェラート屋さんの運営に大きく影響してきます。

『 コンパウンド・プロダクトシステム 』

その説明は、次の記事でご説明をさせて頂きます☆

 

(株)あいすくむり → http://aisukumuri.com/