打越通信

日記ふういろいろ

4月のさくら

2018-04-01 20:43:47 | 桜前線
この一週間もいろいろな事がありながらついついと過ぎてしまった。
気がつけば暦は変わって4月に入っている。
桜もその間に満開になり散り始めていた。
3月29日は母の命日だった。
あれから5年が過ぎ、というかもう5年も経つのかと不思議な感覚になる。
今年の桜は例年より早いとニュースで聞く。
しかし母が亡くなった年のその日はすでに桜は散っていた、いやいや、母の葬儀の日には散っていたことを覚えている。
あわただしかった日々だったが、葬儀後に初七日まで済ませたので間違いないようだ。
そしてもう一つ、母の3回目の命日の日に博多の街にやってきた事だ。
そんなことを考えながらこの一週間は過ぎて行った。
土曜出社もしなくて良くなり、久しぶりに土日の連休だった。
狭いマンションにいるのはとてつもなく息苦しく、休みのたびにどこそこに出かけている。
日曜日の今日はさすがに遠出はしたくなかったので近場の動植物園に出かけた。
午前10時にはすでに駐車場はどこも満杯で、クルマで出かけたことを悔いた。
どこに行こうかと思ったが、迷わず行ってみたいところが出てきた。
ふたたび自宅近くまで引き換えし、空港通りを突っ切って駕与丁に向かった。
ここもすでに公園の駐車場はすでに満杯だったが隣にある役所の駐車場が空いていたのでそこに駐車することが出来た。



大きな池の周りには桜並木が並んでいて綺麗だった。
それに引かれてか多くの人たちが花見を楽しんでいた。
実は桜(花見)も今回が初めてではなく、舞鶴公園にも出かけてみたが、こちらもあまりの人ごみに花を楽しむという雰囲気ではなかった。
ただ人が集まる所に輪をかけて人が集まる、福岡に限った事ではないのだろうがそんな光景がいやになり早々にやめにして帰ったのだ。



駕与丁公園も同じで狭い場所にテント(タープかな)を張り、広い公園であってもたかが一坪くらいの場所に超過密の人口密集地を作っていた。



人が集まる所とそうでないところと極端にわかれる、そういう習性をなぜだろうと考えさせられるのだ。
まあそんなことはどうでも良いのだけど、ようはあまり感激というものがなかったという事だ。



ある作家(ヘッセ)が<人の幸福とは、美しいものを美しいと感ずることができる事だ>みたいな事を言っていた。
だから人は夕日を見て感動したり、美しい音楽を聴いて感動することもできる。
桜を見てもあまり感動が無いという事は、今の私は幸福(豊か)ではないのだろうか?
そうかもしれないな・・・。

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2 コメント

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花見にはテント? (nojinoji)
2018-04-01 23:06:53
こんにちは。
八景水谷の花見ではレジャーシートよりもテントが目立っていました。
三角おにぎりみたいなコロッとしたテントです。
(^^;)
気兼ねせずに昼寝が出来ますね。
でも気温25度で陽があたると小さなテント内は暑いですよね~。
テント (ケン)
2018-04-03 21:19:31
花見にテントはどうでしょうか?
せっかくの桜が見えるのでしょうか。
私はシート派に一票。
お隣の料理も頂きたいし...

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