打越通信

日記ふういろいろ

さくら散る

2017-04-12 20:53:12 | 日記ふう
朝6時にはすっかり周りは明るくなる。
先日のジョグでは左脚の痛みにショックを受け、これではいかんと思い立ちジョギングシューズを取り出して近くの公園に行ってみた。
桜はすでに満開を超え、風が吹くたびに花吹雪が舞っていた。
ゆっくりと走り出すがやはり左脚に激痛が走る。
それを我慢して走ろうととすると左脚が全く動かなくなってしまう。
しばらく立ち止まり屈伸などして痛みが和らぐのを待つ。
痛みが引いて走り出すが、再び痛みが出る。
それを数回繰り返すが痛みの先には何もなかった。
30分ほどそんなことを繰り返し、ふたたびショックを受け自宅の戻る。
一度医者に見せた方が良いのかな、そんなことを思いながら出社した。
仕事もあいも変わらず、忙しいのやら暇なのやらわからない。
一日が終わるとどっと疲れが出てしまう。
精神的な疲れがものすごい。
問い合わせや同僚からの受け答えに何かと神経を使う。
もうすっかりそんな生活に慣れてしまったのか、やっと仕事に集中出るかと思いきや、今度は集中力が続かなってしまった。
10分も机でパソコンの前で考え事をすると、いつしかふわっと気が緩んでしまう。
そのたびに休憩といって仕事場を離れ一息つきに行く。
たぶんそんな私の行動を上司は良い顔で見ていないことはわかっている。
それでも息が詰まるような雰囲気から脱したいという気持ちの方が強いからしょうがない。
もう歳かなと思ったりもするが、孤独に浸り考え事や読書をするときはそんなことは無いのだから不思議なものだ。
今までは一つの事に没頭できる時間というものが十分に確保されていたのだが。
今では電話や口頭での受け答えで寸断されてしまう。
そのたびに<あれ今どこまでやったっけ>と再び気持ちを切り替えなければならない。
結局、きょうは一日何をしてたんだろうとなってしまう。
環境なのか年のせいなのか、散りゆく桜を見ると何故か悲しくなる今日この頃なのだ。