打越通信

日記ふういろいろ

里の秋

2015-12-08 12:10:01 | 熊本の風景
あまりにも天気が良いので熊本城に行ってみた。
今年の紅葉は暖冬であまり期待できないのかも知れないと思っていた。
熊本の象徴のような銀杏の木も12月も上旬だというのにまだ青さが残っていたり、葉が落ちすでに枯れ木になっていたりと木によってバラバラだ。
しかし見頃はあと少し先なのかも知れない、と思っている。
お城の下に真っ赤な紅葉を発見した。



行って見ると小春日和の強い光に輝いてきれいだった。
さすが熊本の上級武家屋敷といわれる細川刑部邸(別名長岡刑部邸)の庭には今が見頃の紅葉があった。





平日だというのにけっこう人が多い。
ガイドブックによればこの場所に移転して30年になるそうで、その前は子飼にあったそうだ。
紅葉だけでなく松や銀杏も立派な姿を見せてくれる。
熊本城の築城当時からこの地に鎮座しているような風格もある。
熊本城も観光バスが何台も停まり賑わいを見せているが、さすがに細川刑部邸まではそんな観光客は来ないようで、落ち着いた静けさの中にある。



庭では早速、婚礼の前撮りが行われていた。
白無垢に赤い紅葉がとても似合いそうだ。



澄み切った空気と強い日差しに生える紅葉、でも写真にするとその輝きを表現できないのが残念だけど、数枚撮ってみた。
細川刑部邸は今からが見頃になると思う。
是非一度足を向けられては如何でしょう。