モネ展

残念だけど博多まで行かないといけない。
朝新聞を見ているとモネ展で「印象、日の出」の展示が始まったという。
妻といつ見に行こうかと話し合っていたが、娘の帰省に合わせて今日となった。
平日の渋滞を避けるため朝９時過ぎ家を出た。
急ぐ必要もないしゆっくりと国道を走った。
娘は有給を取りマンションでゆっくりした時間を過ごしているようで、こちらもあわててはいない。



午後１時頃、娘が住む美野島に到着、博多駅前を過ぎ昼食に出た。
博多の街も通勤していた頃からすると少しずつ変わりつつあるが見なれた街だ。
懐かしさも少しはあるが、ただそれだけだった。
食事を終わり、ナビに福岡市美術館を登録した。
博多の町中も少し道はわかるものの、ナビに聞いた方が正解だろう。
百年橋からナビは空港通りを通り大黒橋を左折するように指示を出す。
天神を抜け更に左折すると福岡城跡地（むかし平和台野球場跡地）に出た。
堀の橋を渡り、美術館の駐車場に駐車した。
多いかなと思ったが駐車場はそうでもなかった。
あとは観光バスの外国人観光客だ。
しかし観光バスもそう多くは無かった。



それでも館内に入ると平日だというのに結構人がいた。
入場券を３人分買って鑑賞だ。





約９０点の展示という事だが年代別に展示されていた。
やはり「印象、日の出」が目玉だろう。
年代別の作品を観て行くがやはりこれが目を引く。
一点一点を目を細めたり、前に出たり後ろにさがったりして観てみたが、私のような凡人には良いなあと思う作品は４，５点だった。
その中でも「印象、日の出」とあと２点が印象に残った。
まあ、それだけでも来たかいがあったというものだ。
原画はパンフレットや売店に売ってあるレプリカのような鮮やかさは無い。
照明の関係なのか、薄く曇りがかったくすんだ色合いだった。
それでも鮮やかな感じで不思議な印象だった。



見終わって空気を吸いに外に出た。
目の前には大濠公園の大きな池が広がっていた。
夕方近くになり、渋滞を避けるため筑紫野インターで高速に乗り帰宅した。
さすがに長距離は腰に来る。
サービスエリアで休みながら、ストレッチで腰を伸ばしの繰り返しで帰宅した。