打越通信

日記ふういろいろ

立田自然公園

2012-10-09 11:28:56 | 熊本の風景
朝起きて素晴らしい秋空だった。
この3連休も初日は曇り空だったが、あとの2日は素晴らしい秋空を迎えた。
こんな素晴らしい日は家に居るのはもったいない。
日頃の運動不足の解消のため、散歩に出る事にした。
しかし妻の体調があまりよろしく無いようで、クルマで出かけた。
行き先は立田自然公園(細川家菩提寺泰勝寺跡)。
家から2,3kmなので歩いても行けるところだが、しょうが無い。
熊本大学の裏の細道を薬園町の通りから入る。
駐車場にクルマを置いて、料金所で大人2人分400円を払う。
中に入ると鬱蒼とした森の中に、池がある。
そういえば入口に、「熊本水遺産(立田自然公園泰勝寺跡)」の看板が建っていた。
池の辺にベンチがあったので、しばらくそこに座りまったりとした時間を過ごした。
料金所でもらったパンフレットの見取図をみて、散策コースを探す。
池の右側から大きく一週することにした。
歩いていると大きな杉だろうか、根が浮いて細い道に現れている。
しばらく歩くと今度は竹林が見えてきた。
大きな竹の葉に朝日が輝いてきれいだ。



細川家代々の墓を抜け、四つ御廟(ごびょう)にやって来た。
初代細川藤考(幽斎)夫婦、二代細川忠興夫妻の墓がある。
明智光秀の三女の玉子(ガラシャ)の墓は一番奥にある。
三十八歳で波乱の人生を終えた墓の前には
「散りぬべき 時知りてこそ世の中の 花も花なれ人も人なれ」
辞世の句が書かれていた。



更に先に行くと泰勝寺二代目和尚の墓と剣豪宮本武蔵の供養等がある。



引き返し、階段を下りると、細川家私邸(見学は出来ない)の長塀に出た。
なんとも趣のある風景だった。
塀沿いに塀の反対側は苔園になっている。
朝日の中に木々が輝く。



その向こうに赤い野だての赤い椅子が見える。
そう今日は表千家、裏千家、肥後古流の3流派の合同茶会なるものがあっているのだ。
鮮やかな着物姿に、茶室に野だて9つの茶席が設けられているという。



さっそく茶席に行き写真を撮らせていただいた。
テレビもNHKが来て、地域ニュースにでも使うのだろう、取材していた。
穏やかな秋晴れの中、お茶を一服するのも至福の時

花も花なれ人も人なれ


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