打越通信

日記ふういろいろ

師走の一日

2015-12-06 10:51:07 | 日記ふう
朝起きて実家に向かった。
過去帳によれば平成2年の今日は祖父の命日だった。
祖父が亡くなって25年になるわけだ。
約2時間かけ実家に着く。
一通り家の周りを見て回り、納骨堂の鍵を取り出し、納骨堂に向かった。
細い山道をてくてく登り納骨堂の扉を開きお参りを終える。
近所の親戚にも挨拶もせずそのまま帰ることにする。
帰るにしてもまだ時間がある。
祖父の命日に釣りとは如何なものかと考えたが、まあ良いでは無いか。
釣具屋で最小限の撒き餌とえさを買い、父とよく行った赤灯台に向かった。
クーラーも持ってきていないのでバケツを二つと竿だけもって赤灯台に向かった。
しかし休日ともあり赤灯台の堤防は先客がいた。



その先に磯があるので行ってみたが磯の先端にも先客がいた。



手前の磯が空いていたのでそこに陣を取った。
撒き餌を巻くと小魚が一斉にわき上がっていた。
仕掛けを入れてみると一投目からウキが沈んでいく。
ガラカブが釣れた。
その後も入れ食い状態で釣れるがガラカブかツバメ、待望のクロの姿は見ることができなかった。
不知火海にはいくつもの漁船が出て漁をしている。
潮の流れも満ち潮のようで、磯もだんだんと狭くなってくる。



海鳥が小魚を追ってか数羽海に浮かんでいた。
磯の先ではボラがあちこちで飛んでいる。
ボラを狙うならボラ仕掛けがいるが、今日はクロ狙い、なかなかクロには会えない。
2時間ばかり楽しんで帰路についた。
バケツに釣ったガラカブが数匹いたがすべて海に戻した。
クルマに戻り時計を見ると4時少し前だった。
今日は夕方から町内会の忘年会がある。
実家から親父が聞いていたクラシックのCDを数枚もらってきた。
ドボルザークとバッハを聴きながら帰路についた。