打越通信

日記ふういろいろ

三角西港

2012-02-13 07:26:41 | 熊本の風景
昔、1年半ほど昔でいう本渡市に住んでいたことがある。
今で言えば天草市本渡町というところだ。
だからこの国道57号線は何度となく通っている。
久しぶりにこちら方面に用事があったので国道57号線を天草方面にクルマを走らせる。
宇土半島をこの57号線は海岸沿いを走る。
島原湾をはさんで対岸が島原半島だ。
少し走ると宇土半島の先端の三角(みすみ)西港に着いた。
三角港は西と東に分かれ海の玄関口としては東港は中心的な役割を持っている。
しかし西港は近代港湾としては明治の3大築港して歴史的にも大変な所らしい。
明治といえば開国の時代だ、そんな時代に貿易港として作られたのだから凄いところなのだ。
今では港湾遺産として残そうと当時の建物の復元や周辺整備がされ公園のようになっている。



当時貨物輸送の取次ぎをしていた旧高田回漕店



荷役倉庫として作られた土塀作りの建物だ。



今では海が見渡せるオランダカフェとして使われている。



そしてその横には見事なアコウの木がある。



明治天皇の即位50周年を記念して建てられた龍驤館(りゅじょうかん)



この三角西港の築港に尽力をした富岡敬明の銅像



開港当時に出来き20年で姿を消したといわれる幻のホテル浦島屋



三角西港の設計者、ムルドルの名前を取った物産館。



展示上には当時の船のスクリューなのだろうか展示されていた。
そんな歴史があるとは全然知らなかったのだ。
だから調べ調べ書いているので間違いがあるかも知れない。
そんな三角西港、九州山口の近代化産業遺産群のひとつとして世界遺産を目指しているそうだ。



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